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概要

モンスターハンターシリーズのプレイヤーの間で使われるスラングの1つ。


モンスターハンター3』発売後に主に2ちゃんねるなどを中心としたユーザー間で発生したネットスラングで、主に当ゲーム中においてノーマナーとされる行為を行ったり、プレイヤースキルが低いハンターを指す蔑称。


MH3において、この名前のオンラインプレイヤーが続出したこと、それに加えオンラインネーム「HUNTER」の異常なまでの地雷率・ノーマナー率・子供率から、“HUNTER”をそのままローマ字読みしたものを2chのスレッド住人たちが使用しだし、徐々にハンター全体へと拡散・流行した。

ぶっちゃけて言えば、この言葉は他のゲームでいう地雷に相当する言葉であり、今ではお約束のネタ、テンプレ、コピペとしてまでモンハン界隈で定着している。


由来

MH3ではオンライン接続時にキャラクター名とは別にオンラインネームを設定する必要がある(3人まで作成可能なキャラクターのセーブデータではなく、統一されたオン用のIDを登録するため)。

このオンラインID用のデフォルトネームが「HUNTER」となっているのだが、何も考えずにこのままオンラインネームを決定してしまうとオンライン接続時のキャラクター名が「HUNTER」になってしまうという仕様上の問題があった。

とはいえ、上記の問題はしっかり注意書きや説明書を読めば当たり前のように回避できる問題で、暗に「その程度の説明もよく読まずにオンラインに繋いできた短絡的なプレイヤー」としての烙印を押されてしまうような「恥ずかしい失敗」程度のレベルのものであった。


しかし、「ふんたー」の活躍?はここから始まる。


MH3が夏休み商戦に向けて発売され、かつオンラインは有料ではあったものの一ヶ月無料チケットが付属していたため、多くのキッズプレイヤーがオンラインに続々と参戦してきた。

当然、知識も思慮も足りない子供ハンター達の間で「HUNTER」というオンラインネームは爆発的に増大。どの部屋に赴いても必ず一人は「HUNTER」というオンネームのキャラがいる大惨事となってしまった。


これに加え、小学生プレイヤーにありがちな「迷惑プレイ」「アイテム強要」「無言クエスト張り→手伝い強要」「強引なプレイでの三死」など、次々とトラブルが勃発。

ネットのコミュニティ上で当然のようにこれが話題となり、2ちゃんねるでは専用の「MH3愚痴スレ」に毎日のように嘘か真か、オンネーム「HUNTER」達やそれに類するプレイヤーの活躍を語る書き込みが散乱した。


必ずしもデフォルトネーム「HUNTER」のユーザーが子供である、「HUNTER」でなければ地雷ではないとは限らないのだが、不注意や短絡的なミスでなりやすいという性質上、オンラインネームでの「HUNTER」=地雷率はプレイしていたユーザーならば誰もが肌に感じるレベルであり、徐々にこれらの要素を統合したノーマナー・子供・NOOBなプレイヤーとして、一緒に遊ぶ赤の他人からすれば大変クソったれな事から「HUNTER(ハンター)」ではなく「HUNTER(糞たー)」、後にふんたーとしての名前が定着していった。


MH3の一ヶ月無料期間が終了する頃にはすっかり地雷プレイヤーのことをふんたーと呼ぶのがお約束になっており、公式サイトのスクリーンショットは改めてみるとおぞましい光景を暗に示す写真となってしまっていた。


その他のふんたー

モンスターハンター4』発売以降は、地雷の代名詞として、新たに「ゆうた」という言葉が生まれた。

こうしたマナーの悪いプレイヤーは低年齢層のユーザーであることが多く、さらに低年齢層のユーザーは、自キャラの名前を本名の平仮名表記にしていることが多い。その中でも「ゆうた」という名前をよく見かける(ような気がする)ことからこの言葉が定着したと言われている。

「ゆうた」以外にも「ゆうき」、「ゆうじ」、「ゆうや」といった名前のふんたーが多く見かけられたため、それらをまとめて「ゆう族」などと呼ばれた。


ただ、定着しすぎてしまい「ゆうた(というより平仮名表記全般)=地雷」と条件反射で追い出されてしまうという事例や、セカンドキャラに「ゆうた」という名前をつけて地雷プレイをする愉快犯なども発生している。このため、全国の善良なゆうた君はとんだ風評被害を被る形になってしまった。


また、ヒットしたアニメゲームに登場するキャラの名前(例として“クラウド”、“リヴァイ”、“キリト”など)をつけているふんたーも多く見かけられた。

ただし、入力が上手く行かなかったり英文での綴りを知らなかったりするので…

ファイナルハンターG

…こういう事になるケースも良く見られる。


主な行動

で、具体的にどんな行動をしたかというと…


アイテムを執拗にねだる

はちみつ出してとせがまれた

ハチミツや回復薬、秘薬などの回復系アイテムをねだってくる。

はちみつちょうだいはふんたーを代表する名台詞。確かに序盤は装備が貧弱なので回復系アイテムの消耗も激しいが、こまめに採取していれば足りなくなることはまずない…ハズなんだけど……。

