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特異個体の編集履歴

2013-11-27 16:13:35 バージョン

特異個体

とくいこたい

ゲームモンスターハンターに登場するモンスターの区分の一種

概要

MHFシーズン7.0から登場した特殊なモンスターの総称で、従来とは異なる行動を取るモンスターのことを指す。大雑把かつゲーム的に言えば、亜種希少種(強化版や超強化版)の更に上…と考えれば良い存在。実装当初はあまり注目度のなかった要素であったが、最近は新モンスターや新仕様の追加と共に、MHFの目玉の一つになっている。技の一つや二つが増えた程度ではなく、既存の攻撃も大半が強化されており、中には全てが変化してもはや別モンスターと化しているものも存在する。強化された古参モンスターたちが、MHFオリジナルの強力なモンスター達に物申すかのように猛威を振るう様子は、多くのハンターを興奮させ、驚愕させている。動きだけでなく、見た目も大きく異なる。翼や爪が巨大化したり、体色が変化したりしているほか、多くの特異個体は眼の色まで違うことから、ただ強くなった個体、というよりは突然変異した個体という見方もできる。実際、ディアソルテに特徴が似ている(特徴が意識されている)ディアブロス原種のようなモンスターも存在する。最初期の特異個体は初の試みであったため全体的に調整不足感が否めない(イャンクック変種の異常な攻撃力、フルフル変種、ババコンガ変種の異常な程高い防御力等が目立ち、唯一まともと言えたのはヴォルガノスぐらいであった)。しかしアップデートの度に経験を活かし、最近の特異個体は当たり判定の理不尽さをなくしたり、通常個体ですでに強すぎると言われていたものはバランス調整が入ったりしている(例えば体力が多すぎた剛種デュラガウアは特異個体補正で体力が0.8倍されるなど)。中にはエスピナスのように「原種はノーモーション突進を連発するが、特異個体の突進の前には予備動作が入り回避しやすい、しかしその分逃げ遅れると痛い」といった狩猟を楽しく感じさせる工夫もなされており、弱いと言われる特異個体の一部はこの反動であることも多い。

また、クシャルダオラのように「一度空中に飛んだらなかなか降りなかったが、特異個体では浮上⇒空中での攻撃⇒確定で着地」

といった行動パターンの明確な変更が施されたモンスターもいる。

こういった調整により、最近の特異個体はかなり評判が良い。行動パターンの変化に加え、ハードコアクエストなどにおいては追加のステータス補正(補正の対象となるのは「体力/攻撃力/全体防御率/怒り時の攻撃力&防御率の変化/怯み値/俊敏性」)がかかっているため、単純に「普段よりタフで痛くて強い」ことが多い。特に剛種古龍種の特異個体は怯み値のリセット判定を全部位で共有するという特殊な仕様が施されており、各部位で怯み値を寸止めしておいてから連続で怯ませる、といった戦法が通用しない。このため適当に殴っていると思った以上に攻撃を止めきれず、苦戦を強いられることになる(※部位破壊によって発生する怯みは通常通りにする)。 ◦一部の配信クエストは最初から特異個体が登場するものをさらにHC切り替えできるが、ステータスの2重補正はかからないので勘違いしないよう注意。これは、クエストのモードを切り替えると、そのモードの補正がかかるようになっている仕組みのためである。(事実、バラエティーの弱個体バサルをHCにして2重補正が掛かるなら、通常のHC上位より弱くなるはずであるし、昔配信された戦慄茶ナスをHCにした場合、2重補正によって上位ながら剛種クラスの攻撃力に変貌しているはずである)なお、以前配信されていた脈動、衝撃、戦慄クエストは、ノーマルモードでもハードコア補正が掛かるようになっている模様。

地味に雑魚敵にもこのステータス補正が適用されるため、ファンゴ掃除などに手間取ることも。

モンスター自身のステータスとは別に、特異個体の登場するクエスト自体の補正もある。

立ち回り自体への影響はこちらの方が大きいため、これから挑むという人はちゃんと調べておこう。


一部特異個体はハンターの攻撃手段の一部へ何らかの防御策を持っているモンスターが存在する。

ガンナー面では特異個体テオ・テスカトルが特定の行動時に纏う爆炎オーラ等で弾丸を弾く物、特異個体デュラガウアが怒り時に纏う冷気、特異個体キリンが怒り時に纏う雷である。前者は冷気で凍結させ、後者は弾を弾いて拡散弾のみを無効化してしまう。また、剣士に対しては特異個体錆びたクシャルダオラが冷気と共にまき散らす錆の破片によって触れた者が装備している武器の斬れ味を消耗させる手段を得ている。剣士、ガンナー両方に通用する防御策としては特異個体オオナズチがステルス時に肉質無視ダメージへの耐性を持つことがそれである。これらには対策が存在するためそれを用いれば今までの戦法が通ずるが、デュラガウア、キリンに関しては該当戦法は不可能と割り切った方が良い。誤変換で「特異固体」と記載されることがよくある。当然編集しているのは人間であるので、例外ではない。探してみると意外なほどこの誤変換は多い。

