概要
美食神アカシアのコンビであり、今の世において「神の料理人」と謳われる伝説の女性料理人。整った顔立ちをした短髪の美女で、慈愛と母性に満ち溢れた性格。
グルメ細胞の力を駆使した調理術を使用し、本気で料理する際にはグルメ細胞を体外に出すことで外見が変貌し、長髪の姿になる。
一龍、次郎、三虎の母親的存在で、特に三虎からはそれまで人から殺意、悪意、敵意といった負の感情しか向けられなかった彼に初めて「施し」を与えた事で、実の母親同然に深く慕われていた。
「この世のものはすべて分かち合った時に真の価値が生まれる」という価値観を持ち、グルメ戦争の際には沢山の人にたらふくご飯を食べて欲しいという一心で、 時には傲慢な民衆に一生懸命作った料理を無碍にされることがあっても、少しも怒る事なくひたすら弁当を作って配給し続けていた。
三虎を拾って10年近く経った後、迎えに来た「ブルーニトロ」なる生物に連れられて、アカシアと共にどこかに行ってしまう。
数ヶ月経って帰ってきた時には慣れない食材(後のGOD)を調理したせいで酷く衰弱しており、彼女を助けるべくグルメ細胞を一気に活性化させる再生の水「療水」を取りに行って瀕死の重症を負った三虎のために料理を作るが、それが致命的な負荷となり、最期はまな板に向かったまま死亡した。