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双子座のサガの編集履歴

2013-10-25 20:50:29 バージョン

双子座のサガ

じぇみにのさが

聖闘士星矢の登場人物。双子座の黄金聖闘士。

概要

CV:曽我部和恭(黄金十二宮編での『悪』、以降善悪兼任)、野島昭生(黄金十二宮編での『善』)

関俊彦(カセットコミック版黄金十二宮編での『善』)、置鮎龍太郎(二代目)


双子座(ジェミニ)のサガ。原作時点で28歳。

射手座のアイオロスと並び称された、黄金聖闘士の筆頭格。

アイオロスが反逆者の汚名を負う少し以前に、聖域から姿を消したとされる。


その正体はアテナに背いた黄金十二宮編のラスボスであり、冥王ハーデス編前半の主人公(の一人)でもある、善と悪の二つの人格を持つ聖闘士。


黄金十二宮編

物語開始時点の13年前、アイオロスと共に次期教皇候補であったが、アイオロスが教皇に選ばれた為に悪の人格に体の主導権を奪われ、教皇シオンを暗殺し教皇になりすます。更にアテナを暗殺しようとするがアイオロスに阻まれた為に、アテナを連れて逃げたアイオロスにアテナ暗殺の濡れ衣を着せた。

シオン暗殺時には彼とアイオロス以外の黄金聖闘士は殆どが10歳以下の子供であったこともあり、すり替わったことに気づかれなかった模様。もっとも、デスマスクらの様に気づいてもあえて彼に付いた者もいる。


アテナ不在となった聖域では彼が教皇として実質的な支配者となり、いるはずのないアテナが聖域最奥のアテナ神殿にいるかのように振舞っていた。

善の人格の時の教皇としての挙動は正に神のようで、聖域のみならず近隣の住民からの尊敬も集めていた。しかし一方では教皇の仮面に隠された素顔を見た者は悪のサガに殺され、その噂が立つにつれて聖域でも徐々に教皇に対する不信感が広がっていた。

そしてアテナと星矢たち青銅聖闘士の活躍により十二宮を突破され、星矢・一輝と激闘を繰り広げる。


その実力はミロ曰く黄金聖闘士の中でも最強と言われるほど強大。

銀河の星々をも砕くといわれる最大最強の奥義ギャラクシアン・エクスプロージョンを始め相手の精神を支配する幻朧魔皇拳・敵を異次元に送り込むアナザーディメンションなど多彩な必殺技に持ち、シャカでさえ天舞宝輪を用いてはじめて成し得た五感の剥奪攻撃をまるで当たり前の技のように振舞う。

更に遠隔操作で戦わせている己の分身にアナザーディメンションのような大技を発動させる等、その描写は黄金聖闘士の中でも頭一つ抜けている。


また異様なまでに防御力が高いのも特徴。

星矢の流星拳やペガサスローリングクラッシュ、一輝の鳳翼天翔を全てまともに受けながら全くのノーダメージで、聖衣のない状態で星矢の流星拳をまともに受けて微動だにしなかった。これは聖衣が外れたデスマスク紫龍の一撃で骨折したことを考えれば正に人間離れしていると言う他はない。


最後はアテナの盾の光で悪の人格が浄化され、善の人格に戻ったサガが自決したことで戦いは幕を閉じた。

結局主人公側が打ち倒すことは叶わず、その格の落ちない絶望感ゆえに、ボスキャラとしては冥王ハーデスよりも印象深いという人もいる。


ポセイドン編

彼の双子の弟であるカノンの回想で登場。

13年前に弟の悪事に怒り、スニオンの牢屋に入れるまでの様子が描かれている。

カノンとは瓜二つの容姿だが、原作では爪の形状(カノンは爪が短く、サガは長い)、アニメでは髪の色で描き分けされている。


ハーデス十二宮編

冥王ハーデスによりかりそめの命を与えられて蘇生し、裏切り者の汚名を敢えてかぶりながら十二宮を攻める。皮肉にも、悪の人格が望んで為し得なかったことを、最も忌避していただろう善の人格が為すこととなった。


