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「彼女を追う資格が、君にあるのかな?」

「終わらせることができますよ……我々には」


CV:下野紘


この記事には『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレが含まれます。


概要

新興国ファウンデーション王国の女王親衛隊「ブラックナイトスコード」の一員で、国の宰相を務める男性。20歳。

女王であるアウラ・マハ・ハイバルに強い忠誠心を抱いており、シュラ・サーペンタインと共にアウラの側近のポジション。エンドクレジットではキラ・ヤマトラクス・クラインに次ぐ3番手扱いとなっており、重要人物として扱われている。



以下、劇場版本編のネタバレが含まれます。


















本作におけるメインヴィランでありラスボス

人物

繊細で端整な顔、穏やかで紳士的な人物。だが本質的にはブラックナイトスコードのメンバーに通じる傲慢な性格。また思い通りにならないことに直面すると感情を爆発させたり、自制心が利かなくなるなど精神的に幼いと思わせるところがある。

反面その高い自尊心だけの高い実力をもつ。指揮官としても、モビルスーツ乗りとしても優れている。ファウンデーションがめざましい復興を可能としたのは、オルフェの手腕でデュランダル前議長も認めていたという。競技レベルのダンスも踊れる。


一人称は「私」だが、ファウンデーションの庭園でラクスと話している時だけ「私」と「僕」の両方を使っている。


小説版上巻によれば、ファウンデーションはユーラシア連邦の進攻を打ち負かして独立を勝ち取ったが世界的には独立国として承認されていない。それはどの国も弱体化したユーラシアとはいえユーラシアとの対立は望まないからだ。

このような状況にありながら独立後、経済的にも技術的にも国力を伸ばし、宇宙にも拠点を作りつつある。


正体

その正体は、アウラによって生み出されたデスティニー・プラン導入後の世界を管理し、人々を導く者として作られた存在アコードの一人。


ラクスとは対として設計されて生まれた運命の相手で、その関係性からか生年月日(C.E.55年2月5日)も同じ。お互い右手に色違いの指輪を付けており、右手で接触すると二人だけの空間に入っている。監督曰く共鳴とのことで『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイララァ・スンのオマージュとのこと。引用

初めて触れ合った時はオルフェも驚いた顔をした後に笑みを浮かべているため、この時に自分とラクスの運命的な繋がりを実感したのかもしれない。


定められた運命の相手であるラクスを奪った憎い存在であるキラに対しては最初から敵意を向けていた。能力を使って「邪魔な奴」だと言い放つだけでなく、面と向かっても責め立てている。


映画公開後に開催された『2/4ラクス・クライン生誕記念舞台挨拶』にて、福田己津央監督が明かした裏設定によると、

  • ラクスとオルフェの誕生日が同じなのは同じロットで産まれたからであり、(血縁・的な)きょうだいではない。
  • オルフェは無条件でラクスに惹かれていた。
  • オルフェがキラに似ているのではなく、キラがオルフェに似ている。だからラクスはキラに惹かれたのだと思う。

とのこと。


2024年3月号『アニメージュ』掲載の監督インタビュー。

  • 公開前のイベントで彼のことを「明るいキラ」と称したことがあったのですが、それはキラに近い遺伝子を持っているという意味で言ったんです。それ以外の部分はキラと違って、挫折を知らない、失うことの痛みを知らない人。そんな人物だと捉えています。特に意識したのは、ラクスに対していやらしくならないように、『DESTINY』のユウナみたいにはしないように、というところでした。「あなたのために咲いたのです」とラクスにバラを差し出すシーンはとくに。あれは一歩間違えると、ものすごくキザになっちゃう。オルフェの言葉に含みを感じるようなことがあってはいけないし、ラクスへの純粋な好意が出ているキャラクターであってほしい。この部分は、最終的にオルフェ役の下野紘くんに託しつつ仕上げていきました。

3/17日の舞台挨拶では、オルフェたちがラクスのことを姫呼びしてたのは、ラクスのことは「あなたたちの姫」と教えられて育ったから。オルフェの部屋には大きなラクスの肖像画があると監督は話されている。