変遷

シーズン7.0ドドブランゴ、ディアブロス、リオレイア希少種、リオレウス希少種の4体が剛種適性試験シリーズにのみ登場。この頃はまだ荒削りな部分が目立ち、従来の攻撃にいくらかの付け足しを行っただけのような状態だった。レイアのサマーソルトが地面をえぐって岩を飛ばす、ディアの潜行移動が地面を巻き上げて岩を飛ばすなど、やたら岩を使う行動が目立ったため岩のグラフィックからじゃがいもなどと呼ばれていたりした。ちなみにこの希少種夫婦は「特異個体行動をする、希少種という名の剛種」とでも呼ぶべき扱いである。(リオレイア希少種は後に正式版特異個体として実装されたが、この剛種適正試験ではハードコア対応できない) 実際、「剛種適性試験」の名に相応しく、剛種レベルの攻撃力で試験の挑戦者を迎え撃つ。シーズン8.0ハードコアクエストのシステムが実装され、特異個体の方向性が定まった。ハードコアとしての方でドドブランゴ、ディアブロス、リオレウス、リオレイアが登場、更にヴォルガノス、フルフル、イャンクック、ババコンガが追加され、これら4頭は看板モンスターのデュラガウアと並び、8.0の目玉として扱われた。

ババコンガにおいてはネタ寄りな攻撃がPVのオチ担当に使われている。前回じゃがいも呼ばわりされてから本気を出した開発スタッフの気合の入れようが伝わってくる仕上がりで、新モーション(笑)なんて嘲笑しているとまずボッコボコにされる。というかみんなそうなった。シーズン9.0エスピナス亜種バサルモスダイミョウザザミパリアプリア

ヒプノックガノトトスティガレックス、テオ・テスカトルが追加された。これ以降は体の一部において形状・色が違うなど外見にも変化が出るようになる。この見た目変化が特に顕著な隻眼のティガレックスは、広告として各種ゲーム雑誌の背表紙などを飾った。また、特異個体のラインナップに初めて古龍種が追加され、「天災に匹敵する」という本来の設定に準じた強化を施されてハンター達の前に立ち塞がることとなる。シーズン10キリン、エスピナス、ゲリョスデュラガウアリオレウス亜種モノブロスオオナズチショウグンギザミイャンガルルガドスランポスラージャンが追加。

このアップデートでは新規モンスターの実装をあえて行わず、その分今までで最も力を入れた特異個体と全武器種の新モーションで「互いに新たな力を手に入れたハンターVSモンスター」という図式を打ち出した。ちなみに今回追加されたラージャンの特異個体は、アップデート情報でも伏せられた隠し要素として、変種のみ、非常に低い確率で赤き金獅子(通称:赤ラー)と呼ばれる謎の個体に変化する。詳細はラージャンの項目を参照。このラージャンからは「金獅子の王牙」という特殊な素材を入手可能。使い道の無い討伐証明書のようなものであり、もしゲットできたら大事にとっておこう。また、シーズン10においては特異個体は一週間ごとに実装され、実装された週には対応した特異個体の登場する「○○の脈動【(ランク)】」が配信された(ちなみに、該当特異個体の出現するHCクエストを受注できるようになったのはその翌週)。G装飾品の生産素材である特殊な原珠が入手できるため、実際の好評価はそちらが中心であったが。なお、シーズン8.0以前の外見に変化がない特異個体はこの時期に外見が変更された。フォワード.1クシャルダオラ、オルガロン夫婦、リオレイア亜種ヒプノック繁殖期、フルフル亜種が追加。かつて多くのハンターを苦しめたMH2の看板古龍クシャルダオラの特異個体が満を持して登場し、「吹雪の召喚者」の名に恥じぬ強化で再びハンター達に襲い掛かる。先のアップデートで実装されていたテオ、ナズチと合わせてついにMH2の象徴とも言える御三家古龍が特異個体として勢揃いしたことになる。ちなみに新モンスターの方はMHF初のオリジナル古龍ルコディオラであり、古龍種でのダブル看板となった。

