概要
走種目を主体にするトラック競技と、跳躍(走幅跳など)や投擲(ハンマー投など)を主体にするフィールド競技に分かれる。
走種目の大半はトラックを使って行われ、跳躍や投擲などのフィールド種目は、トラックの内側にあるフィールドで行われる。なお、競技場によってはフィールド競技(特に跳躍)の競技場所がトラックの外側に設置されていることがあり、またマラソン等の道路競技は競技場外の公道を走ることになる。
1983年からは世界陸上競技選手権大会が開催されるようになった。当初は夏季オリンピック前年の4年に1回の開催だったが、1991年の東京大会からはオリンピック前後の2年おきの開催となった。
歴史
陸上競技は紀元前776年の第1回古代オリンピックに遡る歴史のある競技である。この時にはスタジアムの長さ分の走種目、スタディオン走のみが行われた。
古代には、他にもヨーロッパ中でいくつかの競技大会が開かれていた。