MHXではハチミツハンターパックをはじめとするアイテムパックが定期的にDL配布されるようになり、ようやくはちみつゆうたは激減した。


MH4で新たに発見された亜種として、ギルドクエストをねだったり、ギルドカードの交換・フレンド登録を執拗に迫るといった事例も確認されている。


更に希少種として、『ゆうた』が自分の名前でクエストを貼っても皆相手にしてくれないからと言って、あろうことか他のハンターに対して「その名前をちょうだい」とクレクレしだした世にも恐ろしい事例も存在する。というか地雷行動云々以前に完全にホラーの領域である。もし遭遇したら速やかにその場から逃げよう。いやホントに。


参考:【MH4】本当にあった怖い話「ちょうだい」


無言でクエストを貼る

部屋主の許可なくいきなり関係のないクエストを無言で張る。特に緊急クエストや同時狩猟などの難関キークエストが多い。

それだけならまだしも、ひどい場合は「てつだって」「はやくいこ」などと言ってきたりする。


改造クエストに行こうとする、改造で入手した武具でクエストに行こうとする

MH4で新たに確認された事例。

カプコン任天堂認可していないツールを使って作成したクエストをプレイしていたり、改造で入手した装備を堂々と着用し、あろうことかそれを自慢してくる者も。


なお、改造クエストは、異常なまでに弱く設定されたモンスター(ベースキャンプで棒立ち、攻撃してきたとしても攻撃力が非常に低い)が出現するものであるため、当人たちのプレイヤースキルに関しては完全にお察しレベル。たとえ装備で誤魔化せたとしても腕前まで誤魔化すことはできないのである。


それ以前に、勝手に改造したデータでオンラインプレイするという行為は同一性保持権に抵触する立派な犯罪行為である。下手をすればカプコンや任天堂に訴えられる可能性も十分にありうるため、絶対に手を出してはならない


スキルや属性耐性などのシステム面について十分理解していない

太刀操虫棍などガードできない武器を携行しているのに、ガード性能やガード強化、オートガードといったガード関連のスキルのつく防具を着用している。また、火属性攻撃を繰り出してくる相手に火耐性の低い防具を着用して挑むなど、属性について十分理解していないケースも見受けられる。

これらの原因は、下記にある装備例を見てもらえば分かってもらえるだろうが、大半はカッコいいから」「上位装備だから(たぶん)絶対強い」という、見た目や単純なレアリティ重視で装備に手を出すことにある。また仲間内の話や攻略サイトの情報を改めて調べず鵜呑みにし、それっぽく揃えただけというお粗末な事例も多い。

ただし防具に関して言うならば、このシリーズでは「耐性面において不利でもスキルや攻撃属性の面では相性がいい」という事も珍しくない。それを理解した上であえて使用しているハンターも多いので、見た目だけで判断するのは決して良いことではないという事は頭に入れておこう。

また、装備を使う側も少しでも不安要素がある際には可能な限りマイナススキルを打ち消したり、事前にパーティーメンバーに断りを入れるなどの配慮も忘れないようにしたいところである。

酷いとスキルどころか切れ味と肉質すら理解していない猛者も。攻略本や攻略サイトで下調べして正確な数字を知らずともリオレウスの頭に攻撃するのと翼に攻撃するのでは反応が違う事はなんとなく理解するだろうし、切れ味が上がれば弾かれた攻撃が弾かれなくなったり、モンスター側の出血描写やダメージ表記の色が変わる事も理解するだろうが、それすら理解していない。

尤も、これに関してはゲーム内での説明が無かったり、あっても不親切だったりというゲーム側の欠陥が原因の一端でもある。

流石にマズいと考えられたのか、最近はそのあたりがかなり親切になってきているが、昔はスキル一つとっても説明不足やそもそも説明が無かったりで「このスキルはどの武器のどの要素に対応しているのか」が解り辛く、結果仕様が解らないまま地雷装備や不一致装備をしていた初心者がそれなりにいたのも事実である。


例1:フルラギアカゲヌイ(MH3)

ラギア装備一式に骨縛刀【カゲヌイ】を携行。

状態異常攻撃弱化(自身の攻撃の状態異常属性値にマイナス補正がかかるデメリットスキル)を代償に、属性攻撃強化とスイマーに加え下位では業物、上位では覚醒を持つラギア一式は非常に強力な装備である。そして高い麻痺属性値(攻撃時に敵を麻痺させる状態異常の属性値)を持つ骨縛刀【カゲヌイ】もまた強力な装備である。

…ここまでスキルの説明をすれば両者を合わせると地雷が出来上がることは、少し考えれば理解できるだろう。「せめて状態異常攻撃弱化を消してから来い」と思った熟練ハンターは数知れず。

一応下位装備でなら「業物」が発動するので状態異常攻撃弱化を消せば成立こそするのだが、

上位装備だと太刀と噛み合うスキルが絶無なので尚の事地雷と化す。

また、上位に上がったにもかかわらず【カゲヌイ】を強化していない「フルラギアアナンタ」なる亜種も存在する…。


例2:無覚醒パチンコ(MH3G)

ケルビから取れる素材で作る弓は、爆破属性全盛期だったMH3G時代に登場した爆破属性弓であり、そのスリングショットのような見た目に反して「ぶっ壊れ」と評されるほどの強力な武器である。

え?だったらなんでここで紹介しているのかって?

