以下の記事にはネタバレを含む記述があるので閲覧には注意してくださいね☆
えっ?狐だから真名が絞られている?何の事を言っているか全然わかりませんね☆
プロフィール
誕生日 | 不明 |
---|---|
身長 | 160cm |
体重 | 49kg |
スリーサイズ | B86/W57/H84 |
CV | 斎藤千和 |
概要
青いノースリーブ和服に狐耳、大きな尻尾が特徴の「露出度の高い着物を身に纏う妖艶な半獣の呪術師(公式)」。狐の特徴を備えたその格好のため、ネット上ではキャス狐と呼ばれ親しまれている事が多い。
『Fate』シリーズでは同じクラス名に該当するキャラクターが複数存在するので、真名のネタバレと他キャラとの混同を避けるために俗称が用いられることがある。
キャス狐もその一つ。
呼び方は「キャスぎつね」と呼ぶ向きも一部にはあったが、「TYPE-MOONエースVol.6」の付録DVDで「キャスこ」と呼ばれていたため、呼び方の揺れに関しては一応の決着がついている。
真名は玉藻の前(たまものまえ)。日本三大悪妖怪と名高い九尾の狐。『人間に興味を持ったアマテラスが記憶を消して人間に転生した存在』というのがFate/EXTRAの設定。
悪霊として呼ばれたのなら他サーヴァントを指先ひとつで倒せる力を持つらしい。
なお、彼女を一般的な書物などで遡っていくとその起源は遥か昔、封神演義に綴られている中国の商と周の戦争(封神戦争)のきっかけを作った千年狐の精『蘇妲己(そだっき)』である。
※妲己と言う名前は元々は彼女が成り済ました人間の名前で、千年狐の精自体にはそれ以前は名前は特になかった。なお、人間の妲己は絶世の美女であり、千年狐の精はそれに変化しているに過ぎない。
最後には太公望によって斬首の刑に処されるも滅びることはなく、その後もたびたび絶世の美女の姿をとって中国のいくつもの王朝や国を狂わせた後、いつしか日本にわたってまた同じ方法で悪さを繰り返し、終いには安倍清明に退治されるも今度は瘴気と猛毒を吐き出す殺生石になってどこまでもしぶとく悪事を重ね続けた。(後に3つに砕け散っている)
マスターである主人公に対しては絶対遵守な態度を取り、良妻狐を自称する…というよりご主人様至上主義を掲げ、他のサーヴァントやマスターには一切の容赦無く毒舌を振るう。堅苦しい振る舞いは一切スルー。喋っていて楽しい、笑顔で呪うブリっ狐お稲荷さん。
その言動はとっても月姫の誰かさんに似ており、その笑顔の奥にもやっぱり複雑な過去がある様子。
だが主人公のことを一途に想い、主人公のために精一杯尽くし、そして主人公の言動に一喜一憂して照れたり拗ねたりはしゃいだりする様子は、さながら純粋なお年頃の乙女そのものである。
ゲームでの性能
説明書に「最弱のサーヴァント」と書かれ、ゲーム内の会話でも自虐しだす程に辛い(ピーキーな)性能を誇る。何しろクラスがキャスター(魔術師)なので他2名に比べて攻撃力も防御力もHPも低い。タイマンで殴り合うしか無いこのゲームで彼女を1周目に選ぶとEASYでも『茨の道』、NORMALなら『修羅の道』を歩むことになる。
さらにタマモの宝具『水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし)』は彼女が持っている鏡の力の一部を一時的に解放してスキルを使ってもMPが減らなくなるというものなのだが、本来は味方の大軍勢を支援するのが強力な使い方で、Fate/EXTRAの戦闘は一対一なので本来の鏡の力の一部を超非効率に使っていることになる。
しかし、後半になるにつれキャスターのクラスらしく攻防共に優秀な効果の揃ったスキル、を覚え、強力な魔力によるスキル連打によってサーヴァント(ボスクラス)が相手であっても完封・無双が可能。
大器晩成型、とは本人の弁。前半が辛い分、後半になればなるほど好き勝手に暴れることができて戦闘が楽しくなってくるタイプ。しかしやはり打たれ弱いので事故死はご愛嬌。むしろ相手に殴らせたら負けである。2周目以降で選ぶ場合には引継ぎ要素(装備引継ぎや敵の行動パネル開示)があって大分楽になるので、どうしても待てない人以外は1週目は違うサーヴァントを選び、2週目以降からプレイしていくといい。
なおストーリー上で主人公の性別を選ぶ際、キャスターを選ぶ時のオススメは「プレイヤーが男であるなら、男主人公」とされている。一途に尽くしてくれるキャスターとのベタ甘な展開が楽しめる。(もちろん女性主人公ならではの会話もあるので、どちらでも楽しめるのが前提)
CCCでは
続編のCCCでも同じく味方のサーヴァントとして登場。
今作では能力の振り分けができなくなっているので余計に戦闘が辛い。
「呪法・玉天崩」なるスキルを習得。ダメージは筋力依存。MP消費100。
筋力の低いキャスターでは役に立たないと思うだろう。だがそんなことはない。キャスターの全スキル中で最高火力である 。
なぜそんなことが可能なのかというと別名は一夫多妻去勢拳と言えば前作をプレイ済みの人には多分伝わる。
これによってMP消費ゼロの効果の宝具が活きる。よかったねキャス狐。(あの曲が流れている中で玉天崩を連発するのはかなりシュールだけど)
隠しボス3番手はかつてのキャス狐と彼女の元マスター、プレイヤーキャス狐でも彼女達と戦える。HPと火力はボス補正で強化された他、状態異常効果も健在。最大の特徴はやはり、口調が常時シリアスである。
きせかえ七変化★
公式サイトのウェブミニゲームなのだが内容は公式が病気といえるものになっている。
やってみたほうが早いよ→きせかえ七変化★
関連イラスト
関連動画
Caster, An Extra Life With Anyone She Wants
ゲーム中において宝具を解放した時に流れるBGM。非常に神秘的な雰囲気を漂わせ、人気もある曲なのだが、肝心の宝具の持続時間が1ターンしか無いので、あんまり勝負を急ぎ過ぎるとイントロが終わる前にターンが終わってしまう事も。
関連項目
瞬刃剣舞ユーナ……カップやきそば現象(服装等の細部に違いはあるが)