概要
「どもども、こんちわ~☆アイドルと言えば歌唱力だよね?ってことでサ、レッスンだと思って今からカラオケ行こうョ~♪おっと、ジョーダンだから怒んなぁ~!!」 |
プロデューサーをよくからかい放埓で、カラオケやショッピングが大好きといういかにもなイケイケギャルである大槻唯。
「オフにカフェ巡りといきたくても、アイドル一人でぶらぶらって訳にはいかないでしょう? でもアナタと一緒なら何かあっても安心だもの。…なぁに? これでも信頼してるんだから。さ、行きましょ?」 |
理屈でプロデューサーに応じ洋書を嗜み、カフェで過ごす時間を愛するいかにもな代官山系インテリである相川千夏。
誰がどう見てもソリが合うようには見えないこの二人、しかも大槻唯は17歳、相川千夏は23歳と実に6歳もの年齢差である。
しかしこの二人は2012年3月30日から開始されたイベント「桜舞う花見祭り」に於いてシンデレラガールズ初のユニットを結成する。(ピンクドットバルーンやレッドバラードの様に後から正式にユニットとなった同衣装のアイドルもいるが、台詞でユニットと明言されたのはこの二人が初である)
誰とでも親しくなれる明るさを持つ唯と偏見に惑わされない聡明さを持つ千夏の互いの性格故なのか、その際に二人が見せた仲の良さには多くのプロデューサーが驚かされた。それが「ゆいちな」の成り立ちである。
後に2013年4月25日から開催された「アイドルLIVEツアー in スペイン」に対戦ユニットとして登場。公式で「サクラブロッサム」と名付けられた。
「ちゃーっすアミーゴ!ゆいたちはスペインでも花盛りなワケ!ちなったんも歌っとけ歌っとけ♪」 |
またサクラブロッサムは
- 2014年2月26日〜3月10日開催の「ひな祭りLIVEツアーカーニバル」
- 2015年3月31日~4月8日開催の「花見DEドリームLIVEフェスティバル」
- 2016年4月8日~4月14日開催の「アイドルLIVEロワイヤルお花見SP」
- 2017年4月10日~4月18日開催の「LIVEツアーカーニバル ディアリースタークエスト ~夜桜奇譚~」
- 2018年3月31日~4月9日開催の「花見DEドリームLIVEフェスティバル」
- 2019年3月31日~4月8日開催の「花見DEドリームLIVEフェスティバル」
と初登場以来毎年春に登場しており(2016年は唯と千夏に[お花見]中野有香+を加えたトリオユニット「サクラ☆サクラブロッサム」として登場、2019年は[マジカルブロッサム]横山千佳+と[フラワーパーティー]三好紗南+のユニット「春めきファンタジア」とのコラボユニット「春めきファンタジア × サクラブロッサム」として登場)、古参のプロデューサーたちにとっては春の風物詩として定着してきている模様。
「桜舞う花見祭り」
上記の通り、2人が出会った記念すべきイベントである。
このイベントで唯は初めて千夏の事を「ちなったん」と呼び、また彼女の事を
「ちなったん、マジかっこいいよね!」 |
と評している。千夏がパートナーである事を聞かされ(以前から面識自体はあったようだ)、仕切りを彼女に任せ自分は遊ぼうとして窘められたり、この仕事で仲が深まったのか千夏と仕事の後に一緒に遊びに行く約束を取り付けた描写も見られる。
これら唯から千夏への言及はなんと合計4回。元々その性格故にメアリー・コクラン(姉にそっくりと懐かれる)や諸星きらり(きらりんぱわーを貰って来る)、双葉杏(飴を奪われる)等登場する度に他のアイドルと絡む機会の多い彼女であるが、それを差し引いてもこの回数は異例であり(しかも当時は台詞で他アイドルに言及する事自体稀であった)、この時点で既に千夏にべったりである。
一方で千夏は唯を「唯ちゃん」と呼ぶ。口を開けば千夏の名を口にしていた唯に対して、千夏側の唯に言及する発言は
「唯ちゃん、元気でかわいい子よね」 |
と好意的ではあるが台詞は2つのみである(元々シンデレラガールズに於いて他のアイドルに言及する台詞は1つあれば多いぐらいなのだが)。だがイベント後唯と一緒に遊びに出かけた事や、その後も実際に唯が千夏に懐いている事実から千夏の方も唯を大事にしているようだ。
千夏の本の秘密?
