概要
首都 | ワシントンD.C. |
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面積 | 962万9091平方キロメートル |
人口 | 3億3491万4895人(2023年12月) |
建国 | 1776年7月4日(イギリスから独立) |
通貨 | ドル |
GDP | 26兆9500億ドル(2023年10月) |
1人当たりのGDP | 8万412ドル(2023年10月) |
略称 | アメリカ・米国・美国・合衆国・USA |
公用語 | 英語(事実上。地域によってはスペイン語も多く話される。) |
国家元首(職) | 大統領 |
政体 | 大統領制 連邦共和国 |
アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、英語:United States of America、読み:ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ、通称:United States、America)は、北アメリカ大陸に位置する連邦共和国。1607年5月にイギリスは北アメリカ本土で最初の恒久的な入植地を設立し、1776年7月に独立を宣言して成立した。当初から民主主義の共和国で歴史の浅い国とされるが、一貫して連邦共和国であり続けているという意味では最も歴史が長い国の1国である。
アメリカ合衆国は1898年8月までに国土を太平洋まで拡大して国家経済は成長し始め、特に米西戦争と第1次世界大戦は、世界的な軍事力を有する国としてアメリカの地位を裏付けた。第2次世界大戦では1941年12月に連合国として参戦し、優れた技術力と圧倒的な物量によって戦勝国となった。1947年3月に東西冷戦に突入すると、ソビエト連邦と並ぶ世界的な超大国となった。
アメリカ合衆国は先進国にして世界で最も強大な経済力を有する国であり、世界貿易機関・経済開発協力機構・G7・G20・米州機構・北大西洋条約機構などの加盟国でもある。アメリカの経済は豊富な天然資源と労働者の高度な生産性によって支えられており、脱工業化社会とされる一方で世界有数の工業国・農業国であり続けている。
アメリカ合衆国は軍事費が世界の軍事支出の39パーセントを占め、世界で最も強大な軍事力を有する国である。1945年7月に核実験を成功させて世界初の核保有国となり、同年8月に日本に対して2度も原子爆弾を投下し、戦争で核兵器を使用した唯一の国である。国際連合安全保障理事会常任理事国であり、核拡散防止条約によって核兵器の保有を承認された公式核保有国である。
アメリカ合衆国は陸軍・海軍・空軍・海兵隊・沿岸警備隊・宇宙軍で構成されたアメリカ軍を保有している。北アメリカ(アメリカ北方軍)・アジア(アメリカインド太平洋軍)・ヨーロッパ(アメリカ欧州軍)・アフリカ(アメリカアフリカ軍)・中東(アメリカ中央軍)・南アメリカ(アメリカ南方軍)など世界中の国に多数の軍事基地を設置し、同盟国などの安全保障を担っている。
アメリカ合衆国は国際社会に多大な影響を及ぼす政治・経済・軍事的勢力であり、世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1国である。その他に科学研究と技術革新における世界のリーダー的存在であるともされており、1989年12月からは事実上世界唯一の超大国として君臨している。
国旗・国歌
アメリカ合衆国の国旗は赤と白が交互になった13本のストライプの左上に青い四角があり、その中に50個の白い五芒星が描かれたデザインで、星条旗と呼ばれる。1777年6月に制定され、星の数は1959年8月にハワイ州が成立した後の1960年7月に現在の50個になった。連邦国旗法で全てのアメリカ国民は国旗に敬意を払うべきと規定されており、国旗の意味は以下の通りである。
- 星の数
現在の州の数(50州)
- 13本の線
独立時の最初の13州
- 白色
純真さと潔白
- 赤色
大胆さと勇気
- 青色
警戒・忍耐・正義
