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青い花ショックの編集履歴

2013-09-25 15:56:47 バージョン

青い花ショック

あおいはなしょっく

青い花ショックとは、『Axis Powers ヘタリア』のイベントタグの一つ。

概要

キタユメ。のブログ(通称・竹林)の2013年9月19日の「Davieさん」に掲載された漫画から。

一般人と国との関係について描かれた無声漫画では、幼いアメリカとDavieという少年が描かれている。

それに関するイラスト漫画に付けられる一種のイベントタグ。


名前の由来は、アメリカとDavieが図鑑らしきもので見た青い花から。


関連タグ

ヘタリア ショック

アルフレッド・F・ジョーンズ こめりか


APH一般人シリーズ






ネタバレ

※あらすじ。ネタバレ注意。




一度目の出会い。

幼い頃のアメリカはある日、草原で一人の少年に出会う。

そばかすを頬に持った少年は自分を「Davie」と名乗った。


彼の家らしき場所に案内されたアメリカは、そこで図鑑らしき本を見せてもらう。

その中には青い花が載っており、二人はその花の話で夜まで盛り上がる。

そして彼の家から帰る時、アメリカは、今度はその花を自分が持ってくることをDavieと約束したのだった。



二度目の出会い。

アメリカはほんの少し成長した姿で花を探していた。

あれから一生懸命探していたようだが、結局青い花は見つからない。


仕方がなくDavieにそのことを報告しようと会いに行く。Davieの家は少し大きくなっていた。

そして、そこにいたDavieは成長してアメリカよりも大きな青年になっていた。

少年のままであるアメリカのことが分からなかったらしいDavieは、戸惑う素振りを見せつつ、アメリカのことを相手にせずに別の人と話しながら家の奥へ立ち去っていく。

アメリカはこのDavieの態度を、自分が花を持って来なかったからと勘違いをし、どうしても青い花を見つけなければと考えるが、花は見つからない。



三度目の出会い。

どうしても花が見つけられないアメリカは、イギリスに青い花に付いて尋ねる。

するとイギリスは、その花が此処には無く、自分のイギリス本国にあることを教え、今度、自分が青い花を持って来てやることをアメリカに約束する。


喜んだアメリカは、そのことを伝えるためにDavieのもとを訪れる。Davieの家は更に大きくなっていた。

柵から呼び掛けるアメリカだが、そこにいたDavieは大人のおじさんになっており、奥さんを傍らに、娘に本を読み聞かせているところだった。

あれからほとんど姿の変わらない少年アメリカ。当然、Davieには分からず、娘に友達かと尋ねる。

アメリカは青い花の話をするが、それでもDavieには分からない。

お父さんとお母さんはどうしたのかと聞いてくるDavieに、アメリカは戸惑い、とぼとぼと帰って行った。



四度目の出会い。

落ち込み、拗ねていたアメリカの元へイギリスがやってきた。

浮かない表情のアメリカに、イギリスは青い花束を渡す。とうとう約束の青い花を持って来たのだ。

アメリカは歓喜し、やっとの思いで青い花を手に入れたのだと、Davieのもとを訪ねる。


すると、そこにはあの時自分が出会った、青年でもなく、大人のおじさんでもないDavieが!!

ずっと探していたDavieを見つけられた少年アメリカは、笑顔で彼に青い花を渡す。


しかし…

Davie



そう、その少年はDavieではなかった。

Davieの幼い頃にそっくりな、Davieではない少年は、暗い表情で花束を受け取ると、それを黙って箱の中へ投げ入れた。

箱の中には、安らかに眠る老人が…


人が、子供の頃からその一生を終えるまでの長い時間の間でも、アメリカの姿はほとんど変わらない小さな子供のままだった。

アメリカは戸惑いつつも、目の前の少年をDavieと疑えず、棺の中から取り出した青い花を彼に差し出す。


「? Davie?」



少年は、何も答えないままだった。




関連イラスト


外部リンク

ブログのような竹林

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