更に、2012年の11月、2ちゃんねるの「【mobage】アイドルマスターシンデレラガールズ2517人目」に於いて住人が或る事に気付く。以下はその引用である
そういやちなったんと言えばお花見Nで本持ってるじゃん?良く見るとタイトルが書いてあって
「Le Ble en herbe」、つまりフランスの女性作家コレットの「青い麦」の原著なのよ
んで「青い麦」ってフランス文学上初と言っても良い青春時代の恋愛を描いた作品で
ヒロインのヴァンカって女の子は天真爛漫で金髪碧眼がトレードマークなのね
いやフランスなんだから金髪碧眼は当たり前だろって思うかもしれんがとにかく描写の執拗さが尋常じゃない
ヴァンカが出て来る度に、それどころか主人公がヴァンカと対峙する度に金髪と青い瞳が強調されまくる物語の重要なファクターでさ
それでモバマス全体を眺め回してみたらさ、海外出身含めて金髪のアイドルは結構いるけど
金髪碧眼は千夏さんがお花見でユニット組んでたあの娘だけなんだよね
※唯が多様な髪型と眼色を持つシンデレラガールズのアイドルの中でも唯一の金髪碧眼であるという事実は更にアイドルが追加された2013年9月12日現在も覆されていない。(ライラは碧眼か翠眼か微妙な所だが、どちらにせよ彼女は褐色の肌を持つのでヴァンカのイメージとは異なる)
また、上述の通りメアリーに姉そっくりと言われている事から本当にハーフやクオーターである可能性もある。更に余談だが、ヴァンカにも彼女と似た幼い妹がいる。
つまり千夏にしてみれば彼女が読んでいた小説のヒロインが飛び出して来たかの如き少女が、ある日突然目の前に現れ、ユニットを組み、自分を慕ってくれるのである。
それに対し饒舌ではなくとも彼女の胸中は察するに余りあるのではないだろうか?(あくまで小説のタイトル以外は公式で明言された事では無い為、偶然と推測の域を出ない話ではあるが…)
「アイドル水泳大会」
そして唯は2012年7月4日から開催されたイベント「アイドル水泳大会 水着のシンデレラ」に於いて二度目の再登場を果たす。このイベントに千夏の姿は無く、二人の関係は一回限りかと思われたが…
「ちなったんのメガネ貰ってきたじぇ! 変装用ってことでぇ~♪」 |
今回の唯はイベントで手に入るRを次々と特訓させる事で最終的にSRとなる10段階特訓SRとして登場し、特訓する度に衣装を着替える趣向であった。
その特訓の8段階目、[サマーショッピングブラウン]に於いてなんと彼女は千夏の眼鏡を着用して登場。従来は台詞によって他のアイドルに言及する事はあっても、それがイラストにまで反映される事は無かった為これまた多くのプロデューサーを喜ばせ…驚かせた。
上記の台詞からも判る通り変装の為にわざわざ千夏から眼鏡を貰って来たらしい。更に特訓後の[サマースプラッシュ]では「千夏と約束したから仕事もしっかり頑張る」と千夏の云う事は素直に聞く旨の発言も見られ、「桜舞う花見祭り」以降唯は千夏にすっかり懐いている様が窺える。
「鎌倉あじさい巡り」
2013年5月29日から開催されたイベント。引き続き唯のみの登場ではあるが、上記の件から千夏への言及があるに違いないと多くのプロデューサーは推測し、セリフを探した。案の定、「雨の日に家でどう過ごすか?」という会話において…
「ゆいはファッション雑誌とかー、あと少女漫画とかも読むよー!ちなったんはマジ本ばっか読んでた!」 |
家にお邪魔し、また長居をする仲であることの証左と言えよう。二人の仲の良さが窺われ、微笑ましく妄想が捗るセリフである。
また、仕事が終わった後にプロデューサーと由比ヶ浜でデートをしている最中にまで、雨上がりの夕日に輝く浜辺の風景を「千夏に写メで送りたいから写真を撮って欲しい」とせがんでくる。(プロデューサーに頼むという事は自分も写るつもりなのだろう)
今回のイベントでも唯らしく全ての共演アイドルと交流し、友情を育んだ描写が見受けられるが、その最中にあっても彼女の中には常に千夏の存在があるようだ。(後に仙崎恵磨、藤本里奈と結成したギャルパーティのLIVEにて、里奈に唯の親友は誰?と聞かれ脇山珠美や有浦柑奈を始め数多くの名前を挙げようとする描写があるが、その際にも真っ先に「やっぱちなったんでしょ」と千夏の名を即答している)
「(第1回)アイドルLIVEロワイヤル」
2013年9月26日から始まったこのイベントで千夏は[ロワイヤルスタイル]として一年半ぶりの再登場を果たした。特訓前はトレーニングをしている為眼鏡をかけておらず、特訓後に初めて着用した姿を見せるのだが…今回は眼鏡が通常Nや[お花見]と異なるものとなっている。
どうやら上記の「アイドル水泳大会」で唯にプレゼントしたのは千夏が常用していた眼鏡であり、以降千夏自身はスペアだった眼鏡を着用しているようである。千夏曰く「取られちゃった」との事だが、無論水泳大会以降も千夏と唯は交流がある為、所謂貸りパクでは無いと思われる。むしろ自身が使い馴染んだ装身具を預けられる程の仲だという事なのだろう。
シンデレラガールズに於けるアイドル同士の交流はかなり頻繁に行われるようになったが、その交流がアイドルのイメージチェンジにまで到った事例は他に類を見ない。
「アイドルプロデュース the 2nd Anniversary」
唯、千夏共にイベントアイドルではないが、本イベントのエンドレスプロデュースは全てのアイドルが一堂に会する2周年記念パーティが舞台となっており、サプライズとして全アイドルにエクストラコミュが用意されていた。
その為アイドル全員にパーフェクト、グッド、ノーマルと3つの台詞が存在するのだが、特に深い親交を持つ相手がいるアイドルは、台詞の内の一つがそのアイドルに言及するものになっている。
唯と千夏にも互いに言及する台詞があり、唯は会場内で千夏を見つけるや否や「モフモフして来る」(何処をモフモフするかについては大いに議論の余地がある)と千夏の元へ向かう。一方千夏はプロデューサーとの会話の中で「唯の事を大事にしてあげて欲しい」と、陰で唯を気遣う様子を見せた。
「クリスマスメモリアル」と「第3回アイドルLIVEロワイヤル」
「ちなったんもあのケーキがイイよね?」 |
