古くはアオシマオリジナル合体ロボットアトランジャーをはじめ、
艦橋がロボットの上半身というぶっ飛んだ発想の合体巨艦ヤマト、
合体戦艦や合体空母でお馴染みのレッドホーク艦隊シリーズなど
微妙に胡散臭いロボットプラモで有名。
特に「合体」は同社が登録商標しているだけあって異常なまでのこだわりを見せており、
名車ポルシェやカウンタックを容赦無くぶつ切りにしては合体スーパーマシンにしたりと
「遊べるプラモデル」「おバカプラモデル」を作らせれば右に出るものはいないメーカーである。
これは同社の「創造のプラモデル」という精密さより、遊ぶ楽しさを主眼に置いた製品開発の表れともいえる。
近年では乗用車やトラックなどのスケールモデルや、軍用艦の模型のウォーラインシリーズなどを発売しており、
特にデコトラシリーズなどは根強い人気がある。
また小惑星探査機「はやぶさ」のキットは発売と同時に売り切れが続出する異例の大ヒット商品になった。
しかし普通のプラモデルメーカーになったのかと思えば、
- 版権萌えキャラがデカデカと描かれた所謂「痛車」を商標登録してプラモをいち早く発売したり
- 海上自衛隊のミサイル艇のキットのおまけに某国不審船や人工衛星ロケットと称する弾道ミサイルが付いたり、ひゅうがに搭載されていないはずのF-35をパッケージもノリノリでオマケに付けたり、
- 漁船のキットを1/64で発売したりと、
今なお他社とは異なる我が道を行くメーカーである。
なお、タグとしてはアオシマが主流。