概要
設計者はゲンナジー・ニコノフらで、最初の2発の弾丸を短間隔で発射する機能を特徴としている。右側面に折りたためる銃床を採用し、強化プラスチック部品も使用されている。
通称「アバカン」これは次世代小銃計画のプロジェクト名である。
毎分1800発という高速な発射速度を確保するための2点バーストが特徴で、これ専用に「プーリー駆動バースト機構」という発射機構を採用している(フルオート時、3発目以降は毎分600発)。
また上記の機構のために、マガジンがやや右側に傾いて装填される。
機構の複雑化もあってAK-74と比べトラブルも多く、慣れていない新兵ではまともに整備も出来ず、値段も高いので少数配備程度だったが、経済の回復によりどうにか1個小隊に1挺のペースで配備されている。
が最近AK-12の登場で立場が危うくなっている。
設計者であるニコノフが亡くなった為、改良やバリエーションの開発は遅れている。
基本データ
全長 | 943mm |
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銃身長 | 405mm |
重量 | 3850g |
口径 | 5.54mm |
装弾数 | 30発 |