2013年12月18日から開催された「クリスマスメモリアルリミテッドガチャ」にて、唯はSRの[クリスマス☆ギャル]として登場。千夏は本ガチャには参加していないにもかかわらず、その特訓前のイラストには千夏と共にクリスマスケーキを買いに行く様子が描かれている。
アイドル同士の関係が描写される事が既に一般化した当時でも、イベントやガチャで共演するアイドル以外がイラストに描かれる事は未だ稀少であり、彼女達が仕事以外でも常日頃から行動を共にしている事が窺える一幕であった。
更に、2人の冬はこれだけでは終わらなかった。
「これは唯ちゃんには苦いと思うわ。砂糖とミルク入りもいいものよ」 |
上記ガチャから約1ヶ月後の2014年1月16日から開催のこのイベントに、前半のブルーメダルチャンスの最上位賞品で千夏は初SRの[ナイトエレガンス]として登場。[クリスマス☆ギャル]の千夏と同じく唯は本イベントには登場していないにもかかわらず、その特訓前のイラストには千夏と共に夜のカフェのテラス席にいる姿が描かれている(上記の台詞はその際に千夏が飲んでいるブラックコーヒーに興味を示す唯を、彼女の嗜好を知る千夏が優しく諭す場面と思われる)。
ここでの会話に於いて千夏は唯の事をごく自然に大切な友人と呼び、また親愛度MAX時の台詞では「アイドル活動がどんなに忙しくなっても…こういう時間を持ち続けたいわ。プロデューサーさんと唯ちゃんと…マ・ファミーユ…かしら」 (「マ・ファミーユ」はフランス語で「私の家族」)と語っている。これらの台詞の端々から、彼女達が既に掛け替えの無い関係にあることを察する事が出来る。
また、この時期に各ガチャとイベントに合わせて公開されたシンデレラガールズ劇場第210話『とっても甘い望月聖』と第230話『レイナ様を止めろ!』においても、2人は劇場での初共演を果たしている。
「アイドルトーク」
2014年の11月28日、シンデレラガールズの3周年記念キャンペーンの一環として「アイドルトーク」機能が追加された。
シンデレラガールズではフロント画面でフロントメンバーに設定したアイドルの台詞を楽しむ事が出来るのだが、従来の台詞は全てプロデューサーに向けられたものか、モノローグであった。
しかし「アイドルトーク」機能の実装により、特定のアイドル同士をフロントメンバーに設定するとその2人の“会話”が発生するようになったのである。
そのトーク機能の最初の実装にて早速2人の会話が用意された。唯が落ち着きなく表情を変える様を指摘する千夏と、それに対して千夏と一緒ににいるだけで嬉しさの余りテンションが上がってしまうと応える唯のやり取りは必見である。
※実装初期は千夏が唯の事を初めて「唯ちゃん」ではなく「唯」と呼び捨てにしていた事が話題を呼んだが、残念ながら単なるミスであったのか後に修正された。
「Radio Happy」
「こないだのオフはー……そうそう! ちなったんとデートしたのー☆いいでしょー♪」 |
2016年3月2日に発売された大槻唯のソロCD「Radio Happy」に収録されているオーディオドラマ「目指せ! シンデレラNO. 1! -大槻唯編-」内のコーナー「思い出トーク」。唯が事務所の他のアイドルたちとオフに遊んだ思い出を語るのだが、その最後のエピソードが「ちなったんとデートした」というものであった。
詳細は是非CDを購入して聴いていただきたいのでここには記さないでおくが、デートプランの概略だけ簡潔に記載すると「絵画鑑賞、カフェでお茶、雑貨屋」という流れだったようである。ただし途中で話題が変わってしまったため、雑貨屋でデートが終わりだったのかその続きがあったのかは定かではない(仮にあったとしても知る術はないが)。
「あんさんぶる!」
コミカライズ作品『アイドルマスター シンデレラガールズ あんさんぶる!』では、2016年4月25日発売の3巻に収録された描き下ろし漫画「SPECIAL episode 3」に遂に2人揃って登場。
出番はアイドル達が描かれたコマでは最初で、心を弾ませライブのアンコールに向かおうとする唯とその様子を見て優しく微笑む千夏による会話シーンとなっている。
「みんなでつくる♪秋の学園祭ガチャ」
「みんな、面白がって、いい大人にこんな恰好させて…ふふっ、困った子たち」 |
※こちらの項目に関しては公式で明言されておれず、あくまで一部のプロデューサーたちの憶測であるため注意。
2016年9月30日~10月8日に開催された月末ガチャ「みんなでつくる♪秋の学園祭ガチャ」にて[秋の学園祭]相川千夏が登場。まさかの制服姿にプロデューサーたちは騒然となったが、更に特訓後の[秋の学園祭]相川千夏+では誰かに盛大にデコられ困惑した姿を見せた。
上述のあいさつ台詞で「みんな」と発言していることから複数犯であり、なおかつ年下のアイドルと判断できる。しかしガチャのエピソード後編ではR組の上条春菜、桃井あずき、三好紗南の3名は「制服っ!?」と驚いているため、デコった犯人は彼女たちではないと考えられる。
千夏に対して面白がってこのようなことを率先してできそうな年下のアイドルというと真っ先に思いつくのはやはり唯であり、犯人の一人である可能性は十分に高い。
……が、再度言うようにこれは公式設定ではなく、あくまで憶測である。
「ワイルドウインドガール」
月刊チャンピオンにて連載されている向井拓海が主役のスピンオフ作品「アイドルマスター シンデレラガールズ ワイルドウインドガール」(WILD WIND GIRL、以下WWG)の2016年12月号に掲載された回に、1コマだけではあるが唯と千夏が一緒に登場している(コミックスでは3巻)。元々唯はWWGの過去回にも登場していたが、台詞や呼びかけが無いとはいえ2人が揃ってスピンオフ作品に出演できたことは喜ばしいことだろう。また2017年11月号の回(コミックスでは5巻)でも2人一緒のコマがある。
拓海や藤本里奈を始めとして他にも多くのキャラクターが登場・活躍しているため、一部のゆいちなマニア以外でもプロデューサーなら読んでおいて損はないだろう。
「一番くじプレミアム ドラマCD」
