概説
ペンギンボックス氏がtwitterで2021年6月21日に初投稿し話題になっていた漫画、ピクシブでは2021年8月に初投稿。
好奇心旺盛な子ザメちゃんが、八魚（やうお）町やその近くにおでかけする日常を描いたお話。
お出かけ先(舞台)
- 八魚町
デパートや映画館、小学校もある比較的大きな街。
- 七魚町
八魚町の隣りにある温泉街。ツチノコがいるとの噂がある。
- 都会
昼夜問わず光り輝く街。路地裏から不思議な光が見えることもあるようだ。
登場キャラ（お友達）
主人公。唐草模様の風呂敷を肌身離さずおでかけする子ザメ。
風呂敷には宝物が包まれている。好きなものはサメの形をしたものやパイナップル。
自動販売機の一番下のボタンを押せないほど小さく、好奇心旺盛。
2時間もハイキングコースを歩いたり、ボウリングに挑戦したりと小さいながら体力がある様子。
ほぼセリフはないが、声は出せる様子。
- あおいちゃん（CV:栗坂南美）
図書館で出会った女の子。
その後も子ザメちゃんのために部屋を海のように飾り付けたり、砂場で一緒に遊んだりしている。
子ザメちゃんの親友的ポジションらしく、主題歌『よりみち』のCDジャケットのイラストにも子ザメちゃんと共に描かれている。
- わたるくん（CV:栗坂南美）
暑い夏の日に出会った男の子。
恐竜や、絵を描くことが大好き。子ザメちゃんを自宅に招いて遊んだりしている。
- ユタカのおじさん（CV:渡部俊樹）
『おもちゃのユタカ』というおもちゃ屋を営む髭のおじさん。
子ザメちゃんを楽しいおもちゃで遊ばせてくれる。
- パインさん（CV:渡部俊樹）
夏祭りでお面をつけて冷やしパインの屋台を出していたお兄さん。
お祭りの日以外では別の店を出しており、かき氷店の店主が彼であることがほのめかされている。
- カモの親子（親のCV:渡辺優里奈）（子のCV:栗坂南美）
雨宿りをしていた子ザメちゃんを素敵な場所に連れて行ったくれたカモの親子。
- かえるちゃん（CV:栗坂南美）
雨の日に出会ったカエル。
うっかり排水口に飛び込みそうになった所を子ザメちゃんに助けられた。
子ザメちゃんに助けられて以降も登場し、子ザメちゃんとピクニックをしたり柵にハマって動けなくなったあんこうちゃんを仲間のカエル達を呼んで雨乞いをして助けてあげたりした。
- たびするとり
海を越えて旅をする鳥。
季節の移り変わりとともに旅を続ける渡り鳥。
- こうさくくん（CV:渡辺優里奈）
ラジオ体操で出会った男の子。
手先が器用で子ザメちゃんそっくりのロボット（人形）を作ってくれた。
- とかげちゃん（CV:渡辺優里奈）
かえるちゃんと仲良しのトカゲ。木登りが得意。
- 青い鳥（CV:栗坂南美）
果樹園のリンゴを分けてくれる優しい鳥。
- シャークマスク
子ザメちゃんがモデルとなったみんなのヒーロー。
- かいじゅうさん
子ザメちゃんがお腹にくっつけるほど大きな怪獣。シャークマスクのライバル。
- アロハなおねえさん
ハワイアンショップのお姉さん。
子ザメちゃんにアロハシャツを着せてくれた。
- みけねこ堂の店長さん
三毛猫の招き猫が目印のお菓子屋さん。子ザメちゃんにおせんべいを焼いてくれる。
- ツチノコきょうだい
七魚町に住む不思議な力で変化できるツチノコのきょうだい。
子ザメちゃんに屋台を出した。
- とけいやのおじさん
古時計のチク・タクを営むおじさん。時間についてすごくものしり。
- モヒカンあにき
青色のモヒカンヘアで黒いサングラスをかけた厳つい男性。
子ザメちゃんに「知らない人に付いていくなよ」と言ったり映画館で偶然会い一緒に映画を見たりした。
- あんこうちゃん
真夜中の路地裏に現れたチョウチンアンコウの子ども。
塾帰りの子どもにお化けと噂され怖がられるも、魚図鑑で誤解が解け一緒にアイスを食べた。
その後も登場し植木鉢に隠れていた所を子ザメちゃんにお水をかけてもらったり子ザメちゃんと二人でバスに乗って出かけたりと仲良くしている。
- ビーバーの親子（親のCV:渡辺優里奈、子AのCV:栗坂南美、子BのCV:花澤香菜）
アニメオリジナルキャラクター。
第51話から登場する親ビーバーと2匹の子ビーバー。
親ビーバーは少々ドジな一面があり、子ザメちゃんの荷物などを間違えて巣に持って帰ってしまう。
メディア展開
2021年10月20日発売の『青騎士』（KADOKAWA/エンターブレインブランド）で連載スタート。
2023年8月から2024年5月までYouTubeでアニメが配信された。アニメーション制作はENGIで、監督は『盾の勇者の成り上がり』他で演出を担当した槙麻里奈。ENGIとしては初のエンターブレイン作品のアニメ化である。アニメでの英題は"Little Shark's Day Out"。
第1シリーズは2024年5月10日配信の第60話で完結したが、続編の制作が決定している。
主題歌は『よりみち』で子ザメちゃん(CV:花澤香菜)が歌う。
EDクレジットは子ザメちゃんが歌を披露するのだが、何度か特別仕様になっているのも特徴。
- 第4話は歌の代わりにサメのゲーム画面風に変更
- 第14話はハロウィンのコスプレ仕様
- 第15話から第18話、第50話以降はかえるちゃんととかげちゃんが追加
- 第20話はかえるちゃんととかげちゃんが冬眠仕様
- 第21話から第49話、第51話以降はマイクにかえるちゃんととかげちゃんのプラ板が追加
- 第23話は羽根突きの罰ゲームで顔に墨が塗られた仕様
- 第31話はヒーローショーのぬいぐるみが追加
- 第34話はプリクラの写真仕様
- 第46話はサメのぬいぐるみが消えている
- 第60話(第1期最終回)は総集編仕様でカモ親子とビーバー親子が追加
更に第32話では、子ザメちゃん役の花澤香菜の親友である戸松遥がナレーション役でゲスト出演した。
両者の対談が行われた他、戸松女史は日本サメ映画学会の会員として所属する程のサメ好きで、この上ないキャスティングだろう。
また、戸松女史は第34話では女子高生A役、第38話ではカフェにいたお姉さん役でも出演した。
単行本
KADOKAWAより発売。ブランドは掲載誌のエンターブレインでなく『青騎士』に編集者を派遣している中経出版ブランドの画集用レーベル〈KITORA〉から、フルカラーでの刊行となる。
1巻：2022年1月19日
2巻：2022年8月3日
3巻：2023年5月30日
4巻：2023年10月26日
コラボレーション
『GAMERA-Rebirth-』との公式コラボが行われた（参照）。この直後（10月）にやはり『GAMERA-Rebirth-』とコラボを行った『夜は猫といっしょ』ともコラボを行っており、2024年3月には3作品の合同コラボのショップが開催された（参照）。
『千葉県 黒アヒージョ』とも公式コラボが行われた（参照）
ファンアート
関連タグ
外部リンク
- 作者公式
- アニメ