オルフェ役の下野氏は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOMキャラクターアーカイブ』に収録されているインタビューで「福田己津央監督からはどのようなディレクションがありましたか?」という質問に対して「基本設定として説明されたのは、ラクスが運命の人だと教え込まれていて、それをまったく疑うことなく大人になり、国の宰相としてやってきた人物だと。オルフェからすれば、ラクスは本当に運命の人で、彼女と一緒に世界を導いていくという気持ちに何の疑いもない。」と答えられている。


行政面のサポート役であるイングリット・トラドールからは密かに異性として想いを寄せられているが、ラクスに執着してる彼の目には全く映っていない。だからといって嫌っているわけでもなく、失態を犯した彼女を「ブラックナイトスコード カルラ」に同席させチャンスを与えてはいる。


アコードの実力者であるシュラ・サーペンタインが死んだ時は驚きと怒りの表情を見せている。


創造主のアウラを「母上」と呼び、忠誠を誓っている。アウラが「あの出来損ない(キラ)を殺せ!」とレクイエムの照準をオーブではなくミレニアムに変更しろと癇癪を起こした際は、シュラと顔を合わせるが従っている。

同じ金髪碧眼であるため、実の親子ではないかという考察があるが詳細は不明。


終盤における「ではなぜ私は愛されない」という叫び。これは「ラクス」になのか「誰にも」なのか受け取り方はさまざまだが、後者の場合ならば、アウラが自分に対し真の意味での愛情は向けていないと思っていることになる。

アウラはアコードを「子どもたち」と称して愛情を向けているように見えるが、その愛は彼らが「自身が作った最高傑作だから」とも解釈できる。そう解釈するとアコード達が戦死した時に見せた反応も何処か空々しさを感じさせるものがあった(実際、オルフェに叩かれたイングリットを見るアウラの表情は、オルフェ同様に険しいものだった)。


イレギュラーによって自分たちの計画が狂い、自身も信じてきた運命を全うするために今まで費やしてきたことが崩れてくことに憤りを増していった。オルフェはデスティニープランに振り回された者といってもいいのかもしれない。


劇中の活躍

コンパス一行にブルーコスモスの盟主・ミケール大佐の捕縛に協力したいと申し出る。ファウンデーションに到着したラクスと挨拶を交わし、不思議なシンパシーを感じ合う。歓談の席ではラクスをダンスに誘い、踊り終わると宮殿の中庭へ。薔薇の花園で一輪のピンクの薔薇を差し出し、ラクスは受け取り礼を言った。

薔薇一本の花言葉は「一目惚れ」「あなたしかいない」


その後、ミケール捕縛のための合同作戦が開始。そこで、グリフィン・アルバレストがキラの精神に干渉し、いもしないミケールを見させ、国境線を超えさせた。ファウンデーション王国とユーラシア連邦は独立騒動で元々折り合いが悪く、事前協議において「国境線を超えない範囲でのみ軍事活動を許可する。超えれば侵略行為とみなしてコンパスでもファウンデーションでも攻撃する」と取り決めがなされていた。


予定通りにコンパスを壊滅に追い込み、ユーラシアからファウンデーションに向けて核ミサイルを発射させ、ラクスを伴い宇宙に。自国に核を撃たれた報復として、ユーラシアのモスクワにオルフェは「神の祝福を」とレクイエムを放った。そして全世界に、自分たちは究極のコーディネーター「アコード」であり、ラクスも我々の同胞、それに刻まれた役割は人類を導くことだと告げる。そして世界各国にデスティニープランの実行を要求する。


放送を終えると、ラクスに自分たちは人々を導く存在、互いに惹かれ合い結ばれる運命だと手を取り迫る。精神を共鳴した彼女にキスをしようと迫るがキラの声が聞こえたことで直前で正気に戻り拒んだ彼女にキラは死んだといい「彼はもう必要ない」と説得するが必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なのですと反論されるが「おやめなさい!ナチュラルのような世迷言は!」と言い返した。


