ファデュイ執行官第四位「召使」。冷静かつ冷徹な外交官。「壁炉の家」の子供たちがみな畏れ、頼りにする「お父様」。
プロフィール
| 名前 | 「召使」アルレッキーノ(英:"The Knave"Arlecchino / 中:"仆人"阿蕾奇诺) |
|---|---|
| レアリティ | ☆5 |
| 国/所属 | スネージナヤ / ファデュイ (執行官・第四位) |
| 使用武器 | 長柄武器 |
| 神の目(元素属性) | 炎 |
| 誕生日 | 8月22日 |
| 命ノ星座 | 浄煉の炎座 |
| オリジナル料理 | 炉火の昔語り(タルタルタワー) |
| CV | 森なな子 |
「運命は誰にも恩恵を与えたりしない。全力で抗う者のみが、それに臨む資格を有しているのだ。」
——「道化」ピエロ
人物
スネージナヤの侵略外交部隊・ファデュイの最高幹部である11人の「執行官(ファトゥス)」の一人で、コードネームは「召使」。
階位は第四位で、幕間PV「冬夜の戯劇」（関連動画を参照）で一斉に登場した。
ファデュイの被害者を含む孤児たちを引き取り、組織の構成員として教育する国営孤児院「壁炉の家(ハウスオブハース)」の院長。交渉に長ける他、絶大な戦闘能力を持っている。
院の子供達からは彼らを見守る「親」として慕われており、女性なれど自他共に「お父様」と呼称するが、これは着任にあたってのある確執によるもの。
外見
凛々しい雰囲気の銀髪美女。とくに特徴的なのは、鮮紅のバツ印が浮かぶ独特な瞳。 また、同じく鮮紅のバツ印型の、巨大な蝶を思わせるような襟留めをつけている。
両手も黒く染まっており血の通っていない壊死したかの様な見た目なのは、彼女が何か特異な体質を持つからだろうか。
上記の他、フォンテーヌの序曲PV「フィナーレへの歓宴」（関連動画を参照）で見せた私服姿は、コントラストが強い白黒を強調した服装に、鮮血のような赤いフリルのついた襟袖、赤いヒール、赤い爪甲などが強調されており、洗練された優雅さの中に、どこか猟奇的なおぞましさをも含んでいるデザインとなっている。
またタルタリヤ同様、ファデュイでは数少ない神の目の持ち主で、彼女の場合は背中に付けている。
性格
『自身の命を大切にすること』『苦労した者は報酬と感謝を受けるべき』という考え方を持ち、狡猾で残虐的な先代召使とは方針が大きく異なっている。
実際、彼女が召使を継いで以降、壁炉の家（ハウスオブハース）の在り方は多く変わったという。
現壁炉の家出身であるリネ達の親代わりというべき存在であり、厳しくも暖かく孤児達の成長を見守っている為、彼らからは絶大な信頼と忠誠を寄せられている。
リネのマジックに協力し、壁炉の家のパーティの余興として箱の中からサプライズで登場するというお茶目（？）な一面もある。
彼女が初めて登場した幕間PV-「冬夜の戯劇」でも死者を軽視する"雄鶏"や"富者"を咎める場面が見られた。
一方でこのように博愛主義を謳う彼女だが、他執行官によるとその目には狂気しかないとされ、裏面を見たほとんどの人間は生かして帰さないとも。
更には「打算的」で「道徳家気取りの偽善者」とも揶揄され、タルタリヤには「彼女は利益のためなら躊躇なく女皇に刃を向けるだろう」とまで言われている。
彼女を信頼する「壁炉の家」の子供達ですら彼女の愛が「まともではない」事を理解しているが、壊れているなりに筋を通す真摯さも確かな為、皆彼女に忠誠を誓っている。
能力と戦術
Ver4.6前半(2024/4/24～5/14)の期間限定祈願「炉傍の残影」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャに加わる事は原則無いため、期間が過ぎると復刻が来ない限りは入手不可)。
