「光れ!飛び回れ!踊り狂え‼」
「我々ショッカーに楯突く、本郷を倒さねばならぬ!」
概要
『仮面ライダー』第70話「怪人エレキボタル火の玉攻撃!!」に登場。
東京都の10日分の電力を体に蓄積させ生み出されたホタル型改造人間にして黄金のショッカーベルトを巻いた13体の強化改造人間の1人。
その使命はショッカー王国建設の為に日本を壊滅させる事と、作戦に邪魔な存在の1人である本郷猛=仮面ライダー1号の抹殺である。
鳴き声は「ビリュリュリュ…」
能力
蛍を使った特殊催眠術「地獄の舞」で人々に「エレキ催眠」を掛けて自由自在に操る事が出来る。
また、体に貯えられた東京都10日分の高圧電流を頭部の球体へと送り込み、取り外して赤熱化。火球へと変えて相手へと投げつける「エレキファイヤー」が必殺技。
なお、蓄積された電力を全て失うと大幅に弱体化してしまう弱点を持つ。
活動歴
体に東京10日分の電力を蓄積され誕生したエレキボタルは地獄大使の命を受け、能力テストを兼ねた仮面ライダー・本郷猛抹殺の為に活動を介する。
まず手始めにスイミングスクール帰りの少年ライダー隊のナオキとインストラクター2人を襲撃し、3人を「地獄の舞」を使い催眠術を掛けるとインストラクター2人を殺害しナオキを支配下に置いて作戦の下準備を進める。
ナオキを利用して本郷猛と滝和也を多摩川の第三水門に誘き寄せると姿を現して襲撃し、その間に戦闘員たちを立花レーシングクラブへと送り込みユリ達の拉致に成功。
ライダーとの戦いでは体内に貯えられた膨大な電気パワーの為に互角以上の戦いを繰り広げるが、戦いの最中で滝が足を負傷したこともあってライダーがその場からいったん退却したため取り逃してしまう。
その後、アジトでユリ達に「エレキ催眠」で洗脳し、救出にやって来た本郷と滝を襲わせる。
外に出てユリたちを気絶させた本郷と最後の決戦を展開し、一進一退の攻防戦を繰り広げるが、滝の足の負傷の治療中にアースを使って怪人から電気エネルギーを抜き取る事を思いついた本郷に頼まれ、簡易アース用の材料(ロープと針金)をもってきた立花藤兵衛が駆けつけた事により形勢は逆転。
最後は簡易アースを作ったライダーに体と地面にアースを刺されて蓄積された電力を全て失い弱体したところへ「ライダー返し」を受け爆死した。
余談
ライダー返しで倒された唯一の強化改造人間である。
この回で初代ライダーでの中江真司による次回予告は第91話の次回予告まで一旦休止した。(ただし「我らの仮面ライダーを狙うショッカー本部が送った」のくだりはエレキボタルで最後だった)
また、69話での次回予告ではユリ達を襲うシーンがあったがカットされた(このシーンが撮影されたのは71話と同じく六甲山であったが、現場処理によってユリたちが会うシーンが追加されたためカットされている)。
今回よりユリの友人として立花レーシングクラブにヨッコとチョコが加わり、1号ライダーのマスクがこれまでの黄緑色からメタリックグリーンのものに変わった。
アース線が弱点な電気怪人には他にシビレイジンがいる。ただしエレキボタルはそう簡単にはアース線にはやられず、一度目はライダーが投げたアースをかわしたためにアースが崖に刺さってしまった。
関連項目
ファイアフライアンデッド、ランピリスワーム、ホタルアマゾン:ホタル仲間。