ウンカ

うんか

半翅目に属する一部の小型昆虫を指す総称（メイン画像はミドリグンバイウンカ）。

概要

ウンカとは、半翅目昆虫の一部の種類に使われる名前で、狭義から順に次のものを指す。

1. ウンカ科の総称。トビイロウンカやヒメトビウンカなど、稲を食害する害虫が有名。
2. ハゴロモ上科のうち「ウンカ」の名が付く種類の総称。これはウンカ科の他にハネナガウンカ、マルウンカ、グンバイウンカなども含まれる。
3. ハゴロモ上科の総称。これは前述した種類の他にハゴロモやスケバなども含まれる。
4. 半翅目のうちカメムシ、アブラムシ、キジラミ、カイガラムシ、セミ以外の、成虫の体長が5mm程の小型種の総称。これはハゴロモ上科の他にヨコバイも含まれる。

漢字で「浮塵子」「雲霞」「雲蚊」などと表記され、軍勢・集団が大規模である様を「雲霞の如し」と表現することがある。

関連タグ

半翅目　ハゴロモ　スケバ　ヨコバイ

稲　害虫