フォンテーヌから追加された回復阻害の状態異常「命の契約」を使う特殊バフを主軸とした、通常攻撃主体のメインアタッカー。
自身に付与する「命の契約」の量がそのまま強さへ直結する、胡桃やリオセスリを足して割ったようなピーキーな性能だが、その分単体での殲滅力は驚異的の一言。
天賦
- 通常攻撃「斬首への招待状」
最大6段の、優雅かつ危険な斬撃。攻撃速度は早く範囲も非常に広い。
加えて攻撃中、手持ちの長柄武器に光の刃を追加した大鎌として振るうのが特徴。モチーフ武器『赤月のシルエット』に至っては武器自体の形状が鎌に変化し、各種演出をより派手に彩る。
自身に付与された「命の契約」がHP上限の30%を超えると、特殊な強化「赤死の宴」状態に移行。通常・重撃・落下攻撃が上書きされない炎元素ダメージに変化し、更に保有する命の契約の量に応じて倍率も上昇する。
この倍率上昇が凄まじく、ある程度の強さの聖遺物と武器を持たせれば天賦未強化のレベル40時点でも5桁台のダメージを叩き出す。
ただし、通常攻撃命中の度に命の契約を所持量の7.5%分消費するため、攻撃を当てれば当てるほど火力は尻すぼみになってしまう点は注意。
なお、「赤死の宴」状態はあくまで命の契約保有量が発動条件となっているため、控えに戻っても解除されることはない。このため特殊状態となって火力を出すキャラクターの中では珍しく、小回りが利きやすいのも特徴。
また、小ネタとして重撃を長押しすると凶月血炎の翼が生え、少し浮かんだまま高速でスライド移動が可能となる。放浪者のスキルに次ぐスピードで水場も超えられるが、戦闘効果はなく、スタミナを使う上消費量も激しいので探索向きという程ではない。
- 元素スキル「万象、灰に帰す」
「貫こう」
凶月血炎を遣わして近くの複数の敵に炎元素ダメージを与え、そのうち1名の敵には猛進の斬撃を繰り出し、更なる炎元素範囲ダメージを与える。
これら攻撃が命中した敵には「血償の勅令」状態を付与。30秒持続し、5秒目と10秒目に炎元素のスリップダメージを与えるが、こちらはあくまでもオマケに過ぎない。
真価はアルレッキーノ自身の重撃を当てる事で、周囲の「血償の勅令」を回収する代わり、1つにつき最大HPの65%分の命の契約をスタックする点にある。
ただし一回のスキル発動後に回収できる命の契約の総量は、最大HPの145%まで。
クールタイムも30秒と長く、そのままでは実戦には耐えないが、上記強化通常攻撃を当てる度に0.8秒ずつ減少する上、下記元素爆発でリセットも図れるので、適切に立ち回る事さえできれば強化が切れる心配はしなくて良い。
また、キャラ突破段階4(Lv60~70)で天賦「償えるものは苦痛のみ」が開放されると、付与した血償の勅令が5秒目のダメージ発生と同時に血償の勅令・結へと変化し、この状態で回収すると命の契約の獲得量が倍の130%に増大する。
加えて付与状態の敵をそのまま倒した時も、130%分の命の契約が追加されるようになる。
これにより血償の勅令→5秒の空白時間中に味方のスキル回しで準備→血償の勅令・結を回収という手順を取ることで、相手が単体でもある程度の継戦能力を確保できる。
- 元素爆発「昇りゆく凶月」
「月のように永遠なれ」
凶月血炎の翼を振り回し、周囲に炎元素ダメージを与え、自らの攻撃力と保有する命の契約を基にHPを自己回復する。
この時周囲の「血償の勅令」も回収するが、大回復により必然的に「赤死の宴」諸共解除されてしまう。しかし同時に元素スキルのクールタイムリセットが行われるため、即座に命の契約の再獲得へ繋げることが可能という、仕切り直しの側面が強い。
- 天賦「悟れるものは凶月のみ」
戦闘中、自身の攻撃による炎元素ダメージを40%もアップさせるが、自身の元素爆発以外の治療効果をシャットアウトする。
