概要
アセルス編のラスボス。大量の「寵姫」と呼ばれる女性を棺にて管理する、ヴァジュイールと並ぶ妖魔のトップの1人。リージョン「シュライク」で配達の手伝いをしていたアセルスを偶然とはいえ馬車でひき殺し、その際に自分の血が混ざって蘇ったアセルスを自分のリージョン「ファシナトゥール」にある城に連れ去った。
多数の妖魔を従えており刺客として送り込むほか、場合によっては特殊空間に相手を幽閉するなどの大掛かりな手段も使う。しかし最初の寵姫だった零姫からは「並みの男と変わらぬ」と評されており、どこか小物感もある人物像となっている。
戦闘では、スタンドを呼び出して攻撃させる戦法を中心に、背景の肖像画による攻撃強化をスタンドに施す。ストーリー上でも戦闘でも他人任せな面が目立つともいえるのだが、なぜそのような戦い方をするのか…データ内に意外すぎる答えが隠されていた。
下級妖魔だったのである。
裏解体真書には「長く生き過ぎた妖魔は位を落とす」と表記されていたからある意味では間違いではなかろう。もし自分で攻撃したのなら、プレイヤー側の上級妖魔へのダメージが¼に軽減され、足元を見られるところだったのである。実際にはそれがバレる攻撃手段を避けることで露呈を避けている形。