実はこの武器には一つ落とし穴があり、「「覚醒」スキルが無いとタダの無属性弓になってしまう」という制限がかかっているのだ。

無論、無覚醒状態でも物理弓としてはさほど悪くは無いのだが、態々無覚醒状態で使い続ける理由も縛り以外には特にない訳で…。

特にふんたーは「パチンコが強い」という断片的な情報だけで飛びついているのが殆どなので、覚醒しないと真価を発揮できないという事をそもそも知らない可能性も高い。

ある意味、後述する「無強化二つ名防具」の先駆けと言えるのかもしれない。


例3:フルクシャおにぎり(MHF

フルクシャおにぎり極で剛クシャ

Q:フルクシャってなに?

A:オニギリを持った聖闘士、あのセブンウェポンズの正式採用装備

最強の風圧でさえこの身を揺るがすことはできない「龍風圧無効」を備え

不慮の攻撃を咄嗟にガードすれば「ガード性能+1」で難なく受け止め

既に見切った攻撃は「回避性能+2」の力で完全に無効化する

この最強の防具と組み合わせるのは勿論最強の武器、太刀

鈍く銅色に輝く鎧とは対照的な鮮やかな鋼色とのコントラスト に俺は酔いしれる

さあ、かかってこいモンスター、貴様なぞ本来は俺一人でm


―――――――――【力尽きました】


(引用元:ネ実MHF-G@wiki)


……要は「ガード関係のスキルに秀でたランス向けの装備なのにガードができない太刀を装備する」というスキルと武装の不一致である。更にこの当時のMHFは咆哮対策のための耳栓スキルがほぼ必須とされており「スキルと武装が噛み合っていない」「必須スキルを付けていない」「そもそもランスにせよ太刀にせよもっといい装備がある」といった理由で地雷扱いされていた。

その後課金装備や新モンスターの装備が充実した結果、そちらにプレイヤーが流れたため、現在フルクシャを着ているのは「当時の状況を知っていて、かつネタで着ている熟練プレイヤー」が多い。


なお、この流れは実はMH2の段階から兆しはあったのだが、そのころのフルクシャは根本的にスキルが絶望的なまでにダメだった。


メゼポルタ開拓記」にはフルクシャおにぎりを纏ったハンター「コモンド」が登場し、しかも結構強い。これも以上のネタを踏まえた上での設定だろう。


なお、MH4、MH4Gにおけるクシャルシリーズはガード性能を持つランス向けから溜め短縮を持つゲージ武器向けに変わったため、太刀との相性はそれほど悪くない。G級のクシャルXに至っては回避性能と、若干ではあるが匠のポイントまで付いてしまったためむしろ太刀に向いているという声すらある。これが意図的な物なのかどうかは不明である。


例4:フルゴアエイムofトリック(MH4)

はやくいこ♪俺VSモンスターVSゆうた

ゴア(S)装備一式に操虫棍エイムofトリックを携行(注:画像左は最終強化のTheチェイサー)。

ゴア(S)自体は決して悪い装備ではないのだが、火耐性が致命的に低いという欠陥がある。前述のフルラギアも火耐性は「-15」と低いのだが、フルゴアはその火耐性驚異の「-45(素の火耐性-25にデメリットスキル「火耐性弱化」の「-20」が加算される)」で、火属性の被ダメージが約1.5倍に跳ね上がってしまう。

そのような明確な弱点があるにもかかわらず、何故かあらゆるクエストに着て来る人が多かったため、地雷認定を喰らってしまった。

火を使うモンスターがほとんど存在しない上位序盤の内はまだ良いのだが、そんな彼らの前にHR5への昇格試験として火属性使いの代名詞たるリオス種の一角、リオレイア亜種が立ちふさがる。彼女に意気揚々と挑んで一瞬で消し炭にされた者極めて多数。ここをなんとか切り抜けたとしても、HR6への昇格試験として伝説の龍に匹敵する火力の超必殺技「溜め熱線」を新たに習得したグラビモス亜種に意気揚々と挑んでチャージグラビーム一閃で瞬殺された輩はそれこそ星の数にも登る


因みにXシリーズでは火耐性弱化スキルがゴア装備から削除され、やはり火耐性が低い事に変わりはないがそこまで極端に弱いという事は無くなった。

代わりに四天王装備にその性質は引き継がれたが、こちらは各弱点属性の耐性はスキル込みで-35(タマミツネのガンナー装備だけ何故か-30)と4シリーズのフルゴアよりかは若干マシである。


なお、なぜ武器がエイムofトリックなのかと言うと、この武器はゴア武器の中で唯一生産に逆鱗や闇玉などのレア素材を使わないというのが理由。もちろん、この武器も強化にはそれなりにレア素材を要求するのでこれ以上強化はされない……いや、できない。

プレイスタイルについても、ジャンプ攻撃以外のアクションを一切行わないため殆ど火力になっていないケースが多い。


念の為に補足しておくと、ゴア装備のテオ・テスカトルに対する相性は腕さえあればさほど悪くない。詳細はリンク先を参照のこと。


例5:フルレギオス(MH4G)

MH4Gのメインモンスター、セルレギオスから作られる防具であるレギオスX一式もそのスタイルの良さ、全身金色という豪奢さから当然のごとくふんたーさん御用達の防具となり、そして「フルレギオス」は「フルゴア」に続く地雷の代名詞となった。