他キャラの回復で「命の契約」を減らされ強化を阻害される心配は無くなるが、ヒーラーとの相性が悪いどころか無意味となる為、パーティ単位の調整が必要。
なお、戦闘判定中でなければ、回復効果は普通に受けられる。
特に草むらでの戦闘は注意したい。広範囲・高頻度の炎斬撃により周囲が瞬く間に火事となるため、燃焼ダメージでみるみる体力を削られてしまう。
- 天賦「護れるものは力のみ」
アルレッキーノの攻撃力が1000を超えている場合、超えた分が100につき、自身の全元素耐性と物理耐性を1%(最大20%まで)アップさせる。
タルタリヤ以来となる完全戦闘系の固有天賦。上昇率は控えめだが、手軽な回復が出来ない彼女にとって耐久力の強化は存外ありがたい。
命ノ星座
| 第一重「あらゆる怨みと借りは私が精算しよう⋯」 | 赤死の宴ダメージアップ率の効果量+100%。赤死の宴状態で通常攻撃または重撃を行う時、アルレッキーノの中断耐性がアップする。 |
|---|---|
| 第二重「あらゆる称賛と罰はこの手によるもの⋯」 | 血償の勅令を付与する時、代わりに血償の勅令・結を付与するようになる。アルレッキーノが血償の勅令・結を回収する時、前方に凶月血炎を召喚し、アルレッキーノの攻撃力900%分の炎元素範囲ダメージを与える。また、アルレッキーノの全元素耐性および物理耐性+20%、継続時間15秒。この効果は10時毎に1回のみ発動可能。固有天賦「償えるものは苦痛のみ」を解放する必要がある。 |
| 第三重「君たちは私たちの新しい家族になるんだ⋯」 | 通常攻撃・斬首への招待状のスキルLv.+3。最大Lv.15まで。 |
| 第四重「これからは互いを慈しみ手を取り合うとしよう⋯」 | アルレッキーノが血償の勅令の回収に成功した時、昇りゆく凶月のクールタイムが2秒減少し、自身の元素エネルギーを15ポイント回復する。この効果は10秒毎に1回のみ発動可能。 |
| 第五重「私たちはみな独法師だ、我らが身は屍も同然⋯」 | 昇りゆく凶月のスキルLv.+3。最大15Lv.まで。 |
| 第六重「この先我々はーー新しき生に興じる」 | 昇りゆく凶月のダメージがアップする。アップ量は、アルレッキーノの攻撃力×その時点における「命の契約」パーセンテージ×700%。万象、灰に帰すを発動した後の20秒間、アルレッキーノの通常攻撃と元素爆発の会心率+10%、会心ダメージ+70%。この効果は15秒毎に1回のみ発動可能。 |
どの凸も強力だが、中でも1凸と完凸がかなり凄まじい。
1凸はアルレッキーノのメイン火力である通常攻撃を大幅に強化し、完凸では元素爆発がダメージソースとして使用可能になる。
特に完凸の元素爆発強化は常軌を逸したものとなっており、各種サポーターで盤面を整えてから放てば深境螺旋12層のボスエネミーを一撃で吹き飛ばすほどの超火力と化す。
装備・編成について
- 武器
☆5武器であればモチーフ武器である『赤月のシルエット』か、「和璞鳶」「赤砂の杖」などがオススメ。
モチーフ武器の赤月のシルエットは、前述の通り見た目が変化する特別仕様…なだけではなく性能面でもダントツでマッチしている。
高い基礎攻撃力＋会心率上昇に加え、重撃命中時に自身に命の契約を25%付与する。さらに命の契約が付与されていれば無条件で与ダメージが上昇し、命の契約が30%を超えていればさらに与ダメージが上昇する。
これにより保有できる命の契約が増えるため、継戦能力、初速のダメージ量も跳ね上がるというアルレッキーノ専用性能となっている。
