ダイダラボッチ

だいだらぼっち

日本の伝説に登場する巨人。

概要

日本の伝説・伝承に登場する巨人。

名前の由来は定かではなく、「大太郎法師」だとも、製鉄の一種・タタラ製鉄の製鉄者ではともされる。

各地の民話や昔話では共通して山や川、湖などの地形を作ったといわれる。

富士山や八ヶ岳、浜名湖などを作ったとも、茨城で発掘された大量の貝はダイダラボッチの食べ後ともされる。

代表的な伝承

三重県大王町の辺りにて暴れていたが（悪意を以って暴れていたとする説と動くだけで結果的に周囲に被害をもたらしていたとする説の両方があり。）、彼の足跡を見た事がある村の長老のアイデアで「彼の足より大きな巨大草履（村人総出で製作）を履く更なる巨人」の話を吹き込まれ、「存在しない巨人」の影に怯えて海の彼方に逃亡した。

ちなみに、現在でも大王町には巨大草履を海に流して安全を祈願する（=ダイダラボッチが舞い戻らないように願を掛ける意味合いがある。）わらじ曵き神事が実在する。

表記揺れ

だいだらぼっち デイダラボッチ

関連タグ

巨人 妖怪 神 もののけ姫