曖昧さ回避
概要
大航海時代に「発見」された「新大陸」のひとつ。もちろん、「発見」という呼び名は便宜的なものだ。
それより前に、中世のノルマン人がグリーンランド経由で大陸東海岸を探検しているし、
紀元前からいわゆるインディアン等の名で呼ばれる先住民族が移住しているからである。
コロンブスによる「発見」以降、ヨーロッパの植民地だった歴史を持つ。
アメリカ大陸全体で一大陸と数えられる場合と、南で一大陸・北で一大陸と数えられる場合がある。
アメリカ合衆国のみを指す場合は「アメリカ」、南北アメリカ大陸を総称する場合は「両アメリカ大陸」、南北どちらかの大陸の場合は「北アメリカ大陸」「南アメリカ大陸」と呼び分けられることが多いが、エクアドルやパナマといった中米地域を特に分けて、北米・中米・南米の3地域で区分されることもある。
語源は、コロンブス以来、インドの一部であると見なされ「インディアス」と呼ばれていたこの大陸を
新大陸であるとみなしたイタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチに由来する。
ちなみに、オクラホマ州にはアメリカという地域があり、アメリカ合衆国アメリカになる。