基礎データ
全国図鑑 | No.0283 |
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ホウエン図鑑 | No.032 |
セントラルカロス図鑑 | No.047 |
アローラ図鑑 | No.172 |
パルデア図鑑 | No.049 |
ローマ字表記 | Ametama |
ぶんるい | あめんぼポケモン |
タイプ | むし / みず |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 1.7kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | すいすい/あめうけざら(隠れ特性) |
おとしもの | アメタマのミツ |
タマゴグループ | すいちゅう1/むし |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | アメタマ | あめんぼ+雨+玉+飴玉 |
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語 | Surskit | |
ドイツ語 | Gehweiher | |
フランス語 | Arakdo | |
韓国語 | 비구술 | 비(雨)+구슬(玉) |
中国語 | 溜溜糖球 |
進化
アメタマ → アメモース(Lv.22)
概要
第3世代から存在するアメンボをモチーフにしたポケモン。
名前の由来は「アメンボ」+「水玉」。
池や湖、水溜りを主な出現場所としている点はモチーフのアメンボそのままである。
主に水草の多い水辺に住むようで、雨上がりに街の水たまりに現れる傾向にあるようだ。つま先から出す油により水上を滑るように移動する事が出来る。
危険を感じると、頭の先から甘い蜜を出す。これが好物であるポケモンも多く、パンに塗るととても美味しいらしい。その一方で、天敵とする鳥ポケモンにとっては苦手な味に感じるようだ。
同複合タイプの後輩であるシズクモとは生息地も餌も被る彼らとはよく争いが起きる。
ちなみにアメタマ自身の主食は微生物だが、上記のシズクモの解説から、自分と同程度の大きさのポケモンの体液を吸ったりするのだろうか。
ゲームでの特徴
- 第6世代に至るまで1種類しかいなかったむし/みずの複合タイプのポケモン。2種類のタイプ相性が上手くかみ合った優秀な組み合わせなのだが、進化すると別に珍しくも何ともないむし/ひこうの組み合わせになってしまう……
RSE・ORAS
- 102ばんどうろ・111ばんどうろ・117ばんどうろ・120ばんどうろに生息する……が、とても希少価値の高いポケモンで、出現率が生息地のどこでも1%と当時のラルトスすらぶっちぎりで下回るレベルの低さになっており、出会える事自体が稀としか言い様がなかった。
- 一応大量発生もあったがやはり運次第。おまけにエメラルド版には大量発生以外で出現しない。第3世代でコイツの探索に苦労した人も多いのでは。
- 『ORAS』では123ばんどうろ・トウカシティにも出現。ふれあいサーチで野生のアメタマが簡単に手に入るようになっているのだが、このサーチでは時折タマゴ技を覚えていることがある。
- そしてこいつのタマゴ技には「ハイドロポンプ」がある。最序盤でいきなりタイプ一致威力110の大技をぶっ放すというとんでもないアメタマに出くわして捕まえようと意気込んだトレーナーが返り討ちに遭った例数知れず。
DPt・BDSP
HGSS
- サファリゾーンに出現するが、そうげんエリアではみずべブロック28個、もりエリアではみずべブロック24個、しつげんエリアではそうげんブロック6個置く必要がある。
ブラック・ホワイト・BW2
XY
- ストーリーにおいては、最初のジムリーダービオラが使ってくるのだが、トラウマメーカーとして名を馳せることになった。
- 因みに野生では一切出現せず、3ばんどうろかフレンドサファリ(むし)から捕獲できるアメモースからタマゴを孵すことでしか入手できない(そのアメモースも水上にしか出現しないため捕獲できるのはかなり後半となる)。
サンムーン・ウルトラサンムーン
スカーレット・バイオレット
- 第8世代『剣盾』では登場しなかったが、第9世代では内定。南1番エリア・5番エリア、DLCではキタカミの里に生息している。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | 30 | 32 | 50 | 52 | 65 | 269 |
- 能力はやはりたねポケモンらしく低めだが、唯一素早さだけは進化後より高かった……のだが、第7世代でアメモースのすばやさが上方修正された。
- また、タマゴ技だがむしタイプでは珍しく「ハイドロポンプ」を習得することができる。これをタイプ一致で放てる上、特性「すいすい」の事を考えると雨を活かしたパーティに向いていると言えるだろう。これはアメモースには無い利点といえる。
- 第6世代からタマゴ技で「とどめばり」を習得。モチーフになったアメンボも口吻を獲物に突き刺して体液を啜る。アメタマの場合どこから針を出すかはお察しください。よりアメンボらしくなったとは言えるが、肝心の「きゅうけつ」は覚えない。それどころかお前本当にアメンボか!?と思わせる「ねばねばネット」を覚える。たぶん名前がアメタマだから水飴らしき物でも出してるんだろう、多分。と言っても元ネタのアメンボは飽くまで飴の匂いがするだけで、糸を吐いたり、粘液を出したりはしない。むしろ液体を啜る側である。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- マサトくん(AG49話)
- ケント(AG103~)
- ワカナ(AG162話)
- ビオラ(XY)
- キャサリン(裂空の訪問者)
漫画版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- マサトくんのアメタマ
- ケントのアメタマ
- AG103話でイザベ島のプリカコンテストに出場したアメタマ使いのコーディネーター・ケントのポケモンで登場。
- 数多くのコンテストに出場しているベテランで「かげぶんしん」「でんこうせっか」とスピードに定評があるが、ハーリーにアメタマはスピードが遅いという嘘情報を信じたハルカはアメタマの速攻に苦戦する。
- 「みずのはどう」で迫ったところをハルカのフシギダネに足元につるのむちを打ち込まれてバランスが崩れ、「はなびらのまい」を食らって敗れる。
- ワカナのアメタマ
- AG162話でコーディネーターのワカナのポケモンで一次審査に登場。「れいとうビーム」でステージを凍らせて、その上を「こうそくいどう」ですべりながらジャンプしてフィギュアスケートのように華麗に演技をした。
- ビオラのアメタマ
- キャサリンのアメタマ
- 劇場版『裂空の訪問者』でサウスシティ出身のトレーナーでリュウの双子の姉妹の片割れキャサリンのポケモンで登場。サトシ達のポケモンと仲良くなり一緒に遊んだりした。危険を察知する能力があるのか突然「アッアッアッ」と大騒ぎをする。
その他
AG | 152話 |
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DP | 99話 |
劇場版 | 氷空の花束・幻影の覇者・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒 |
余談
- アニメ版のコイツの鳴き声はエロいと評判である。
- そういえば、アニメのカスミはみずタイプ好きでむしタイプ(クヌギダマなど除く)が苦手なのだが、アメタマを初めとするみず・むし複合のポケモン達は大丈夫なのか疑問な方もいただろうが、最終章「めざせポケモンマスター」でデントの問いに対して「悩ましい所ね~」と回答している。
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 1話:冒頭で登場
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 6章でガイル・ハイダウトのポケモンで登場。粘液で敵の足元を固定する・サイケこうせんでモンスターボールの開閉を妨ぐ・人やポケモンを操る・ガイルを抑えつけたポケモン5匹を一気に吹き飛ばす・触角での威嚇で敵を足止めするなど多彩な戦法を持つ。
- 作者によればガイルのアメタマはタマゴから生まれ愛情を込めて育てられたとの事で、その経緯から忠誠心が高いと思われる。
関連イラスト
関連タグ
0282.サーナイト(メガサーナイト)→0283.アメタマ→0284.アメモース
同複合タイプ
※シズクモ系統とは敵対関係