国歌はザ・スター・スパングルド・バナー(星条旗)で、歌詞は1814年9月にアメリカの弁護士のフランシス・スコット・キーが戦場に翻る星条旗を見て作詞したもので、曲は当時の人気曲だった天国のアナクレオンへを元にしたと見られている。1931年3月に正式に国歌に制定され、歌詞は3番まで存在する。ちなみにしばしば国歌と勘違いされるゴッド・ブレス・アメリカは愛国歌である。
なお星条旗は3番に南北戦争頃の価値観でさえ明らかにマズい一節が有る為、かなり早い時期に2番までしか歌われなくなり、アメリカ人でも2番の歌詞までしか知らない場合が多い。
地理・気候
国土は962万9091平方キロメートルで、日本の約25倍である(カリフォルニア州だけで日本をやや上回る)。本土48州にアラスカとハワイの2州を加えた計50州と、ワシントン・コロンビア特別区から成る。他にプエルトリコ、バージン諸島、東サモア、グアムなどの海外領土を持つ。カナダ・メキシコ・ロシア(ベーリング海峡を挟む)と国境を接している。
地理としては西部は高峻な山地が多く、ロッキー山脈などの諸山脈が並行して走り(合衆国の最高峰はロッキー山脈南部にあるエルバート山(4399メートル))、その間にグレート・ベースンなどの盆地が広がる。中央部には北アメリカ中央平原が広がる。その東にミシシッピ川流域に広がる中央平原があり、北東部には五大湖がある。東部にはアパラチア山脈があり、その東側に海岸平野が広がる。メキシコ湾岸からフロリダ半島を経て、大西洋岸一帯に沿岸砂州が発達している。
気候はツンドラとタイガのアラスカ、常夏のハワイを別にして、アメリカ本土の大半が暖温帯と乾燥帯、亜寒帯(冷帯)に属する。それ以外はフロリダ南部に熱帯がわずかに存在するのみである。ほぼ中緯度気候帯の国といえる。
歴史
詳細はアメリカ史を参照。
政治
アメリカ合衆国憲法や州憲法で連邦・各州共に厳格な三権分立を基調とした民主主義を取っており、連邦共和国として州の自治権が大きいのが特徴である。詳細はアメリカ合衆国の政治を参照。
軍事
アメリカ軍を参照。
経済
イギリス統治時代・独立当初のアメリカ経済はヨーロッパ経済の付属物に過ぎなかったが、19世紀からは飛躍が始まり、半ばに世界最大の農業国・末期に工業国となった。第1次世界大戦の後の好景気では世界に先駆けて大衆消費社会を実現し、第2次世界大戦の後には戦災の多寡の影響もあるものの、世界の国民総生産(GNP)の半分以上をアメリカが生産するようになった。その後ヨーロッパ諸国・日本の復興で国家経済の比重が低下し、1980年1月に世界の総生産の21.5パーセントに落ちたが、依然としてアメリカが世界で最も強大な経済力を有する国である事に変わりは無い。
2023年10月時点での名目GDPは26兆9500億ドルで、世界の総生産の約24パーセントを占めるほど世界最大である。アメリカの経済規模の巨大さ・その金融市場の流動性の高さから、アメリカドルは事実上世界唯一の基軸通貨(国際取引での支配的通貨)となっており、世界の準備通貨の約6割はアメリカドルが占めている。
連邦政府は世界最大の債務を抱えており、2022年2月1日時点での公的な連邦債務額は30兆ドルである。定期的に連邦議会が債務の上限を引き上げているが、大統領と連邦議会が対立状態にある場合に大統領の牽制に使われてデフォルトに陥るのではと騒ぐ者が居る。ただし事実上ほぼ唯一の基軸通貨発行国であり、安全保障目的で国債を世界に散布している面もある為、他の国の基準が当てはまるかどうかは疑わしいとする意見もある。
アメリカの大企業には国際的に有名な企業が数多く存在する。世界時価総額企業ランキングも上位の大半はアメリカ企業が占めている。