「何でも、唯さんと仲のいいアイドルの方も、よく本を読んでいるそうで……何度か、その方のお話を聞きます。」 |
2016年12月3日に販売された「一番くじプレミアム アイドルマスター シンデレラガールズ PART4」のE賞のドラマCD「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ICHIBAN KUJI ORIGINAL CD03」。
このオーディオドラマ自体にはボイスのない相川千夏はもちろん、大槻唯も登場していない。話の大筋自体もアナスタシア、鷺沢文香、橘ありす、新田美波の4名が喫茶店で仲良く語らうという内容なのだが、唯の話題になった時に文香が放った上述の台詞がゆいちな界隈を激震させた。あまりにも唐突かつピンポイント、そして衝撃的だったため、一部の界隈では「ゆいちな狙撃」とも呼ばれたとか呼ばれてなかったとか。
またゆいちなとは関係ないが、他にもボイスなしアイドル(ナターリア、楊菲菲)への言及があったり、もちろんメインの新田ーニャことラブライカの2人やありふみことクローネの2人の絡み、さらにはアナスタシアとありすのデレステネタの絡みも聴けたりするので、入手難易度は高いものの一聴の価値があるCDである。
「第6回シンデレラガール総選挙 アイドル紹介」
「お仕事もレッスンもカンケーナシでー、ぱ~って歌うの!」 |
2017年4月24日、「第6回シンデレラガール総選挙」の中間発表と共に突如として現れた、アイドル紹介のページ。既によく知られたアイドル同士の関係だけでなく今回初めて言及されたアイドルのつながりも多数あり、納得の人選や意外な人選、明らかにネタで入れられたと思われる人選など様々なアイドルの紹介がありプロデューサーたちは大いに盛り上がった。
大槻唯の紹介する「唯が一緒にカラオケに行ったことがあるアイドル」の一人として、意外というかやはりというか相川千夏の名前が挙げられていた。ちなみに他のメンバーは藤本里奈、城ヶ崎美嘉、喜多見柚、仙崎恵磨。明らかに千夏が浮いている気もするが、みんなで一緒に行っているのか唯と2人で行っているのかは不明である。
もし千夏にボイスが実装された暁にはカラオケでデュエットするエピソード等も見られるかもしれない。
一方、相川千夏の紹介する「千夏がおすすめのカフェを教えて欲しいアイドル」の中に唯の名前は挙がっていないが、一部の界隈では「既に教えてもらっているからなのでは」という意見も出ている。
この2人に限らず、一見名前が挙がりそうなのに選出されていない……というアイドル紹介もいくつかあり、同様の推測がなされているようである。
「まごころ届け☆花咲くメイドガチャ」
「ちなったんから、メイドさんの本も借りたの♪スゴイっしょ☆」 |
2017年4月30日~5月8日に開催された「まごころ届け☆花咲くメイドガチャ」にて[おねだりサボタージュ]大槻唯が登場した。そして唯のエピソード前編にて、プロデューサーとの打ち合わせの最中に上述のセリフを唯が発した。
ガチャにて登場した唯の衣装が一見メイド服らしからぬ姿だったこともあってか「メイドさんの本を借りてあの衣装……一体どんな本を貸したんだ……?」と一部のプロデューサーたちはざわついたが、その直後に「でもけっこームズくってさー。やっぱプロデューサーちゃんにも聞いて、一緒に考える方がいいかなーって☆おねがーい♪」という台詞が続いているため、衣装を選んだのはプロデューサーと唯の2名である。決して千夏の趣味ではない。
しかし千夏からメイドの本を借りる唯もスゴイが、唯に貸せるそんな本がある千夏もスゴイと言わざるを得ない。
「the 6th Anniversary エクストラメモリー」
2017年12月6日~12月15日に公開された「the 6th Anniversary エクストラメモリー」。大槻唯のエクストラコミュのコミュイベント結果ノーマルにて、[おねだりサボタージュ]特訓後姿の唯が「あっ! メイドさんの本、借りたまんまだった〜! プロデューサーちゃん、一緒に謝って! お願い☆」と発言。……まだ返していなかったの!?
メイド衣装を再度着ることで7ヶ月以上借りっぱなしだった本の存在をふと思い出したということだろうか。しかし借りた側の唯はともかく、貸した側の千夏は必要になったらちゃんと返してくれと言ってくると思われるため、放置している=すぐ返ってこなくても問題ない類の本なのだろう。
6周年クリスマスケーキプレゼントキャンペーン
「…ささやかだけど、贈り物があるの。」 |
「ちなったんと選んだケーキ、めーっちゃカワイイっしょ?」 |
2017年12月22日〜12月25日に開催された、アイドルからクリスマスケーキをプレゼントしてもらえるキャンペーン。今回はいくつか選出されたユニットの中から選んでケーキをもらえる形式なのだが、そのユニットの中にサクラブロッサムがあった。千夏はもう一つ別のユニットにも所属していたが唯はサクラブロッサムのみ。
ユニットを選択すると千夏が「ジョワイユ ノエル、プロデューサーさん」と切り出し、ケーキをプレゼントしてくれたあとで唯が「プロデューサーちゃん、どぉどぉ、感想は?」と話しかけてくる。
クリスマスケーキというと2013年(4年前)のクリスマス時期に登場した唯のSR[クリスマス☆ギャル]を彷彿とさせるが、あの時は事務所のみんなで食べる用にPと三人で選んだイチゴのケーキだった。今回はフランスのショコラを使い砂糖菓子の飾りがふんだんに乗った、千夏と唯が二人で選んだケーキ。おそらく和気あいあいとしたやりとりをしながらどのケーキにするか決めたのだろう。
「第7回シンデレラガール総選挙 アイドル紹介」
「どんな感想が聞けるか、興味深いわね。」 |
2018年4月23日、「第7回シンデレラガール総選挙」の中間発表と共に前回同様アイドル紹介のページが公開された。去年は唯が千夏を紹介していたが、今年は千夏が「千夏がフランス映画を薦めたいアイドル」として唯を紹介している形で今回もゆいちな要素が存在した。
紹介セリフでは上述の言葉のあと「それに、一緒に見るのもいいわね、賑やかになりそう…」と続けて言っているが、千夏は事務所内でフランス映画鑑賞会でも開くつもりなのだろうか……?
