概要
2003年1月30日に発売。デビルメイクライシリーズの第二作目である。
ディスクが二つあり、「ダンテ編」と「ルシア編」と別れている。それぞれ違うストーリーであり、どちらも交互にクリアすることで一方で語られなかった物語や伏線の回収がされ、更に隠し要素が増えたりする。
日本ゲーム大賞で未来部門を獲得したこともあるが、前作に比べるとどうももっさりした操作性と深みの無いストーリーのせいで「シリーズの評価を落とした作品」とも評価されている。
尚、死ぬまで敵と戦い続ける「ブラッディパレス」という要素は今作から導入され、以降4とDmCにも導入されている。
ストーリー
マレット島での決着をつけてから数年後、便利屋を営むダンテの下に、ある依頼が届く。デュマーリ島の護り手ルシアに案内され、マティエから受けた依頼の内容は「アリウスの撃破」。
デュマーリ島には古代、異端とされた神々や妖精を信仰する人々達が安住しており、古代技術の秘密がいくつも存在していた。そんな中、大企業ウロボロス社のアリウスという人間が島に拠点を置き、その古代技術を取り込んで、かつて魔界を総べた覇王アルゴサクスの封印を解いて自身を究極の存在に昇華しようと画策していたのだ。
ダンテはルシアと共に覇王の復活を阻止するべくアリウスを追う。やがてダンテは父スパーダの足跡を踏み越える試練に挑み、ルシアは自分自身の隠された秘密と出生に向き合うことになるのだった。
登場キャラクター
ダンテ
主人公。前作より顔が濃くなり、更にクールになって口数も減っているが、相手を皮肉ったりするその性格は相変わらず。便利屋をする中でかつて父が何をしてきたかを知ろうともしている。
ルシア
もう一人の主人公でありヒロイン。ダンテをデュマーリ島に案内する女性。カトラスを使ってトリッキーな戦闘を行う。
マティエ
今回ダンテにアリウス撃破の依頼をした人物。かつて自分の島を救ってくれたスパーダを知っている。
アリウス
ウロボロス社という大企業のボス。その裏で自身も覇王となるために悪魔たちを使役して陰謀を張り巡らしている。
ボルヴェルク
かつてスパーダに封印された魔界の戦士。身の丈クラスの大剣を槍の様に扱う。フレキ、ゲリという獣を従えており、スパーダの息子であるダンテに戦いを挑む。
ファントム
前作で死んだはずの魔界の悪魔。あるミッションで復活する。
アルゴサクス
アリウスが信仰する魔界の覇王。その正体は混沌そのもの。
トリッシュ
おまけ要素で操作可能になる。スパーダ引っさげて敵を蹂躙するのに、ムービーになるとダンテかルシアに変化するという謎。
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