常連としてコンピューターやインターネット産業からアップル(本社カリフォルニア州)とマイクロソフト(ワシントン州)とAlphabet(google)(カリフォルニア州)とamazon(ワシントン州)とメタ・プラットフォームズ(カリフォルニア州)、自動車産業のテスラ(テキサス州)、エネルギー産業のエクソンモービル(テキサス州)とシェブロン(カリフォルニア州)、半導体産業のNVIDIA(カリフォルニア州)、銀行からJPモルガン・チェース(ニューヨーク州)とバンク・オブ・アメリカ(ノースカロライナ州)、決済ブランド企業からVisa(カリフォルニア州)とマスターカード(ニューヨーク州)、小売業からウォルマート(アーカンソー州)とホーム・デポ(ジョージア州)とコストコ(ワシントン州)、食品・飲料企業からコカ・コーラ(ジョージア州)とペプシコ(ニューヨーク州)、エンタメ業界からはウォルト・ディズニー(カリフォルニア州)、製薬業からファイザー(ニューヨーク州)とジョンソン・&・ジョンソン(ニュージャージー州)とイーライリリー(インディアナ州)、ヘルスケア産業のユナイテッド・ヘルス(ミネソタ州)、一般消費財メーカーのP&G(オハイオ州)などが挙げられる。
国内
人口・人種・民族
2023年12月の推計では3億3491万4895人であった。移民の国であるアメリカは世界有数の多民族の国家であり、インディアン・エスキモー(アラスカ)・ポリネシア人(ハワイ)などの先住民の他に、白人・黒人・ヒスパニック系・アジア系など数多くの人種・民族が暮らしている。
長らくアメリカ国内に於いてマジョリティと見做されてきたのは、WASP(ワスプ)と呼ばれるアングロ・サクソン系白人プロテスタント(White Anglo-Saxon Protestant)であった。19世紀後半からはアイルランド系カトリックやユダヤ教徒の移民が増え、20世紀以降は非白人の移民も増えてワスプの数的優位は衰えたが、その後もワスプの家系は社会的に優位な地位を占める割合が高いとされる。しかし世代を重ねた現代ではワスプと見なされる有力な家系でも母方を通じて様々な民族の血を引いている人物が大半で、純粋なアングロサクソンの定義は困難になりつつある。
ちなみにアメリカの白人の内、最も人口が多いのはワスプでは無く、イギリス系アメリカ人の中ではアングロ・サクソン系よりもスコットランド系が多いとされている。アメリカ白人の中ではスコッツ=アイリッシュと呼ばれるグループをスコットランド系に含めた場合はスコットランド系が最も数が多く、そうでない場合はドイツ系が最も多くなる。
いわばアメリカの白人の中でも多数派はアメリカ建国以後にやって来た移民の子孫であり、その意味では、アメコミを代表する2大ヒーローであるスーパーマンと初代キャプテン・アメリカが、前者がある意味でアメリカに移民してきた者・後者が公式設定で親の代にアメリカに移住してきた移民2世なのは極めて象徴的と言える。またアイルランド系の人口も多く、現在ではアイルランドの総人口よりもアイルランド系アメリカ人の人口の方が多くなっている。
アフリカ系アメリカ人は全て黒人奴隷としてアフリカから連れて来られた者の子孫と思われがちだが、自らの意思でアフリカから移民した者やその子孫も多いし、中南米諸国で奴隷として連れて来られた者の子孫がアメリカに移民した場合もあったりとルーツは複雑である。アフリカ系の中には黒人の血が薄い人も多く、外見は白人とほとんど区別がつかない人もいる。
2009年1月にアメリカで初めてアフリカ系の大統領となったバラク・オバマは、ケニア出身で自らアメリカに移民した黒人の父とアメリカ生まれの白人の母の間の子供である。オバマのDNAと家系を解析した結果、ほぼ純粋な白人だと思われていた母方の家系にもアフリカ系の先祖が居たらしいようで、アフリカ西海岸にルーツを持つアフリカ系のDNAも検出された。
ヒスパニックとはスペイン語圏である中南米の出身者やその子孫の事で、本来は人種では無いが、アメリカでは人種集団としての纏まりと看做されている。ルーツは南ヨーロッパ系と先住民系を中心に様々な民族が入り混じったものである。南部・西部ではヒスパニックが白人を凌ぐ最多数派になる勢いで、英語を話さないスペイン語のみによる地域社会も出現しており、それが英語専用論や移民規制論の一因ともなっている。ヒスパニックの間では英語にスペイン語が入り混じったクレオール言語であるスパングリッシュも広く話されている。