他のメンバーは喜多見柚、新田美波、小松伊吹。ちなみに前回唯が紹介したメンバーと今回千夏が紹介したメンバーの双方に柚が入っているので、二人とも柚とはかなり仲が良いのかもしれない。
「ハピフルカラフル リミテッドガチャ」
「ちなったんに連れてってー! っておねだりしたけど、今日も明日もお仕事だから一緒に行けない、って。ぶー……。」 |
2018年6月22日~6月29日に開催された「ハピフルカラフル リミテッドガチャ」にて[ハピフルカラフル]大槻唯が登場した。そして唯のエピソード前編にて、唯は仕事で忙しい千夏の代わりに一緒に話題のお店へ行こう、とPを誘う(特訓前のカードでは一緒に行けなかった千夏へのお土産を選んでいる台詞もある)。
Pと会う少し前まで唯と千夏が一緒にテレビを見ていた、という導入も二人が普段から仲良く事務所で過ごしているということが窺える微笑ましい話だが……何とこのエピソードの途中、唯は千夏とのやりとりを「千夏の口調を真似しながら」説明してくれる。
真似をしている千夏の台詞は上記テキストの『今日も明日もお仕事だから一緒に行けない』の部分と『迷子になるからやめとけ』の2つだが、どのような口調なのかは生で聞かなければわからないため是非実際に聞いていただきたい(エピソード前半はギャラリーから誰でも聞くことが可能)。特に2つ目の台詞は相川千夏が大槻唯にタメ口を使っているという事実と相まって、その衝撃たるや筆舌に尽くしがたい。
また、現状相川千夏にはボイス実装がされていないにもかかわらず唯が千夏の台詞を代わりに読み上げることであたかも相川千夏にボイスが実装されたかのような状況になったため、デレマス界隈では『相川千夏(CV:大槻唯)』/『相川千夏(CV:山下七海)』、『ジェネリック相川千夏ボイス』/『ジェネリックちなったんボイス』といったパワーワードが急浮上した(ジェネリックはおそらく新薬とほぼ同等の効果で新薬より手軽に入手・利用できるジェネリック医薬品が元と思われる)。
「2019年花見DEドリームLIVEフェスティバル」
「あら、私たちのことかしら?」「イェーイ! 遊びに来たよー☆」 |
[お花見]相川千夏と[お花見]大槻唯、二人のお花見Nのカードが7年の時を経てメダルガチャにて遂に復刻した。初期イベントのカードはフリートレードでの流通量が少ないため、新規に始めたPには嬉しい復刻である……が、イベントを走って回してみても意外と中々出てこなかったりする。メダルガチャでお迎えできない場合は無理せずフリートレードで入手しよう。
毎年春にはサクラブロッサムが登場するため多くのPがどのラウンドで来るのかと期待していたが、最終ラウンド開始直後になっても二人の姿は無かった。
今回は出番が無かったのか……と思いきや、フィーバータイムが終了して日付が変わると共にイベントの最初のラウンドで出てきた横山千佳と三好紗南の「春めきファンタジア」とのコラボユニット「春めきファンタジア × サクラブロッサム」として最終ラウンドで颯爽と登場。
台詞から察するに、春めきファンタジアのLIVEにゲストとしてサクラブロッサムの二人が駆けつけた様子。また、LIVEバトルに勝利すると紗南が「あたしたちとサクラブロッサム…4人でも太刀打ちできなかったか~」という台詞もあり、サクラブロッサムがかなりの実力派ユニットとして世間に認知されていることが窺える。
「ぷちデレラ」
「ショッピングは一人で…以前はそうだったけれど、最近は友人と行くのも悪くないかと思って」 |
2016年11月28日に追加された相川千夏のぷちデレラ。その中にゆいちなを感じさせるコメントがあるので一部を紹介する。
ここでは「友人」というワードが入った2つのコメントのみを記載しておくが、他にもそれらしきコメントが存在するので詳細は是非ぷち相川千夏を入手して確認していただきたい。
- 「この歳になっても、友人と呼べる関係を新たに築けるのね。そんな自分に驚いてるの」
- 「ショッピングは一人で…以前はそうだったけれど、最近は友人と行くのも悪くないかと思って」
「スターライトステージ」
2015年9月3日に稼働開始した『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下デレステ)でもゆいちな関連の話題がいくつか存在する。ここではその内容について記載していく。
「千夏の眼鏡」
デレステ稼働初期から相川千夏と大槻唯は存在しているが、モバマスのN/N+の立ち絵の時点では黒縁だった眼鏡がデレステのN/N+では唯に眼鏡をあげて以降かけている赤縁のものに変わっている。おそらくは2Dイラストや3Dモデルを後者に合わせて作成したためと思われる。
しかし、これではスカウト前から眼鏡を唯にあげてしまったことになり、矛盾が発生する。千夏と唯の2人にとっては重要なエピソードであるため、「せめて千夏のスカウト時のコミュだけでも黒縁に」という声も一部で上がっているものの、その意見が届いていないのか、届いても費用対効果の面から実施に至っていないのか現時点でそうした改修はなされていない。
(そもそもモバマス単体でも年齢設定の矛盾と思われる項目があったりするので、モバマス、デレステ、そしてアニメの世界すべてを通して完璧な一貫性を持たせること自体困難と思われるが……、一応今回の件については「普段常に同じ眼鏡をせず、黒縁眼鏡をかける日もあれば赤縁眼鏡をかける日もある」といった屁理屈を考えられば矛盾は回避できなくもない)
「1コマ劇場」
「またフランス語の本?シルププレ?ボンジュール?マンマミーア?」 |