もちろんレギオスXそのものは地雷などではない。「裂傷無効」「体術+2」「心剣一体(業物+心眼)」どれも使い所さえ間違えなければ有用なスキルである。

…が、ここで落ち着いて考えてみよう。裂傷無効は比較的簡単に付けられる5スロスキルである。装飾品も上位セルレギオスを倒していれば集まる物なので大した手間は必要とせず、「どうしてもレギオス一式を揃えなければならない」という性質の物ではない。そして、セルレギオス以外を相手にする場合、このスキルは無駄以外の何物でもない。また、少し慣れたハンターなら「スタミナ消費が激しい時は強走薬で抑える」のは常識、体術スキルは強走薬を使わないor使い切った時、少しは有り難い程度の存在でしかない。結局、レギオスX一式において「売り」となり得る真に有用なスキルは「心剣一体」しかないのである。その代償として付いてくるのは武器によっては致命傷になりかねない「砥石使用低速化」。

つまる所、レギオスXを一式で運用するならば、武器の切れ味ゲージの長さをよく見た上で「ゲージが減る速度が遅くなる&斬れ味+1との両立が容易である」メリットと「砥石を使う隙が長くなる」デメリットを秤にかける必要がある。だが、そこまで考えられるハンターがゆうた呼ばわりされる筈もなく…

現在ではEX暁丸/凛、スターナイトなど他にも「斬術」のポイントを持つ防具が存在するため、組み合わせ次第で「心剣一体」を保持したまま砥石仕様低速化を打ち消すことは容易になっている。逆に、スロット面で優秀なレギオスXをこれらに組み入れてもいい。要は使い所次第という事である。


なお、フルレギオスXと回避運動を取れば切れ味が回復する(=砥石で研ぐ必要がない)レギオス武器との相性は抜群である…というか、最初からこれを前提とした構成なのだろう。


例6:爆殺厨装備(MH4G)

これは装備そのものではなく、その使い方に明確な悪意がある物。

本来はモンスターの隙をついて爆弾を設置して安定したダメージを与えつつ、自身は爆風をフレーム回避で躱すという、主に片手剣で行われる「スタイリッシュボマー戦法」を行うための装備である。これそのものはマルチプレイでは邪魔になる危険性こそあるが地雷ではない。


問題は、これを装って「味方に爆風を意図的に当ててベースキャンプ送りにする」という利敵行為を目的とした「爆殺厨」という不届き者が現れてしまったという点。

他の地雷装備との明確な違いは、一つの戦術として成立している特化装備を装って意図的に味方に対して迷惑行為を働くことを主目的としているという点(他の地雷装備は基本的にスキルや耐性、仕様の理解不足や、装備と狩猟対象との相性等を考慮していない、主に初心者がやらかしがちなミスに起因するモノが多い)であり、明確な悪意を以って使用しているという点も含めて他の地雷装備と比較して数段悪質である。

特徴としては、一部位だけでスキル「ボマー」が発動する「ケロロフェイク」を装備している場合が多く、これが原因で純粋にスタイリッシュボマー戦法を目的としてケロロフェイクを装備していた爆弾使い達がとばっちりを被る羽目になってしまった。


よく似たものとしては、ガンランスの砲撃を味方にぶち当てるという形で利敵行為を働くパターンもある。

これが原因でただでさえ不遇武器であったガンランスを何とか工夫して愛用していたガンサー達が酷い風評被害にあったという実害もある。


例7:ナンニデモ=フルミヅハ一式(MH4G)

フルゴア同様何故かあらゆるクエストに着て来る人が多かった装備。

オオナズチの防具であるこの装備自体は「耳栓」と「風圧無効」を備え、更に「状態異常攻撃+2」、「会心撃【特殊】」という状態異常攻撃に特化した攻撃スキル、加えて「匠」のスキルポイントも4ポイント付随する上にスロットも多く拡張性に優れているという優秀な装備であり、特にクシャルダオラとの相性が良い装備である。

だが、裏を返せばクシャルダオラ以外に特別相性が良いモンスターがいない上に、火耐性も-20とかなり低いため、火属性使いのモンスターに焼かれて瞬殺されるふんたーが多く出てしまった。

また、状態異常攻撃に特化した攻撃スキルが2つある性質上、状態異常武器とセットで運用するのが定石なのだが、肝心の担いでいる武器が状態異常武器で無かったり、状態異常武器を担いでいたとしても状態異常が効かないゴグマジオス相手に着て逝ったりという、優秀な装備をまるで活かせていないふんたーが続出。

フルミヅハ自体は優秀且つ汎用性も高い良い装備であるにも拘らず地雷のイメージが先行してしまい、結果マルチプレイでキックされたり、そもそも募集文で「フルミヅハ禁止」と書かれたりというとばっちりを被ることになってしまった。


何度も言うが、フルミヅハ装備そのものは地雷どころか優秀なテンプレ装備の一つである。

ただ、その性質を正しく理解せず、「強そうだからとりあえずこれで行こう」という安直な考えのふんたー達に飛びつかれてしまったのが不幸と言えよう。(オオナズチがドス古龍の中で比較的狩りやすかったのも原因の一つと言えるだろう)

ある意味、後述する「ナンニデモ=ナルガライト」の先駆けと言えるかもしれない。


因みに、何故フルミヅハがクシャルダオラとの相性が良いかというと、ドス古龍三種とその装備一式が一種の三竦み関係になる様に設計されているため。

火耐性が低いのも、もう一体のドス古龍「テオ・テスカトル」に弱いという三竦み関係故である。


例8:スキル無しキメラ装備

上記の例のように防具一式を着ている分にはまだ良い方。もっとひどい場合では着用している防具がバラバラな上、装飾品が1個もはめられていないためスキルが全く発動していないこともあったりする。発動していてもイベントで貰えるお守りの効果でついている「オートガード」だというケースが多い。これで武器が上記操虫棍や太刀などのガードができない武器だったら役満である。スキル発動がしやすいMHFでは御法度