また、アップデートのカウントがシーズンからフォワードになってからは、それまで高ランクのハンター限定であった特異個体を、より多くの人に体験してもらおうというコンセプトで、脈動に続き「○○の衝撃」などで戦える機会が増えた。フォワード.2グラビモスドスファンゴドラギュロスイャンクック亜種ディアブロス亜種アカムトルムが追加。

ドラギュロスは先のラージャン同様、超低確率で幻の冥雷竜となる。やはり初見へのインパクトが強烈なため、このクエスト企画はおおむね高評価を得ている。また、今回実装されたストーリー仕立てで次々依頼をこなしていく新システム「シリーズクエスト」において、モンスターの生態調査を進めた結果、特異個体アカムトルムが発見され狩猟解禁、という演出がなされた。フォワード.3アビオルグタイクンザムザという新モンスター2体の同時実装に開発ソースをとられてしまい、残念ながら特異個体の追加は無し。しかし、既に特異個体自体が豊富に存在するということからも、ハードコアクエストに関連した要素のリファインが何点か行われ、より多くの人が特異個体を楽しむための下地を整備する作業が続けられた。前述した、HR499以下でも特異個体と戦える脈動/衝撃シリーズは、フォワード.3より定期的に入れ替わりで配信されるようになり、G装飾品入手の面でも非常に便利になった。フォワード.4錆びたクシャルダオラとグレンゼブルの2頭が追加。また、奇種実装によりリオレウス、リオレイア、ヒプノック、エスピナスの奇種HC素材が登場した。フォワード.4より、脈動/衝撃シリーズの後継、「戦慄シリーズ」が配信された。これらはフロンティアクエストであるにもかかわらずHC化が可能。また、錆びたクシャルダオラの迎撃戦クエストに新たにSR専用クエストが登場、こちらはHCチケット1枚消費、強制的にハードコアクエストでの出発となる。また、UNKNOWNのハードコアクエストが時限配信のイベントクエストとして解禁。見事討伐に成功すると、主に飛竜種のHC素材が高確率で入手できる。詳細はこちらフォワード.5ベルキュロスゴゴモアの2体に特異個体が実装された。

また、オディバトラスにもハードコアクエストが存在するが、特異個体ではない。フォワード.4に引き続き奇種も新たに実装され、ディアブロス、イャンクック、フルフルの奇種HC素材が追加された。週末にHC素材が報酬で手に入る「天嵐への導き」が配信されるなど、HC素材の入手はかなり楽になった。G1G級コンテンツの実装が大半を占める関係で特異個体の追加はなし。当初はそれほど問題視されていなかったのだが、肝心のG級コンテンツの調整が事実上失敗したことから特異個体の追加が無いことに関しても、かなりの不満が出ることとなる。G級モンスターに特異個体が居ないこと、追加された既存G級モンスターが特異個体ほどの大きな変化を遂げていなかったことが主な理由である。G2G級既存モンスター(一部除く)に特異個体が実装された。これによって既存G級モンスター達も新規G級モンスターに勝るとも劣らない脅威となりG級はG1以前に多くのハンターが予想していた、修羅の国に近い状況となった。また、G1で主流だったハメは少なくなり、武器格差が減ることにも繋がった。G2で新登場した特異個体は居ないが、新モンスターのゴウガルフがG級クエストのみ特異個体に対応している。こちらは外見の変化がないが、複数のモーションが追加され、更に手強さを増している。G3アクラ・ヴァシムグラビモス亜種ドスガレオス、リオレイア希少種の4体が新たに特異個体として登場した。これらは従来のコンテンツのみならず、G級でも登場する。

この内レイア希少種は、上述の通りシーズン7.0で登場している初期の特異個体であるが、

今回のアップデートで外見やモーションがリファインされて、正式に特異個体モンスターの1体としてデビューした。(ただし、剛種適正試験ではハードコア化ができない)また、G3新モンスターのバルラガルはG級限定でハードコア化が可能。ちなみにG3のG級追加モンスター達はいずれもG級専用の新しいモーションを携えており、特異個体化するとそれも合わさって脅威的な行動を行ってくる。

G級コンテンツに限れば、上の5体+ドスランポス・ガノトトス・ベルキュロスの合計8体の特異個体モンスターが追加されることになる。

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