次点の候補になる和璞鳶は武器効果がアルレッキーノと完璧にマッチしており、赤月のシルエットに劣らない火力を出してくれる。強いて欠点を挙げるとするならば、初速が高く段々ダメージが減少するアルレッキーノと最大バフまで若干時間がかかる武器性能とは微妙に噛み合いが悪いところと、見た目の相性が最悪なことくらい。
赤砂の杖は非常に高い会心率を持っており、アルレッキーノの装備構成上は僅かになるが元素熟知に応じた攻撃力上昇も美味しい。モチーフ武器が無い際に元素反応を主体としたパーティーで戦う場合は装備候補になる。鎌のエフェクトとも色合いが近い。
また、意外にもあの『破天の槍』がかなり相性が良い。
会心系こそ稼げないものの、アルレッキーノにとってほぼ必須と言えるシールドを強化しつつ火力を伸ばせるため、馬鹿にならないダメージを出してくれる。鎌のエフェクトと武器の色合いがマッチしているのも好ポイント。
☆4以下であれば紀行武器の『死闘の槍』が相性が良い。また、璃月地区の宝箱から入手可能な☆3武器『白纓槍』も嚙み合っている。
ただし純火力は控えめになるので何かしらのフォローは欲しいところ。
- 聖遺物
初実装と同時に登場した『諧律奇想の断章』が頭一つ抜けて強力。この聖遺物は命の契約が増減するごとにダメバフを付与してくれるため、彼女の全ての攻撃を強化してくれる。
ただし新聖遺物であること、そして諧律奇想の断章が掘れる秘境で入手可能なもう片方の聖遺物が現状だとかなり需要が低いため、厳選難易度は高め。
諧律奇想の断章以外では通常攻撃を強化してくれる『剣闘士のフィナーレ』が候補となる。
こちらは聖遺物廻聖でも入手可能且つある程度の期間プレイしているユーザーであればすぐに揃えられるため、繋ぎとして充分。
メインOPは時計が攻撃力、杯は炎元素ダメージ、冠は会心系が望ましい。杯に関しては攻撃力でもそこまで火力に影響はないため、妥協枠として攻撃杯を採用するのもあり。また、蒸発or溶解運用をするのであれば時計を熟知にすることも視野に入る。
サブOPは会心系に加えて緊急時に使用する元素爆発のために元素チャージ効率も伸ばしたいところ。
- 編成
前提として元素爆発以外の回復手段を持たないため、被弾を抑えてくれるシールドキャラはほぼ必須となる。
蒸発or溶解で戦いたい場合は水元素は行秋・夜蘭・キャンディスが、氷元素は甘雨・ガイア・ロサリアが候補となる。
特に通常攻撃をバフしてくれるキャンディスや元素付着にクールタイムが存在しないロサリアは好相性。
他には攻撃バフ要員のベネットや拡散サポーターの楓原万葉、炎&雷専属バッファーであるシュヴルーズも相性が良い。
ちなみにシュヴルーズは完凸効果にチーム内メンバーが治療を受けることがトリガーとなるものが存在するが、アルレッキーノが回復を遮断した場合でも問題なく発動するため気にかける必要はない。
なお、何かとストーリー内で縁があるフリーナだが、アルレッキーノ自身がかなりのダメバフを稼げること、そしてフリーナを運用するにはアルレッキーノと相性最悪なヒーラーを採用する必要があるため、本編中のやり取りよろしくあまり嚙み合わせが良いとは言えない。
ただし完凸したフリーナは自分で全体ヒーラーも務めることができるため、その場合は採用候補に挙がる。
経歴
ゲーム内でもPVに先んじて、稲妻の世界任務でファデュイの構成員によって名前と(彼らの立場で推察できる範囲の)動向が語られている。
世界任務「特別なおみくじ」では、部下が終末番や鳴神大社にスパイとして潜入している事が明かされる。
彼女の配下である『先生』ことエフィ・シュナイツェビッチは、「『淑女』様が稲妻で帰らぬ人となった。今こそ『召使』様のご恩にお答えし、その威信を高めて差し上げるいいチャンスだ。」などと言い、同じく「壁炉の家」出身のリュドヒカを含む部下たちに、新たな手駒となる孤児を産むため海祇島に毒を撒く任務を命じていた。