相川千夏の1コマ劇場には千夏と唯が一緒に登場。読書中の千夏に唯が話しかけ、千夏が冷静にツッコミを返すという日常の一幕が描かれている。
唯の「知ってるフランス語の単語をとりあえず並べてる感」が非常に可愛らしい。
「ウワサ」
大槻唯のウワサ①「初対面の人でもスキンシップから入るらしい。」 |
相川千夏のウワサ②「パーソナルスペースは広いつもりらしい。」 |
大槻唯のウワサ①はデレステ初期からあったものだが、相川千夏のウワサ②は2017年11月15日、11月前半が誕生日のアイドルに新しい1コマ劇場もしくはウワサが追加されたタイミングで新たに追加された。千夏の広いパーソナルスペースをものともせず、唯は初対面でもスキンシップから入っていったのだろうか……とゆいちな界隈は気もそぞろになった。
「デレぽ」
2018年春
「これから、ちなったんと映画デート☆」 |
2018年4月27日よりデレステに追加されたコンテンツ「デレコネ」の中の一つ「デレぽ」。ボイスの有無に関係なく様々なアイドルの日常が垣間見えるコンテンツとして登場後すぐに話題となっていた。
2018年5月3日11時20分、唯が上記の一言で始まるポストを投稿。唯と千夏の二人にとっては何でもないことなのだろうが、デレステで唯が明確に千夏のことを呼んだのは今回が初めて。
「千夏がフランス映画を薦めたいアイドル」に唯が挙がっていた『第7回シンデレラガール総選挙 アイドル紹介』から2週間足らずに起きた出来事であり、「チョイスは、ちなったんにお任せ!」と唯が言っていることから察するにフランス映画を観に行った可能性が高い。何を観に行ったのか、その後のプランはどこで何をするのか、など色々と想像の余地がある。また、地味に唯はここでも「デート」という表現を使っている。
更に同日20時5分、千夏がデレぽに「唯ちゃんと気になっていた映画を観てきたんだけど」という言葉で始まるポストを投稿。続けて20時8分にかけて千夏と唯のやりとりが投稿された。「私の隣で泣いたり笑ったり大忙し」とは千夏の言だが、つまり唯の様子を逐一窺っていたということだろうか……? 対して唯は「ちなったん大好き♪」と見ているこちらが恥ずかしくなってしまうほど直球なリプライをしている……これはもう紛うことなくデート。
映画は長くても3時間程度と思われるため、映画を観た後もデートが続いていたと考えるのが自然だが、11時半ごろから20時までの間に映画観賞以外の何が起こっていたのか二人以外に知るものは誰もいない。
2018年夏
「今日はちなったんと、朝活にピッタリなカフェ行ってくるねー!」 |
2018年7月29日8時15分、再びデレぽへ唐突なゆいちな爆撃が降ってきた。日曜日の朝という時間に大槻唯が投稿した上記のポストに震え上がるゆいちな界隈一同。
以前からゆいちなの逢瀬は昼夜を問わず行われてきていたが、今度はなんとカフェで朝活という新しいタイプの強襲である。この日の夜は松永涼と藤本里奈、木村夏樹と多田李衣菜が「お泊まり」しており、ゆいちなも実は前日にお泊まりしていたのではと推測するPも。
しかし純粋に朝から二人でカフェへ行ったにしろ、前日からお泊まりしていたにしろ仲の良いことに変わりはないだろう。
それよりも今回の場合問題なのは、前回の映画デートとは違って彼女たちの朝活がどうだったのかについてその後も一切触れられていない点だろう。もしかしたらちょうど台風が来ていた時期だったため中止になったのかもしれないし、朝活の後もずっと二人でオフを楽しんでいたのかもしれないが……ちひろさんにいくら積めばその先を知ることができるのだろうか?
ちなみに直接の絡みはないが、8/4のデレぽでは寮にいる唯が相馬夏美を花火に誘うやりとりの後、寮にいる松永涼が千夏と木村夏樹を映画鑑賞に誘うやりとりが見られる。これらのやりとりを見て「唯と千夏が寮でばったり出くわすのでは?」と予想するPも散見された。
2018年秋
「仕事終わりに事務所で話し込んでしまったわ。でも、元気な子たちと話すと自分も元気になれていいわね。」 |
2018年9月23日18時11分、千夏が上記の内容のデレぽを投稿。彼女の新カードのフラグ……という訳ではなかったが、そのわずか5分後に唯が「楽しかったねー☆ 今度はみんなで遊びに行こうね!」というリプライを投稿した。千夏が話していた相手の一人は唯だったらしい。今回のゆいちなデレぽは「アイドルマスター」シリーズアニメ全話一挙放送の最中にひっそりと投稿されたが、ゆいちな界隈には見逃されるはずもなかった。
ちなみにこの日の朝9時40分に城ヶ崎莉嘉が「事務所へ遊びに行く」という旨のデレぽを投稿しているため、彼女も一緒に話していたものと予想される。この三人以外にメンバーがいたかどうかは不明だが、みんなで遊びに行くということはやはりカラオケだろうか。
2018年冬
「もうちょっと待っていてね。」 |
2018年12月13日17時25分、唯が「夜まで時間つぶしちゅー♪」から始まるデレぽを投稿した。その7分後に千夏が「もうちょっと待っていてね。」というリプライを返し、ゆいちな界隈がにわかに騒がしくなった。千夏が遅れているのはつい先日始まったテイルズとのコラボのお仕事をしていたからだろうか。
また、今回のデレぽのシチュエーションが唯も歌っているSnow Wingsの歌詞に似ているという考察をするプロデューサーも見受けられた。偶然なのか、あるいは運営が意図的に仕組んだものなのかは不明である。
一応今回は「デート」というワードは出ておらず第三者がいる可能性もゼロではないのだが、プロデューサーたちは二人がこれからデートをしに行くことを微塵も疑っていなかった。