MMO界隈で「キメラ装備」と言った場合、複数種の装備を部位ごとにバラバラに装備している混成装備状態を指す事が多いが、当シリーズの場合システムの都合上混成装備は珍しくないので「スキルが発動されない混成装備」を「キメラ」と呼ぶことが多い。


例9:無強化二つ名防具(MHX)

二つ名持ちモンスターから作成できる「二つ名防具」という防具は、強力な複合スキルである二つ名スキルが発動するのが特徴。二つ名防具の登場するMHXでは、発動可能なスキルの数がこれまでの作品と比べて激減している為、複数のスキルを内包した複合スキルを持つ二つ名防具の存在意義は極めて大きい…のだが、これには落とし穴があり、レベル6まで強化しなければそれらの二つ名スキルが発動しないようになっている。さらに、防御力も最終強化しなければ上位装備として貧弱な部類に入る

これらのことを知らないユーザーは思いのほか多く、二つ名防具を未強化のまま着用しているケースもちらほら。特に咆哮・風圧を無効化でき、攻撃力を底上げできる「黒炎王シリーズ」の着用者が多く、「黒炎王一式を着て集会所に入っただけでキックされた」という風評被害まで発生している。


例10:穴あきフルネセト(不一致フルネセト)(MHXX)

今作のラスボスを務める「アトラル・カ」の防具、ネセトシリーズ一式。一式装備で発動するのは「スキル加点+2」「護石系統倍化」。

装飾品と護石で様々なスキルが発動でき、ほぼ全ての武器で使用可能ということで発売当初から大人気であり、MHXXにおけるテンプレ装備の一角でもある。

問題は「装飾品と護石をフル活用する事で最大限の性能を発揮できる」という生かすも殺すもそれを装備・運用するハンター個人個人の差配次第な点。当然ながら装飾品や護石無しではスキルが発動していないに等しく防御力が高いだけである。案の定、それを理解していない装飾品スロットがスカスカの穴あきでろくにスキルが発動していない地雷が確認された。


また、一応スキルは発動しているがほぼ死にスキルで埋めつくしているようなケースもある。

代表的な物は「心眼鈍器使いマアトガナフ」

真名マアトガナフは無属性の双剣。切れ味の消費が激しい武器種ゆえにスキル(業物や斬れ味+1など)でのフォローはほぼ必須である。なのに

・短いとはいえ最大斬れ味である紫ゲージがあるマアトガナフに緑ゲージから攻撃力が上がる「鈍器使い」をつけている。

・双剣は弾かれ無効効果がある攻撃技「乱舞」「鬼人突進連斬」が存在するのに弾かれた際の隙を無くす「心眼」をつけている。

 さらに言えば無属性なので当然属性分のダメージは見込めず、弾かれるような硬い部位を攻撃すればその火力は雀の涙である。

等々武器とスキル全く噛み合っておらずスキルが役に立っていない。その戦法ならせめてアカム武器でやってくれ・・・。


例11:フルマガド(MHRise)

今作のメインモンスターマガイマガドの防具、禍鎧シリーズの一式。禍鎧シリーズ自体は逆襲と逆恨みという相性の良いスキルを持った下位ではなかなか優秀な防具なのだが、もう一つのスキル「鬼火纏」にとんでもない問題があった。このスキルはマガイマガドの引き起こす状態異常「鬼火やられ」を自力で発生させ、それにメリット効果を与えるという「泡沫」によく似たスキル。鬼火やられ中に特定の行動をとることで鬼火を設置し、当たったモンスターに肉質無視のダメージを与え、ダウンを取ることも可能と強力ではあるものの、鬼火やられ状態を放置するとその場でハンターが爆発。ダメージを受ける。しかもこの爆発、味方にもヒットし吹っ飛ばされる仕様。上級者ハンターなら立ち回りの中で鬼火を設置、肉質無視ダメージを稼ぐ強力スキルなのだが、仕様もよくわかっていないふんたーが鬼火やられを放置し爆発、周りのハンター達を吹き飛ばす事例が相次いだ。しかもこのシリーズは水耐性がかなり低く、今作における初心者の壁と言われる緊急クエストのタマミツネのブレスで粉々になるふんたーが数多く目撃されている。


例12:ナンニデモ=ナルガライト(MHRise)

今作のラスボスナルハタタヒメは細長い体型の超大型かつ弾肉質が非常に柔らかい為、貫通に特化したナルガクルガ素材のライトボウガンでの周回が効率的とされ、インターネット上などでよく取り上げられていた。その結果、どうしてナルハタタヒメに貫通ライトボウガンが強いのか分かっていないふんたーが発生。「ラスボスに有効ならどの相手にも強いだろう」という根拠のない思い込みに囚われ、全長の長い海竜種ならまだしもゴシャハギ(アオアシラ骨格)に担いでいく者まで現れた。

当然ながらこういった手合いの多くは後述の「にわかガンナー」であるため、貫通弾のヒット数が多くなる部位を狙うといった工夫もできないことが多い。


例13:未強化しまき、なるかみ(MHRise)