なお、これらの命令及びマッチポンプ示唆発言がネット上で曲解され、本記事の彼女の悪事というデマとなってしまっていることには注意したい。
というのも、イベントの後に聞ける会話では、数年前に先代の『召使』と「壁炉の家」のとある子供の間で激しい衝突が起きた結果、『召使』の地位が今の後継者に取って代わったという話を知ることが出来る。
前述の配下である『先生』ことエフィ・シュナイツェビッチは「先代の召使派」で、何も知らない部下たちを言葉巧みに騙して動かす手腕も受け売りらしい。部隊指揮の権限を預かった『召使』自身は撤退命令を出していたが、『先生』は独断で上記命令を下し、意図的に報告していない事に気付いた部下たちは不信感を露わにしていた。
この為当代の彼女自身は、未だ執行官になって数年とタルタリヤに次いで日が浅い。
継承の実態はこちらの記事に譲るが、フレミネなど前体制からの生き残り曰く前院長とは方針が全く違うようで、前より随分住みやすくなったと語っている。
ストーリーにおいて
正式登場は四章から。元々彼女はフォンテーヌの出身であり、神の心の入手というファトゥスの任務と並行して、祖国滅亡の予言を阻止しようと計画していた。
第三幕では有罪判決を受け投獄されたタルタリヤの引き渡しを求め、水神へ直談判に訪れる。
休暇中だったはずの同僚が裁判沙汰になっていた事については、執行官として「羞恥心がないのか」と呆れていた様子。
さらに予言の危機に対して、水神として何の動きも見せないフリーナへの不満を持っており、2度目の会談の際には執行官としてではなく、フォンテーヌ人の一人として追及・批判をしていた。
これと並行して、リネ達にメロピデ要塞が隠匿している禁域に関する調査を行わせており、上記要求を機に代行として依頼された旅人も結果的に協力者となった。
それでも今まで悉くスパイを排してきたリオセスリ相手には不足だったが、「子供故に手心を加えるだろう」との打算があったと向こうは推察している。
帰還した旅人が同席した会談後も、第一幕で彼らの無罪を勝ち取ってくれたことに「父親」として感謝し、その上で自身の観点からフリーナやヌヴィレットに関する情報を旅人側へ提供。この事が旅人がヌヴィレットの正体を見抜くきっかけとなった。
その後も目立った問題を起こす事は無く、むしろ予言の進行で甚大な被害を被ったポワソン町で避難誘導や救援活動をしたり、フォンテーヌの過去の遺跡や資料を調べ上げ予言の謎を解き明かすのに助力するなどの活躍を見せ、最終的にはヌヴィレットもその協力に報いて(必要の無くなった)神の心を提供した。
魔神任務終了後は、ポワソン町の復興の支援をする形で棘薔薇の会とは正式に協力関係を結んでおり、今後のフォンテーヌでの活動の基盤を築いている。
今まで登場した執行官と比較しても非常に友好的で、旅人に対して「目的のためには手段を選ばない」「今後敵対する可能性はある」というスタンスはハッキリ示しつつも、私人としては好意的な姿勢を維持している。
彼女の本意・行動目的が何なのか、それは実装前後に追加された各種情報や伝説任務をご覧頂きたい。
余談
- 魔神任務中ではフォンテーヌ人と名乗り、実際そこで育ったのだが、厳密にはテイワットに属するかも怪しい特殊な血筋の生まれで、同国キャラの仕様であるアルケーや水上ジャンプも持たない。
- よって原始胎海の水は彼女になんの影響も与えないのだが、出自を隠したりフォンテーヌ人の子供達を守るのに都合が良い為そうしている。
- 先代を殺害し執行官に就任したのが17歳時点、その数ヶ月後リネとリネットが壁炉の家に入居し5年以上は経過しているため、判明している具体的な年月を計算しただけでも、現在の年齢は20代(細かい繋ぎの部分の経過年月が不明なので、幅を持たせるなら23~29歳)であると考察できる。