2023年春
「十分に休憩はとれましたか?次の問題を出題しにきましたよ。さぁ、私は誰でしょう?」 |
2023年4月27日9時00分、薔薇のアイコンの謎の人物が突如デレぽに出現。
「匿名で投稿する5人のアイドルをヒントの画像を元に特定する」というゲームを仕掛けてくる。
同17時36分、4人目として緑の薔薇のアイコンの人物が投稿したヒント画像がまさかの「カフェでカメラに手を振る大槻唯」。
(案の定)「カフェで読書」が趣味の千夏を指すヒントであったのだが、自分を示すヒントとして洋書でもフランス語系でもなく唯を選択した事実にTwitterで多くの反響が見られた。
「[ナイトエレガンス]相川千夏」
「すっと入ってきちゃうのよね、唯ちゃんったら。ふふ」 |
2015年11月30日より開催された「キミに届け!クリスマスプレゼントガシャ」から恒常SRとして[ナイトエレガンス]相川千夏が追加された。
イラスト自体はモバマスのものと同様だが、見切れていた唯や背景の全体像が見えるようになり2人の夜のお茶会の様子が明らかになった。
またホームやルーム、アイドルコミュの特訓エピソードの台詞にも唯についての言及がある。ゆいちな好きは是非クールアイドルが出やすいクールのタイプセレクトガシャのタイミングで狙ってみよう。
「Snow Wings」
「ゆいは、トモダチにもらった眼鏡があるから、それ以外はかけないって決めてるんだ~☆」 |
それは2015年12月18日~12月27日に開催されたイベント「Snow Wings」のイベントコミュ5話「まぁまぁ、眼鏡どうぞ」でのこと。LIVEが無事終了して安心した上条春菜は、イベントメンバーへ感謝の気持ちを込めて眼鏡をプレゼントしたい、と冗談半分で島村卯月と大槻唯に話す。
しかしそれに対して唯は「ゆい、パース☆」と春菜の眼鏡プレゼントを断る。そしてその理由が「トモダチにもらった眼鏡があるから、それ以外はかけないって決めてる」というもの。この記事を読んでいる方ならすぐにピンとくると思われるが、そのトモダチというのは相川千夏に他ならない。
ちなみにそのあとに続く卯月と春菜の台詞では眼鏡のデザインについても触れられており、またグラビア撮影で唯がその眼鏡をかけていたという旨の台詞もある。
「snow glasses」
「Snow Wings」イベントの後日、今度はデレマスにて2016年1月31日~2月8日に開催された「第19回ドリームLIVEフェスティバル 節分SP」で大槻唯、上条春菜の2人がライバルユニット「snow glasses」として登場。こちらでも「この日のため、恵方眼鏡も用意しました!唯ちゃんもどうぞ!」と春菜が眼鏡を勧めているが「ゆいもメガネ持ってるよ♪だから恵方眼鏡はのーさんきゅー☆」と唯は眼鏡をやんわりと断っている。
「Bonheur a la carte!!」
「でもー、そっちは乃々ちゃんを連れてけないな~☆ デートだから♪」 |
2017年5月9日、デレステにて大槻唯が主役のメインストーリーコミュ第44話「Bonheur a la carte!!」が実装された。
現時点でストーリーコミュのタイトルは大半が英語だが、このコミュは何故かフランス語のタイトルである。
英語以外のタイトルは無いわけではないが、
- 中野有香がメインの第36話「Voi che saptre…」(イタリア語。音楽家のモーツァルト作、『フィガロの結婚』の劇中曲『恋とはどんなものか』の原題が由来と思われる)
- 二宮飛鳥がメインの第43話「Cogito ergo sum」(ラテン語。哲学者のルネ・デカルトが提唱した「我思う、故に我在り」という命題をラテン語訳したもの)
はどちらも有名な曲名や言葉を引用した特殊な例と思われる。
しかし今回のコミュタイトルについて言えば、特に元ネタらしい成句などは見当たらず、唯自身も特にフランスと縁が深いアイドルではない。
(ちなみにフランス人ハーフの宮本フレデリカのコミュタイトルも英語)
一見するとフランス語にする理由は何一つないように思えるのだが、ここで唯の交友関係をよく知るプロデューサーたちは一人のアイドルを思い浮かべるのではないだろうか。そう、唯の友達である相川千夏……彼女はフランス語が得意なアイドルなのだ。
とはいえ「Snow Wings」の項目でも触れたように、ボイスなしアイドルというのは基本的にストーリーコミュやイベントコミュには登場しない。冒頭で発生したコミュLIVEでも、当然千夏の姿はなかった。タイトルの件は「知ってる人はニヤリとできる」というライターのお遊びだったのか……? 釈然としない思いを抱きながらもコミュの続きを見ていくと、唯が引っ込み思案の森久保乃々を連れ出してLIVEメンバーの元を転々と訪れて遊びまくるという、唯らしいストーリー展開が見られる。
結局夜まで遊び通すことになるのだが、
「夜は夜で、夜じゃなきゃ遊べないのがあるんだよねー♪」
と唯はこれから更にどこかへ遊びに行くという。乃々もコミュをプレイしているプロデューサーも、改めて唯のコミュ力と元気に驚かされる……というオチなのかと思いきや、最後の最後で衝撃のオチが待っていた。そう、この項目冒頭のデート発言である。
「そうそう、デートはこのアイテムをつーけてっと♪」
と唯がおもむろに身につけたのは「Snow Wings」で触れていた「トモダチにもらった眼鏡」。
「唯の楽しい一日は、まだまだ終わらないぜー☆」
という台詞でコミュは締めくくられており、唯のデートの相手は最後まで明かされていない。
……だがちょっと待って欲しい。
デートの相手が誰かは、本当にわからないのだろうか?