アジア系は中国系・フィリピン系・ベトナム系・韓国系・日系などの東アジア・東南アジア系の他にも、しばしばインド系など南アジア系も含まれる。しばしばアジア系はワスプ主流のアメリカ社会にあって一定の成功を実現させてきたモデル・マイノリティとされる事もあるが、実際にはアジア系内でも格差が激しく、アメリカへ移住する際の査証が技能者に限定される中国・インドなどの移民者に高学歴者や社会的成功者の割合が比較的高いのに対し、東南アジア系などは難民としてやってきた者やその子孫が多いので社会の底辺を占める割合が多い。
現時点で白人が最も多数派だが、2010年4月の国勢調査では白人の人口が63.7パーセントだったのに対し、2020年4月の国勢調査では57.8パーセントに下がって初めて6割を切った。逆にヒスパニック系とアジア系は増加している傾向にあり、特にヒスパニック系は同様の国勢調査では全ての人口の18.7パーセントを占めるに至っている。ただし混血が進んできているので、人種区別が困難な例が増加し、こうした人種調査も本人の自称に拠って出している。
また日本で言う企業城下町の中には人種・民族の構成が特殊な場合もあり、例えばデトロイト在住の白人で最大多数派はポーランド系であり、名字は東ヨーロッパ系なのに信じている宗教と宗派はカトリックという住民が多い。またその町に有る工場の従業員が歴史的経緯から中東系が大半を占める為、住民の最大多数派は中東系という地域も存在する。
宗教
様々な人種・民族が生活しているだけに宗教も様々だが、多いのはキリスト教徒でプロテスタントが約50パーセント・カトリックが約25パーセントと見られている。プロテスタントの宗派を跨いだ保守的な潮流として福音派があり、これがアメリカの人口の4分の1を占めると言われる。プロテスタントは様々な宗派の総称で、結果的にアメリカでの最大宗教・宗派はカトリックと言える。実際にかつてアメリカの映画業界にあって自主規制コードであるヘイズコードの成立や近年の人工妊娠中絶・同性婚を違法化しようとする運動はカトリックの中でも保守派の影響が強いとされる。
アジア系アメリカ人とヒスパニック系アメリカ人を中心に無宗教者も近年増えてきており、約15パーセントが無宗教者であり、21世紀中にアメリカの人口の半分以上を無宗教者が占めるとする予測も有る(ただし無神論者は少数派)。他に主な少数派宗教としてモルモン教(プロテスタントの分派なのでプロテスタントに分類する見解もあり、ユタ州は住民の6割から7割がモルモン教徒)・ユダヤ教・イスラム教・ヒンズー教・仏教などがある。
また、同じ家族でも信じている宗教・宗派が違うという場合も有り、例えば元大統領のジョージ・H・W・ブッシュ・ジョージ・W・ブッシュ一家の場合、ジョージ・H・W・ブッシュはプロテスタント穏健派、ジョージ・W・ブッシュは福音派、ジョージ・W・ブッシュの弟で元フロリダ州州知事のジェブ・ブッシュはカトリックの信者である。
なお、21世紀中にアメリカ最大の宗教は「無宗教」となるとする予測も有るが、その予測でも無神論は少数派に留まり「不可知論者」や「神の存在は信じているが、特定の宗教・宗派を信仰している訳ではない」ような人々が多数派になると見られている。
文化
アメリカの社会・文化は遥かに複合的かつ多角的で、これは広大な国土と強い州権による地域的な独自性と、様々な人種・民族の存在などが主たる原因である。独立する前・その直後の頃はイギリスを模倣した文化が多かったが、モンロー宣言の影響でアメリカ人という意識が高まるようになった1830年代以降に民衆の生活風習の中から、アメリカ独自の文化が生まれて発展していった。
第2次世界大戦の後にアメリカの空前の軍事力と経済力を背景にして大衆文化は世界中に輸出され、大衆消費社会とそれは世界中の多くの国で憧れとなった。ヨーロッパが唯一の文化の中心地だった時代は終わってアメリカが文化の中心となる時代が始まると、アメリカは映画・テレビ・ミュージカル・音楽・テーマパークといった大衆文化で世界をリードする存在となり、各国の第2次世界大戦の後の大衆文化の多くもアメリカの模倣から始まった。今ではそれぞれの国の独自の文化へと発展していった文化も多いが、今もアメリカ文化の動向には世界から注目の視線が集まっている。
社会問題