- 「凶月血炎」と呼ばれる奇怪な炎を操る力を持っており、邪眼や神の目を使わず共に元素力を引き出すことが可能。彼女の力の根源や赤黒い月についての詳細は未だに明かされていないが、記憶を抹消したり、殺した人間が残影として現世に残り続けるなどの効果がある模様。
- 異質な瞳や黒く変色した腕などもこの力に由来している物らしく、黒い浸食が心臓まで達すれば自分の存在に何かしら変化が起きると確信している。
- 執行官就任時「道化」に自分のルーツを尋ねてみた所、『赤月王朝』のキーワードと共に『恋に落ちたレオブラント』という書籍を勧められたらしい。
- これに加え、授けられた炎の邪眼や、執念じみた鍛錬の末得た炎の神の目も所持しており、3重の炎の力を持つことになる。
- やや世界観のズレた各種演出や、セルアニメ画の専用PV等、原神キャラの中ではどこか崩壊シリーズに近い雰囲気を感じた旅人も多数。
- 先に実装した放浪者やタルタリヤからは狂気に満ちた人間と言及されていたが、実際は全くのデマ。生来冷淡な気質ではあるが、現在登場した執行官の中では最もまともな人間性を持っており、タルタリヤ自身も後に偏見を謝罪している。
- これは彼女の瞳が本人の胸中ではない「別のナニカ」に繋がっている為で、上位の生命体であろうとその感情を覗く事が出来ず、恐怖を抱かせる「そちら」の方を感じ取ってしまうため。本人も自分の目を凝視するのは危険と語っている。
- 彼女自身もそういったデマや偏見は、外交官や工作員としての本質や真実を隠してくれるとして好都合に捉えており、弁明するつもりはさらさらない。時には自らその風聞に加担したこともある。
- 「捕食・競争・協力」が絶えず繰り広げられる"生命の営み"そのものにある種の美しさを感じているようで、余裕のある時は森で虫達の生存競争を観察するのが趣味。
- 「壁炉の家」では時々バーベキューパーティを開いており、こちらでも「捕食・競争・協力」を微笑ましい形で見られる為好きなのだとか。
- 嫌いな食べ物は味付けの複雑なもの。味覚や嗅覚を鈍らせるだけでなく、素材の味を潰している点も好ましくない模様。
- 同じ執行官の中では、態度こそ悪いが子供達に良くしてくれた「淑女」、立場相応の責任感を持つ「隊長」に関しては悪く思っていない模様。「公子」に対しては呆れ半分評価半分といった所で、家族思いな点や才能は認めつつも、単純すぎて執行官に向かないと案じている。
- 逆に他者全てを駒として切り捨てる事に躊躇のない「雄鶏」「富者」「博士」の事は快く思っておらず、特に博士は先代と交していた孤児の売買契約を自分にも持ちかけた為、女皇が許すなら同じ所に送ってやりたいと語るほど。
- 育成素材にはVer4.6で追加された新エネミーのドロップ品が必要なのだが、生息地が新エリア「往日の海」であり、エリアを開放するには新世界任務「諧律のカンティクル」を進めないといけない。特に、レベルの上限突破用の素材を落とすフィールドボス「魔像レガトゥス」の開放には、同任務のクリアが必須。彼女を入手した旅人は、まずは世界任務のクリアを優先させよう。
- ただ、「魔像レガトゥス」のいる場所は訪れる遺跡の最初のあたり(つまりマップ上は「往日の海」に属していない)であるため、20~30分ほどあれば開放できる。
関連動画
幕間PV「冬夜の戯劇」
序曲PV「フィナーレへの歓宴」
関連イラスト
関連タグ
名前の元ネタ。コンメディア・デッラルテにおけるアルレッキーノは「ザンニ（召使い）」から派生した「愚かな召使い」のキャラクターであり、主人に従わないトリックスター的な性質を持つ。コードネームとは裏腹に忠誠心が薄い「召使」と通じるものがあるかもしれない。