今作のラスボスとその対になるモンスター、ナルハタタヒメイブシマキヒコの防具の一式またはキメラ装備。このシリーズは強化済みかつ一式または混合でないと貧弱なレベル1が大量に発動するだけという変わった装備なのだが、それを知らないふんたー達が「とりあえず色々スキル発動してるしいいや」と未強化で着込んでしまう事例が相次いだ。


この手のダメ装備の派生としてYouTubeなどで「最強装備!これで○○余裕!」などのサムネイルで防具紹介するものが多く、大半はまともな装備を紹介しているのだが、ツッコミどころが多いトンチンカンな構成を紹介している動画も少なくない。

ある程度モンハン知識があればおかしいと気づけるだろうが、前述通りスキルや初歩的な要素を理解していないふんたーはアッサリと鵜呑みにしてしまう。


例14:数値バカ

大して知識も無いくせに他のプレイヤーの装備にケチをつける者も多い。武器倍率やモーション値の概念を知らないので、ステータス画面で表示されている攻撃力=火力だと思っている者が多い模様。

例として、「太刀は大剣並みの攻撃力で片手剣並みの連続切りができるため最強」など(ちなみに太刀の表記攻撃力はMH3以降大幅に引き下げられており、こういった勘違いをする輩が多いのは、彼らの殆どがMHP2G出身だからであると推測されている)。

現在は武器係数が完全に撤廃となり、それが仇となって今度は双剣や片手剣がメジャー化してしまっている。


また、防御力のみでガンナーに文句を言う「防御力バカ」という亜種の存在も確認されており、ボウガン全般も彼らから弱武器として槍玉に挙げられる事が多い(表示される攻撃力が低いことやガンナー防具の防御力が剣士の半分しかないことなどから、弱いと勘違いしているケースが多い)。尚、ヘビィボウガンはP2Gにおいて、ライトボウガンはP3において一部の武器がゲームバランスを完全に崩壊させたという凄まじい過去があり、調整の施された近年のモンハンにおいても上手く使いこなせれば最強クラスの攻撃力を叩きだせる立派な強武器である(さらに平成末期辺りのモンハンでは近接ハンター拒否と言わんばかりの行動をするモンスターが増え中距離から強引に活路を開ける事もありガンナーは強い。と話題になった事で便乗する後述のふんたーも増えたのだが)


例15:にわかガンナー

近年ではよく見かけるタイプ。

まとめサイトなどから浅く間違った知識を得てガンナーに転職してしまったふんたーは割りと多い。

ガンナーは正しい距離から弱点部位を狙わないと火力が出ず、防御力も低いため剣士より立ち回りがかなり難しい上級者向けである。

当然ながらふんたーはそこまで理解できておらず、必要なスキルを一切発動せず、遠くからただ弾を撃ってるだけだったり、タメなしで矢をバラまいてるだけだったり、端っこに罠を仕掛けてその上に立ってるだけだったりと全く貢献できていない。防御力の低さもあってあっさり3乙されることも多く、かなり迷惑な存在となっている。とりあえず強いと話題の拡散弾を他人を気にせずバラ撒きまくる迷惑行為はあまりにも有名。


番外:ガンナーフルミラバルカン(MHG)

これはどちらかというと開発の調整不足が原因で地雷と化してしまった装備であり、加えて製作難易度が非常に高いので番外とする。

MHGのラスボスであるミラバルカン装備一式は、剣士装備であれば当時最強火力スキルであった「切れ味+1」を備え、防御面でも「精霊の加護」に「各耐性+3」と良いスキルが揃っており、素の防御力も最高クラスと文句なしの装備であり、テンプレ装備の一つでもあった。

…そう、「剣士装備」であれば…。

ガンナー装備は開発は何か恨みでもあるのかと勘繰りたくなるようなゴミ装備と化していたのだ。

ガンナー装備は元々剣士装備よりも素の防御力が低いのだが、そこに追い打ちをかけるかのように「防御-20」に「各耐性-5」という「虐めか!?」と叫びたくなるようなデメリットスキルが付随していたのだ。

そして、この酷いデメリットスキルの見返りに手に入る攻撃用スキル「連射」がこれまた産廃スキルだった…。

このスキルは後年ラオシャンロンのヘビィボウガンと組み合わされることでぶっ壊れと化したテンプレ装備、通称「ラオート」で使われた「自動装填」の雛型と言えるスキルであり、効果自体は「一度装填すれば手持ちのその銃弾が尽きるまで再装填が必要なくなる」という同じものである。

え?何故ぶっ壊れじゃなくて産廃になったのかって?

それは「反動補正」に問題があったため。

「自動装填」の場合は反動補正が「大」になるというものだが、この場合は通常弾や属性弾はいつも通りに使えたので大した問題では無かったのだ。

だが、「連射」の場合は反動補正が「最大」になってしまうのだ。

この場合はLv1通常弾以外の全ての銃弾に反動が発生してしまい、立ち回りが非常に厳しくなるだけでなく、再装填が必要ないメリットを反動が完全に打ち消してしまいDPS上昇に全く貢献しないのだ。

しかも先に述べた通り、この装備は兎に角防御性能が低い。

結果、紙装甲かつ隙塗れな攻撃モーションで強大なモンスターとし合わなければならないという縛りプレイ以外には何の役にも立たない、褒める要素が微塵もないゴミ装備と化してしまった。

尤も、最初に述べた通り製作難易度が非常に高い装備であり、加えて使って見れば即座に使い物にならないという事がはっきりわかるためにふんたーが使うことはまず無く、どちらかというと極め尽くした超一流ハンターが更なる刺激欲しさに縛りプレイ目的で装備している場合が殆どである。



支給品を独り占めする

支給品を持てるだけ持って行ってしまう。

支給品はメンバー全員が均等に持っていくものであり、独り占めするなどもってのほかである。

ちなみに、本作のプロデューサーもデモプレイなどで同様の行動をとることが多い。

新人ハンターが真似したらどうするんだ……。


明らかにパーティへ貢献できていないプレイをする

麻痺したり罠にかかったモンスターにハンターが攻撃しているところへ大タル爆弾を置いたり、剣士達が攻撃しているところへ曲射をぶっ放したり気刃斬り盾コンを連発してこかしまくったり味方を巻き込んで砲撃したり、最近(MHX)じゃニャンターでただただ薬草笛を吹いてるだけだったり…とやりたい放題。

ニャンターはアシストに優れている他に攻撃の当たり判定も小さく生存力が高いのだが、まっとうなニャンターPLが入室しただけでキックされるというとんだとばっちりも起きている。

奮闘フンター

4以降ではやたらモンスターに乗りたがるくせによく失敗したり、さらに他人が乗っている所を閃光玉や状態異常攻撃や罠などで邪魔したりする。

もっとひどい場合、ベースキャンプから一歩も外に出なかったり、1人だけ戦闘に参加せずに採取に勤しんだりといった寄生行為をはたらく者もいる。

そのくせ他のプレイヤーに対して「しっぽきって やくめでしょ」などと注文を付けてくる。


ただし、プレイヤースキルは知識の問題でもあり、知らなければどうにもできない事でもある。

失敗を反省し次回にそれを活かすのであれば、過度に責められるような問題でもない。


……だが、反省するような殊勝な人間がふんたー呼ばわりされる筈もない。

彼らが次に行う行為は……


暴言を吐く

上記の事柄について他のプレイヤーから注意されると開き直って「ふざきんな!!」などと暴言を吐いてくる。


1人で三乙する

…ここまできたら何も言うまい。

また、2乙して捨て台詞吐いてから切断する亜種も確認されている。


ヒーラー専

3DS作品ではマイナーな存在で薬草笛ニャンターくらいしか話題にならなかったが、モンスターハンターワールドで大量発生した。内容はモンスターから離れた所で攻撃せず延々と回復を使い続ける行為

何が迷惑かと言うとワールドではマルチ体力導入により攻撃しないハンターが1人居るだけで他ハンターの労力が跳ね上がる事と離れたヒーラーに向かってモンスターが長距離ダッシュを繰り返し追いかけっこになる2点が特に嫌われる要素。

起源となったのがファイナルファンタジー14とのコラボクエスト。ベヒーモスが参戦し、原作さながらのマルチロールプレイを求められ、最初は否定的な声もあったが、原作再現やコラボ先を尊重した事で、ヒーラーはコラボ要素として受け入れ、アイテムを使う間もない苛烈な攻撃に晒されるベヒーモス戦では重要な役回りをしていたのだが、通常のクエストだと、慣れたユーザーが多いと当たらない為回復の必要が無く、被弾したとて勝手に隙を見つけて自己管理できる。さらに回復の余地もなく乙するふんたーがいた場合無意味の為存在に疑問が残る。攻撃をしながら回復してくれるなら良いが、何も攻撃する事なくただ回復を使い続ける事が地雷行為。回復だけに専念するプレイヤーがいれば当然一人分火力が落ちるわけで、プレイ人数に応じてモンスターの体力が上がる近年の仕様だと、回復専門を連れていくくらいならソロプレイの方がマシということになってしまう。

攻撃しないヒーラーが認知され始めた事で広域化が付いてるだけで地雷認定されキック。などのとばっちりも存在し、上手く広域化を使う片手剣や狩猟笛は肩身の狭い思いをする事となってしまった。

さらにヒーラー憎しで粉塵を使われた場合の定型文に暴言を入れるユーザー(粉塵はモーションもそこそこ素早く、秘薬使う程では無いが回復したい時に使うユーザーも多い)が多発するなどアイスボーン期のヒーラーはDPSチェックや大縄跳びに並ぶギスギスオンラインと揶揄されるきっかけになってしまった。


…などなど。


原因

こうした地雷プレイヤーが続出した背景には、オンラインが手軽になったことが大きいと言われている。

より正確に言えばオンラインゲームの主流が日本ではMMOではなくMO形式になった事で目立つようになった。MMOであればプレイスタイルの一つであり関わらないと言う手段をとれたのだがMOが主流になった事で継続的に接触する機会が増えた。キックなどMOでの回避手段も初期になかったことが大きい。タイトルは出さないが成人がネットの多数だった2000代に日本の同人オタク方面で人気を得たいくつかのMMOタイトルの惨状の歴史でもわかるが成人(20代から40代)だらけでも相当に酷かったので「ネットが手軽になって学生や若者が増えたせい」みたいな事にしてはいけない。そもそもこの単語が発生した2ch関係のプレイヤーによる人種差別言動、ストーカー、虐め、晒し、場の占有などを悪質の数も相当だと言う事を忘れてはいけない。


過去はXLinkKaiやアドパなどを用いて通信プレイを行うことはできるものの、環境設定が複雑であるため機械オンチだったり金銭面が限られるユーザーにはハードルが高く、現在ほど地雷は多くなかった模様。

一方、WiiのMH3では課金すれば特別な環境設定がなくとも普通にオンラインプレイが可能であり、3DSで発売されたMH4にいたってはオンラインプレイが無料である(3DS自体も15,000円台というゲーム機としては比較的リーズナブルな価格であるのも原因か)。

こうしたこともあり、マナーの悪いユーザーが増加したことで上記のような地雷が多発したといわれていた。


しかしPS4のモンスターハンターワールドでも地雷行為は収まらなかったことから、現在ではゲーム機種や環境うんぬんよりユーザーのモラルの問題であるとする見方が多い。

当たり前の事だが暴言や煽りなどの迷惑行為。チート行為をオンラインに持ち込んではいけない。


ただし、このような地雷ユーザーの増加は、PC専用だった頃のフロンティアでも一時期問題となっていたし、PSPの頃からも問題になっていた。今後どのような環境でも地雷ユーザーが大量発生する可能性は十分にありえる(こちらではFに比べて難易度が大幅に低かったMHP2Gからの流入者が大半を占めており、彼らの多くは苛酷な環境のFでは通用せず、またネットマナーの悪いユーザーが多数入り混じってた事も相俟って、多くのFユーザーから地雷として忌み嫌われていた)。


余談

2014年3月15日ニコ生で配信された「祝!モンスターハンター10周年! ~春のモンハン番組対抗SP~」では、企画に参加した視聴者の1人が、非道徳的な発言を繰り返したために、辻本Pの指示で出演者全員が3DSを閉じて(=切断)プレイの中断を余儀なくされるという事態まで発生(なお、断りもなしに切断するのも立派なマナー違反である。もっともこの場合は状況が状況だったので仕方がない面もあったが…)。ちなみに、件のプレイヤーの名前は「キリト」であり、頭と脚装備のみ着用で発動スキルはまんぷくのみといういかにもな特徴を持っていたことから、視聴者からは心配する声も上がっていたのだが、その不安は的中することとなった。

当然ながらそのプレイヤーを非難する声は多かったが、同時に「このような事態を予想できなかったのか」という主催者への批判もあった。

ただ、本物の地雷と捉えるには不自然な点も多々見受けられたことから、当時のオンラインの惨状を訴えるためにわざと地雷を演じたのではと考える人もおり、「開発側が今回の事件を受けてMH4Gでオンライン環境を改善してくれるのではないか」と期待する意見も上がった。


MH4G以降は、こうしたユーザーの願いが届いたのか、オンラインに「キック(※)機能」が搭載されることが発表された。これによりMH4の時と比べて地雷ユーザーに悩まされることが少なくなり、ある程度快適なオンラインプレイが保障されるようになっている。…が、しかし効率厨やテンプレ装備部屋やギルドクエストなどが原因のせいかたとえ真面目な装備をしてきてもキックされるといった新たな原因が発生したためかあまり効果がなかった。

MHXではMH4Gの要素を引き継ぎつつ、4Gの不満要素を外してさらに部屋の募集条件を細かく設定できるようになったため、地雷ユーザーとの遭遇はより少なくなっている。


が…またしても事件が発生した

その五年後の2019年11月24日ではPS4へと機種が変わり、MHW:IBに。「モンスターハンターフェスタ’19-‘20」で『バイオハザード RE:2』とのコラボクエスト紹介でクエスト限定の状態異常「ゾンビ状態」を辻本Pが視聴者に見せようと視聴者参加型の企画として行なっていたが誰も状態異常にならず、まさかの失敗で終わってしまう。もちろんオンラインの支障ではなく、完全な妨害行為で企画を潰されてしまったのだ。辻本Pもまさかの出来事に放心状態で「見せたかった…」と嘆いていた。実は動画投稿者「QuAくえ」がテオ・テスカトルの狩猟笛の「全状態異常無効」の旋律効果で企画を妨害していたことが判明(妨害すると旨の発言をしていた)。しかもその生放送をミラー配信(いわば著作権侵害)という犯罪行為もやっていた。事態を想定できなかった主催者側への批判も多少はあったが、明確な悪意を持って企画を妨害した上に法律違反まで犯した「QuAくえ」に非があるのは明白である。同氏は既に謝罪済みで、Twitterとニコニコのアカウントは削除している。


  • ※指定したプレイヤーをゲームからの除外(蹴り出す→kick out)すること。いわば「強制退場」措置のこと。正式には「キックアウト機能」と呼ぶ。
    • チャット掲示板MMORPG等のSNSブラウザゲームでは、マナーやルールを著しく損なっている利用者に対し、主催者の判断や他の利用者の進言によって機能を行使できるようにしているものがあり、遺憾ながら近年は増加傾向にある。

関連タグ

モンスターハンターシリーズ(モンハン) モンスターハンター3 モンスターハンター4 モンスターハンタークロス モンスターハンターフロンティア

ハンター(モンスターハンター) 地雷 ゆうた


たかのり/XXハンター - 典型的ふんたーの例


テラレイドバトル - 『ポケモンSV』におけるマルチプレイ要素。ここでもボス敵に対して相性の悪いキャラで突撃して力尽き、仲間の足を引っ張るプレイヤーが続出する等、この「ふんたー」と同様の問題が発生している。


外部リンク

ニコニコ大百科

アニヲタWiki(仮) - ふんたー

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