CV:ゆかな
概要
双子座(ジェミニ)のもう1人の黄金聖闘士。 パラドクスの双子の妹で、姉とは違って誠実な心をもっている。
姉と同じ予知能力を持っていたが、彼女はそれを人を助けるための力として積極的に使い、周囲の人々から感謝されていた。
パラスとの戦いの際には、アテナの事が嫌いであるという理由だけでパラス側に寝返った姉を倒す為に、黄金聖衣を受け継ぎ双子座の黄金聖闘士になる。
姉が裏切り者になったことは聖闘士として恥じているようであるが、パラドクスの方も彼女を恨んでいるなど元々姉妹仲は良くなかったようである。
75話にてパラドクスと対峙し、彼女との決着をつけるべく交戦する。
とはいえインテグラの小宇宙は、パラドクスよりも劣っており、彼女自身もよくて相討ちとなる覚悟で戦いに臨んでいた。
しかし、その決意を認めた龍峰が、「貴方のような人こそ生きていなくてはならない」と戦いに加勢。彼の助力により、パラドクスを倒すことに成功した。
女性聖闘士には素顔を見られた男を殺すか愛するしか無いという絶対的な掟があるのだが、彼女は自分の素顔を見てしまった龍峰を殺すつもりは無さそうなので、どうやら愛する事を選んだようである(それかユナの様に自分の心の掟に従ってというのもありえる)。とはいえこの掟も今では時代の流れなのか、完全に形骸化しているような気がするのだが(原作ですらシャイナの仮面割れが頻繁にあっても全く咎めていないのでアテナである沙織は元々この掟に殆ど拘泥していなかった模様)。
また、ヤンデレな姉とは対照的に、所謂ツンデレで、龍峰を最初は「少年」と呼んでいた。堅物な点もあり、先行していた城戸沙織に面会した際には姉の裏切りだけでなく仮面が破損したことも詫びたりフドウの発言を咎めたりしている。
声優もパラドクスと同じゆかなであるが、声色はパラドクスよりも清楚感を出し落ち着いた口調の演技がされている。
容姿
初登場の74話の終盤及び75話の登場直後には、女性聖闘士なので金色の仮面をしていた(この仮面はパラドクスにより、すぐさま両断されている)。
実際の容姿も姉と瓜二つだが、pixivに挙げられている絵に既にかなり間違いが見受けられるが、こちらは目の色が髪と同じ青色であり、そこだけが姉と異なっている。
技
双子座伝統の必殺技にして、「星の宿命を打ち砕く技」。本作では、流星群のごとき無数の光を放つという演出で披露されている。