ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

湯屋の編集履歴

2013-12-26 11:21:49 バージョン

湯屋

ゆや

沸かした湯を浴槽に入れ、湯を身体に掛けたり、浸かったりするための設備がある公衆浴場。

概要

をみたした浴槽に身体をひたす温湯浴の入浴設備のある建物のこと。

寺院において衆生済度のため大きな浴場を設けたのが始まりといわれている。のちに民間の銭湯に発展した。洗湯とも。

奈良時代の寺院の資財帳にはすでに温室院、温室、湯屋などの建物名がみられ、入浴施設としての湯屋であったと考えられる。

これらの古代の湯屋の建物は残っていないが、東大寺法隆寺などには鎌倉時代以後に再建された大湯屋が残っており、東大寺にはのような形の鉄製の湯槽(ゆぶね)が、法隆寺には厚板を組んで作った木製の湯槽が中央に据えてある。

いずれも別の釜で沸かした湯を運ぶか、または木樋などで送り込む取湯式であった。


昔の公衆浴場には、蒸気を満たした部屋に入って汗や汚れを流す蒸気浴と、沸かしたを浴槽に入れ、湯を身体に掛けたり、浸かったりする温湯浴の2種類があり、前者が「風呂屋」で、後者が「湯屋」とはっきり区別されていた。


関連タグ

お風呂…関連タグのまとめあり

公衆浴場 銭湯 風呂屋

江戸時代 湯女 三助


外部リンク

江戸浮世風呂

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました