概要
完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)の一人で「完刺」の異名を持つ完璧超人。
過去登場したアトランティスやゲッパーランド同様水棲超人で、「フライングソード」という名前の武器にもなる長く鋭い舵木通しや背ビレを持つ。
スマートな体格が特徴で受身を得意とし投げ技をものともしない他、水棲超人らしく水中戦を得意とする。
他の完璧超人同様高慢な性格で他の超人や人間を見下す一方、自らが勝利した(と、思っていた)際に人間から歓声が無ければ不満を露にする等の一面も。
正義超人との全面対抗戦ではイギリス・テムズ川にて、突如乱入した7人の悪魔超人の一人で同じ水棲超人のアトランティスと戦う。
アトランティスとの戦闘では互角の戦いを演じ一度はアトランティスを圧倒、彼とかつて対戦したロビンマスクを侮辱した後舵木通しを喉に突き刺し圧倒。
しかしロビンマスクとの戦いで負った古傷を鍛える事で逆に古傷をより頑丈なものにし、かつての宿敵との戦いを侮辱されたことに激怒したアトランティスの猛反撃を受ける。
それでも尚特技の受身でアトランティスの技をいなし続け、両者が得意とする水中戦へともつれさせフェイバリットホールドの「”完刺”スピアフィッシング」を連続で放ってアトランティスを串刺しにする。
がしかし悪魔の意地をみせ、地獄への道づれへとせんとするアトランティスの『最初で最後に見せる大嫌いな超人の得意技』である「タワーブリッジ」を喰らい彼共々絶命KOという壮絶な結果に終わる。
直前まで優勢に戦いを進め勝利寸前まで行きながらの(慢心した結果の)逆転引き分けであったためストロング・ザ・武道からは「完璧・無量大数軍を名乗っていたことを恥じろ」と罵倒されてしまった。
必殺技
- ”完刺”スピアフィッシング 上顎のカジキ通しの部分で相手の体を突き刺す。
- 鰭ノコギリ 襟元のヒレを鋭い刃のようにして動かして切り裂く攻撃。 相手に組み付かれた際にも脱出として役に立っている。スニゲーターがかつて似た技を使っている。
- フライングソードフィッシュ マーリンマンの象徴的な基本技。上顎のカジキ通しの部分を突き立てて、 勢い良く突進しながら突進をおこなう。