「神の化身」サガ

通称、善サガ・白サガなど。

双子座の黄金聖衣、そのマスクの片面が象徴する、善の側面である。

聖域の聖闘士のみならず多くの人々から慕われ、力はもちろんのこと『神の化身』とまで呼ばれる程に清らかな心をもつサガの本来の人格。

そのカリスマたるや、三十路近い成人男性にも関わらず敵として初めて対面した主人公から「聖人」「清らかでやさしい」、双子の弟からは「天使」などと形容されるほどである。


黄金十二宮編では瞬に本気になりかけた悪の人格を宥めたり、星矢の異次元送りを妨害したりと影ながら助力。悪の人格が浄化された後は、アテナの前で罪を悔いながら胸を貫き自害した。

ちなみに、星矢が聖衣を勝ち取った際に訓戒したのもこちらのサガである。


ハーデス十二宮編では先陣を切りアテナの首をとるため十二宮を駆ける。

同格の黄金聖闘士相手のため、さすがに苦戦する描写が見られたものの、小宇宙を絶った状態も冥闘士を圧倒する、双児宮から教皇の間へピンポイントで長距離攻撃する等、端々で実力のほどがうかがえる。

途中弟が改心したことを知り、その直後「なんでもない」といいつつ堪えきれず仲間達の前で涙を見せた。弟が正式な聖闘士として聖域に認められることは、彼の長年の夢だったのかもしれない。

最後は体を維持できる時間がきれ、星矢達に後をたくし消滅した。


原作の容貌は金髪碧眼、アニメの十二宮編では青い髪だが、ハーデス編では紫の髪になっている。


「邪悪の化身」サガ

悪の人格については黒サガを参照。


「二重人格かつ双子」という双子座から連想できる要素を兼ね備えた双子座担当の一つの完成形(弟のカノンは二重人格である描写がない)。


二重人格になった原因

原作が未完のまま打ち切りで終わってしまったので単なる二重人格者でかたづけられてしまったが、連載当初は次期教皇候補筆頭だったサガに地上掌握を企む邪神が憑依し悪の人格が発現したという設定だった。

人格が交代すると容貌と声が変化する、アテナの盾の光を浴びて祓われた謎のオーラ、サガが絶命する直前にアテナに遺した台詞などは黒幕の存在を示唆する伏線だったらしい。

この設定は改変されてはいるが、外伝のエピソードGで使われている。


アニメ版

アニメ版は教皇の設定が原作と異なっている為、教皇の弟のアーレスに成りすましている設定になっている。

また当時の原作の進行具合の都合上終盤戦の内容が異なり、実質メイン5人VSサガの構図になっておりデスマスクの様に聖衣が脱げ半裸になってしまうというオチもついている。

劇場版「真紅の少年伝説」では復活した黄金聖闘士の中でも一番目立っており、敵として星矢を導きその命をなげうって敵を倒している(この辺りのくだりは冥界編のカノンに流用されている)。

エピソードG

本編の7年前の21歳の姿で登場。

作者の絵柄のせいなのかなぜか美少女作画になっている。善の人格時は銀髪に碧い瞳、悪の人格時は黒髪に紅い瞳に変わる。

こちらでは二重人格になった原因が大神クロノスの『絶対信託』を受けたことによるものとされ、原作でもサガが使用していた神殺しの黄金の短剣はクロノスから与えられたものとされている。

シュラへの洗脳やデスマスクに当時から正体を知られた主従関係にあったことなど教皇としての面と悪人としての面が掘り下げられている。

黒サガの方が人格として強く、聖域を守る為に善のサガが戻る場面以外は基本黒サガでの登場になっている。



関連イラスト

イラストを探す際は「双子座のサガ」よりも「聖闘士星矢 サガ」で検索するのをおススメする。

OVAのあのシーン☆

MASK双子座サガ


関連タグ

黒サガ アイオロス カノン 慟哭トリオ 年中組 奇跡は起こる、キミが諦めない限り何度でも


BLカップリング

ロスサガ カノサガ


2.金牛宮3.双児宮4.巨蟹宮
アルデバランサガカノンデスマスク

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