概要
2003年発売、Playstation2対応ホラーゲーム『SIREN』のキャッチコピー。
同作が誇る八方塞がりと堂々巡りの恐怖、そして日本のホラーゲーム史上屈指の難易度を端的に表現した名文句と言えるだろう。
その含意の分かりやすさから知名度も高くpixivではSIRENとは無関係だが言葉の意味に即したイラストにタグがつけられることも多い。
SIREN以外での使用例
・バッドエンドしかないゲーム
鬱ゲー等に見られる作品。複数のエンディングがあるにもかかわらず、そのいずれもがバッドエンディングのみで希望が無いということで「マルチバッドエンディング」と呼ばれることもある)
・非常に困難な攻略方法のゲーム
理論上攻略はできる筈なのだが、極めて困難である作品。極めて高いレベルの技術を求められ、ほんのちょっとのミスで台無しになってしまうという高難易度作品はプレイヤー自身の腕でなんとかできるからまだマシな方であり、プレイヤーの腕とか関係がなく、ひたすらに運を天に任せるしかない展開の続く運ゲーといった作品もある。
・時系列としては未来にあたる過去作品にて既に死ぬことが確定しているキャラを描いた作品
シリーズものにおいて稀にあるパターン。既に過去作品にて寿命等以外の理由で故人になっているキャラが中心人物として描かれている場合に起こりうる。時系列としては未来にあたる過去作品に繋げるためにはそのキャラが死ぬという運命は避けられない。たとえその作品内でどれだけ活躍をしたとしてもそのキャラがエンディングまでに死んでしまうのが確定しているもの。
・どう見ても詰みな状況
Pixiv内で「どうあがいても絶望」という言葉が使用されるパターンとしては特に多いもの。圧倒的な強者との戦いが行われる直前だったり、修羅場だったり、その場から無事に逃げ出すことが極めて難しい状況が描かれた作品に対して用いられやすい。
関連タグ
SIREN キャッチコピー 絶望 どうあがいてもKクラスシナリオ ダブルバインド
どうあがいても、クソ:とあるクソアニメのキャッチコピー
ドラッグオンドラグーン:マルチバッドエンディングな作品として特に有名な作品。
マインドシーカー:極めて強い運ゲーと言われる作品。
CCFF7:FF7本編では故人であるザックスを主人公とした作品。エンディングは勿論……
人生: 人によっては
どうあがいても希望: ※対義語
ナッシュ:元「どうあがいても絶望」。ストリートファイターシリーズのキャラである彼はガイルのストーリーでベガに殺されたことが「II」の時点から明らかであったが、「II」の過去の時系列である「ZERO」シリーズでプレイアブル化を果たす。しかし「II」に繋げる関係か、ナッシュのエンディングは一部を除いて基本的にナッシュが死ぬエンドとなっており、唯一死ななかった「ZERO3」でもガイルのエンディングだとナッシュは死ぬ。だが、後に「V」にて「ZERO2」のエンディングに近い理由で死んでいたナッシュの遺体を謎の機関がサイボーグ化することで復活を果たした(現実の時間だと15年ぶりくらいのプレイアブル化として話題になった)。