アメリカ合衆国の社会問題を参照。
国際関係
イギリス
元々アメリカはイギリスとの独立戦争で成立した国で、現代でも緊密な同盟関係にあるなど特別な関係にある。この言葉は1944年2月にウィンストン・チャーチルが最初に使用し、1946年3月にミズーリ州フルトンで演説した時にも再び使用した。冷戦時代のイギリスの外交・政治にはアメリカの意向が強く反映され、このような特殊な関係から特に英米同盟・米英同盟と呼ばれている。
フランス
精神的な兄弟関係とも言うべき存在であり、アメリカ独立戦争(独立革命)にアメリカ軍が勝利できたのはフランスの支援が大きかった。アメリカが独立した後に程無くして発生したフランス革命は、アメリカ独立革命で掲げられた理念の影響を多分に受けている。アメリカの象徴である自由の女神像はアメリカ独立100周年を記念してフランスから贈呈され、1886年10月に完成したものである。現在の両国は相互防衛援助条約に基づいて同盟関係にある。
日本
日米安保条約によって同盟関係にあり、この条約によって国内に横田基地を司令部として在日アメリカ軍が駐留している。在日アメリカ軍はアメリカ在外駐留軍の中でも人員数では最大で、日本人のアメリカに対する好感度は極めて高い。2022年1月に日本の内閣府が実施した外交に関する世論調査では、アメリカに対して「親しみを感じる」・「どちらかというと親しみを感じる」と答えた人が88.6パーセントで、他の外国に対する同一の数値と比較しても群を抜いて高い。
韓国
米韓相互防衛条約によって同盟関係にあり、これに基づき韓国内には在韓アメリカ軍が駐留している。米韓同盟は朝鮮戦争を共に戦った血盟であり、アメリカには朝鮮戦争退役軍人会が存在するなど韓国を守り抜いた歴史に自負心を持つアメリカ人は少なくない。2009年4月に開催された第2回G20サミットで、アメリカのバラク・オバマ大統領は韓国について、「アメリカの最も近い同盟国で、最も偉大な友人の1つ。」と述べている。
一方で韓国(特に革新政党政権下)は外交面でどっちつかずの立場や中国寄りと見なされるような立場を取る事がしばしばある為、米韓関係が拗れる事もある。例えば2022年2月にロシア・ウクライナ戦争が開戦した時、当初の韓国は「国際連合が関与しない独自制裁は実施しない。」と表明した為、同月末にアメリカが取りまとめたロシアに対する制裁国のリストから除外された。
ドイツ
相互防衛援助条約に基づいて同盟関係にあり、これに基づきドイツ国内には在ドイツアメリカ軍が駐留している。在ドイツアメリカ軍の兵数は在日アメリカ軍に劣るものの、基地の数では在外駐留軍で最多である。
中華人民共和国
冷戦時代は中ソ対立による反ソ連で組んでいた時期があり、ポスト冷戦期も比較的友好関係が続いていた。しかし21世紀に入ると中国が軍拡・近隣諸国に対する威圧的外交・南シナ海などでの領土の略奪を開始するようになった為、徐々に米中関係が悪化した。特に2020年1月にコロナウイルスが発生した頃から激しい敵対関係に突入し、今や米中新冷戦と呼ばれる世界情勢になっている。
ロシア
冷戦時代からソ連と世界を二分した睨み合いを続け、1991年12月にソ連が崩壊した後も敵対関係が続いている。2014年3月にロシアがクリミア半島を併合したのと、2022年2月にロシア・ウクライナ戦争が開戦したなどで敵対関係は益々深まっている。
北朝鮮
安保理決議などで核兵器に関するあらゆる活動を禁止されているが、それを無視して核・ミサイルの発射実験を強行しているので両国関係が悪化している。
フィリピン
1898年12月からアメリカの植民地支配を受けていた事から、政治・経済・軍事の分野で密接な両国関係にある。1946年7月に独立した後はアメリカが介入したベトナム戦争・朝鮮戦争・現在実施されている対テロ戦争にも参戦し、反対世論が多かったイラク戦争に同調した。
関連キャラクター
ドールズフロントライン
アメリカ合衆国を舞台とする創作
小説
エラリー・クイーンシリーズ
コミック・漫画
映画
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