出口ゼロ

でぐちぜろ

講談社なかよしにて、2012年11月号から連載中。著者は瀬田ハルヒ。

あらすじ

赤羽夕日は女優を夢見る15歳。

芸能界の大物を多数輩出する超エリート俳優養成所、D・Aアカデミーに念願の入校を決めて、希望に満ちあふれているはずだった。

…しかしそこは、想像を絶する恐怖の場所だった。

最高講師のレディ・クイーンは恐ろしい殺人鬼で、課題に失敗したらひとり残さず殺される…!?

しかし、出口はゼロ。夕日たち入学生の運命は！？

台本のないインプロビゼーション(即興演劇)で、直観を重視した自然な演技を長時間追求することで集中力を養う。

課題の配役は、くじで決まる。

即興中は本名を呼び合ったり役を解くことは禁止。

それぞれの寮内では役を解くことを許可されている。

配役にそわない演技や寮以外の場所で素になるとペナルティとして配役に制限がくわえられる。

課題であたえられる配役を放棄したり演じきれなかった時は即日退学。

タブレットのホーム画面にハートマークがならんでいる。

ライフはレディからエクセレントをもらうことで増え、逆にペナルティを取られると減る。

ライフが0になると即日退学。

「このアカデミーから脱出しようと奮闘する“即興”を二十四時間おこないなさい」

配役

1年生「この教室の生徒たちみんなで一か月間青春しなさい」

2年生「一か月間どんな手を使ってでも一年生(神代椿)を退学に追いこみなさい」

配役

「探偵は犯人を推理し捕らえなさい」

「犯人は探偵になりすまし逃げきりなさい」

毎日、十七時に集めた証拠を元にレディ・クイーンの前で犯人を推理、現段階で一番犯人に近いと思われる者を指名する。

犯人に指名された人は処分されてしまう。

犯人指名を間違えると推理の中心に立った人物はライフを一つ没収、ペナルティとしてその日の捜査を辞退させられる。

逃げきった犯人役にはライフが進呈される。

配役