CV:佐藤拓也
人物像
私立聖鳳学園の高等部3年生。生徒会長兼模型部の部長。17歳。
実家が大手塗料メーカーを営んでおり、使用人を雇える程に裕福。加えて本人が美形であるため女子生徒のファンも多い学園のアイドル的存在であり、ゴンダ・モンタらからも尊敬の念を受けている。
また、父親が学園の後援会長をしており、模型部のバトルシステムもタツヤの父親が寄付した物。
10年前までは勉強漬けでアニメも見ないという絵に書いた優等生であったが、夏休みに訪れた避暑地で不動産業経営者の息子サツキ・トオルと出会い、彼と友情を結んだ事からガンダム、そしてガンプラバトルにのめり込んでいった。
また、PPSE社のアラン・アダムスとも交友を持つ。
ガンプラバトル選手権の世界大会にも出場した経験の持ち主で、「紅の彗星」の異名を持つ。
普段はクールで物静かな性格だが、バトルにかける情熱は人一倍であり、ガンプラバトルの際には髪を荒くかき上げ性格が一変する。
その豹変ぶりは機動戦士ガンダム00の登場人物グラハム・エーカーを彷彿とさせ、セイらも困惑する程。
ガンプラバトル黎明期からバトルを続けているだけあってその腕前は確かなものであり、バトルの際には燃え上がるような激しい操縦テクニックを発揮するが、その一方で相手の損傷を少なくしたままサレンダー(降参)させるだけの判断能力も持ち合わせる。
セイの模型製作技術に惚れ込んでおり、彼のパートナーであるレイジがガンプラバトルでサザキ・ススムを撃破した事を小耳に挟み、ガンプラバトルに興味の無かった彼を焚き付けてガンプラバトルへと本格的に引き込んだ。
セイとレイジの二人とは選手権で改めて雌雄を決すると宣言し、良きライバル関係を構築するが、選手権予選の最中にアランから「名人が倒れた」という報せを受け、「名人」の名を襲名すべく準々決勝を辞退してPPSE社へと向かう。しかし、二人との約束を果たせなかった心残りから、決着を着けるべく決闘を申し込み、本気の勝負を演じた。
その後、三代目メイジン・カワグチとしてPPSE社のワークスチームに所属。主催者特別枠で世界大会へと出場している。
使用するガンプラはHGUC高機動型ザクⅡをベースに改造したザクアメイジング。
かつてHGUCνガンダムを改造したνガンダムヴレイブでガンプラデビューを果たし、トオルから友情の証として受け取った複合武装「マーキュリーレヴ」を装備して愛機としていた。
模型部の部長という事もあってガンプラビルダーとしての腕も高く、特に「リアル」に拘った改造や塗装テクニックを有し、ガンダムの世界観を再現したガンプラ制作を得意とする。