- 登場人物が関係していないのに何故かフランス語のコミュタイトル
- プロデューサーとはLIVEが終わった直後に解散している
- 乃々と遊んでいた時にはつけていなかったのに何故か突然つけた眼鏡
- コミュの中でやたらと強調されていた「デート」(アイドルなら恋愛はご法度のはずなのにもかかわらず)
- 「Radio Happy」のオーディオドラマで唯が「デート」という言葉を使っている相手が一人だけいる
これらがすべて伏線だったのだとすれば、自ずとデートの相手の輪郭が浮かび上がってくるのではないだろうか。
もちろん明言はされていないが、これらの推測がすべて当たってるならば……いや、外れていたとしても、このような推測ができるようなコミュのストーリーを考えたライターの方には感謝しかない。
「Starry-Go-Round」
「あ、これはね……。じゃーん! どう、似合う? これはね、ちなったんにもらった、ゆいの変装用眼鏡!」 |
2018年10月31日〜11月7日に開催されたイベント「Starry-Go-Round」のイベントコミュ4話「両手いっぱいの思い」にて、大槻唯は姫川友紀と二宮飛鳥に「思い出の品」についての相談をする。大事なモノがいっぱいありすぎて思い出の品が選べないという唯。モバマスの初期衣装ユニットであるカナリアサマーの衣装や「Snow Wings」「銀のイルカと熱い風」等のイベントグッズの他にも背景には様々な品が並んでいた。そんな中でプロデューサーの「この眼鏡は……」という発言を受け、唯が上記の台詞を言いながらかけたのは……そう、メインストーリーコミュ44話でもかけていたあの眼鏡である。
以前から眼鏡の送り主の「トモダチ」については散々お茶を濁されやきもきしていたプロデューサーも多かったと思われるが、運営がそれを汲んでくれたのか今回「ちなったんにもらった」と唯が言ったことで遂に眼鏡の送り主が相川千夏であるということが確定した。友紀も「そういえば唯ちゃんって、千夏さんと仲良いよねー。」と二人の仲について言及しており、[ナイトエレガンス]相川千夏をスカウトしていなかったり二人のデレぽでのやりとりを知らないデレステユーザーにとってもゆいちなの仲が知れ渡ることとなった。
また以前のデレぽにて唯と千夏が映画を観に行っていたが、このコミュにて唯はあの一度だけではなく何度か千夏と一緒に映画を観ているという事実を明かす。これは推測になるが、この事実と唯のメインストーリーコミュの終盤で言っていた「夜は夜で、夜じゃなきゃ遊べないのがあるんだよねー♪」という台詞から、あのコミュのラストの後で唯は千夏とレイトショーを観に行ったのではないかという仮説が立てられる(乃々を連れて行けなかったのも意地悪等ではなく、既に席指定をしてチケットを購入済みだったためと考えると納得がいく)。
「フィギュア『[サマータイム☆ハイ]大槻唯』の眼鏡」
2018年7月6日、模型メーカーウェーブの公式サイトにてフィギュア『[サマータイム☆ハイ]大槻唯』の情報が公開された。同名のデレステSSRイラストをフィギュア化したもので、発売は2018年11月の予定。
眩しい唯の水着姿を再現した出来の素晴らしさにデレマス界隈はざわついたが、そのクオリティとは別にフィギュアの最後の写真で唯が身に付けている「ある物」にゆいちな界隈はそれ以上にざわついた。それは説明の文章の最後にもある「トモダチにもらった眼鏡」……そう、このフィギュアにはデレステのメインストーリーコミュ第44話で唯がかけていた千夏の眼鏡が付属しているのである。
眼鏡をかけた唯のフィギュアの写真を目にしたゆいちな界隈のPは
- 「ちなったんの眼鏡……」
- 「本人より眼鏡が先にフィギュア化」
- 「ジェネリック相川千夏ボイスに続いてジェネリック相川千夏フィギュアが出た」
などと様々な反応を示した。
ここで一つ重要な点がある。それは『デレステの[サマータイム☆ハイ]大槻唯にはこの眼鏡に言及するセリフが一切無い』ということである。それにもかかわらずこの眼鏡がついているということは、つまりこのフィギュアの企画の段階で誰かがこの眼鏡をオプションとして加えることを提案し、それが承認されたということに他ならない。
ゆいちな好きの方はお礼の意味も込めて、是非[サマータイム☆ハイ]大槻唯の購入を。
……このフィギュアの眼鏡についてはこれで終わりかと思われたが、後ほど更に衝撃的な事件が起こった。
「『デレラジ☆(スター)』での『ちなったん』発言」
2018年7月9日放送の『デレラジ☆』☆第113回☆の終盤にて、前述のフィギュア『[サマータイム☆ハイ]大槻唯』の宣伝があった。大槻唯役の山下七海女史はウェーブ公式ページの情報と同様に「トモダチにもらった眼鏡」と宣伝文を読んでいたのだが、その後フィギュアの画像をもう一度パーソナリティー陣で再度眺めていた際
「眼鏡はね、たぶん、ちなったんに、もらった、眼鏡かなー?」 |
と発言。
長らく明言されてこなかったがデレステで唯がかけている眼鏡も千夏からもらったものであることがついに確定した(その後、前述の通り「Starry-Go-Round」のイベントにてゲーム内でも眼鏡が「ちなったんからもらった」ものであることが唯の口から明言された)。
山下七海女史へのお礼の意味も込めて、是非[サマータイム☆ハイ]大槻唯の購入を。
……ちなみに、上記発言の背後でパーソナリティー同士の「(唯と千夏がユニットを)一緒に組んでるんだもんね」「そー」というやりとりがあったのだが、BGMがかかっている為か一部の視聴者には「一緒に住んでるんだもんね」「そー」と聞こえてしまい、唯と千夏が同棲しているという誤報が飛び交った。(残念ながら)現在そういった事実は確認されていない。
「『アクリルキャラコレクションぷち』相川千夏」
2018年7月20日、フィギュアメーカーamiamiより『アイドルマスター シンデレラガールズ』アクリルキャラコレクションぷち 第7弾』が発表された。第7弾のラインナップにはN+のレッドバラード衣装を纏った相川千夏がいるのだが、アイドル毎に用意されているアイテムプレートが彼女の場合なんと『青い麦』……そう、この記事の冒頭に記載されているゆいちなに関する考察のキーアイテムである。
衣装については元々他のアイドルも初期衣装組は大方初期衣装で登場しているので驚きはないのだが、千夏が『青い麦』の本を持っているのはお花見Nのカード。メガネやコーヒーカップ、無題の本などもっと無難な他のアイテムにしても良さそうなのにこのアイテムをチョイスするということは、やはり公式でもこの本に何らかの意図があるということだろうか。
加えて上記ブログ記事の紹介の項では千夏と唯が親しいことについても言及されていたため、ゆいちな界隈は本の邦題『青い麦』が公式サイドから明言されたという事実に盛り上がった。
ただし、お花見Nの千夏のカードの時点で原題がはっきり判読できるのと、また公式が「相川千夏と大槻唯の組み合わせについて『青い麦』を意識している」と明言した訳ではないことには留意しておく必要がある。
アイドルマスターシンデレラガールズ × 執事眼鏡 eyemirror
2022年5月7日、コラボ眼鏡メーカー執事眼鏡eyemirrorより、「サクラブロッサム」コラボレーション眼鏡の製作決定が発表された。その後同年6月11日から7月3日まで、相川千夏モデル及び大槻唯モデルの眼鏡の予約販売が行われた。
注目すべきは、コラボ発表ツイート添付画像の中央に映る見慣れないロゴマーク。公式初公開の「サクラブロッサム」のユニットロゴと思われる。