ところが、生き延びたキラが宣戦布告してくる事態に直面。

動揺を隠しつつ、部屋に軟禁したラクスを訪ねた際、更なる反抗的な態度に痺れを切らして押し倒し、さらに服に手をかけるが「力で人を従えても、心はけっして従えることはできません。何をされても、私の中からキラを消すことはできません」と言われ、後退した。

そして「なぜだ……あなたは私と世界を統べるために生まれたはずだ!なのに、どうして私を受け入れない。私の愛を!?」と叫ぶ。

「あなたの愛するラクス・クラインは私ではありません」と言われて部屋を後にする。

流石にショックが大きかったのか、部屋の扉のある方向を一回間違えるほど動揺していた。


その後、救出に来たキラにラクスを奪還された上に、彼女にミレニアムからファウンデーションの方針に賛同していない声明を全世界に発表されてしまった。ラクスを奪い返されたイングリットを張り倒して「役目を果たせなければ我らに生きる意味はない!」と糾弾。彼女と共に専用機のブラックナイトスコード カルラに搭乗して自ら出撃し、キラのストライクフリーダム弐式と交戦。


キラの「(僕にも武器はある)ラクスの愛だ!」発言に「ふざけるなぁぁ!汚らわしい!貴様のようなゴミがラクスの名を口にするなど百万回殺してもその罪は消えぬッ!」「生まれてくるべきではなかったのだ!なのにのうのうと生きて愛されている!そんな資格もないくせに!」となじり、「愛されることに資格なんて必要ない!」と返されると「ならばその愛をよこせ!彼女は私のものになるはずだったのだ!それを貴様がッ!」と憎しみと嫉妬をぶつける(前述のラクスに乱暴しようとした際もラクスに「愛に資格はありません。それもお分かりになりませんか?」とキラと同じような返しをされている)。


機体性能の差、シュラとの連携、ジグラートによる砲撃支援によりキラを追い詰めるが、アスラン・ザラに割って入られ、その隙にラクスが乗ってきたプラウドディフェンダーとドッキングされてしまいマイティーストライクフリーダムに強化されて形勢を逆転される。


「オルフェ、イングリット、もうやめましょう」と呼びかけられるが、受け入れることなくラクスとの問答の末「ではなぜ私は愛されない?」と叫び「いいえ、必ず誰かがあなたを見ています。今ではなくても未来にいる誰か。あまりに近すぎて、気づかない誰かがと返されるが「未来などいい!私は今、あなたが欲しい!」とラクスを求める。


マイティーストライクフリーダムのディスラプターの接射でカルラの左腕が大破。

「導く者が必要なのだ!この分断と流血の歴史を終わらせる。それが我らの生まれた意味だ!」

「人は必要から生まれるのではありません。愛から生まれるのです」

「僕は自分の手で未来を選ぶ!」


直後、フツノミタマでコックピットを貫かれてしまう。

それでもなお「馬鹿な、私には…使命が…」と自らの役割に固執するオルフェを一人の女性が抱擁していた。「もういいのよ……オルフェ……」と言われて「イングリット……?」と彼女に目を向ける。「私は、知っているから……」と語りかけられ、そして、そのまま目を閉じ、共に爆炎に包まれた。


確かにそこにあった自分に向けられていた『愛』に、オルフェは最期に気づくことができたのだろうか? その答えは、神のみぞ知る。


パイロットとしての実力

終盤しかモビルスーツに搭乗しないため、その実力の程がいまひとつわかりにくい。

確実なのは

  • アコードなので、シュラたち同様に読心や精神干渉が使える
  • イングリッドと一緒に搭乗したブラックナイトスコード カルラでキラ及びラクスと戦いを繰り広げ、最後に敗れた
  • カルラについて「イングリッドが火器管制を担当」と説明されている

といったところ。


視聴者からの印象としては、宰相という戦闘向けでない役割を担っていること、モビルスーツに乗っていた終盤にメンタルがボロボロで「精神面に限れば」終始押されていたことからかなり低い評価を下されやすくなっている。

「イングリッドが火器管制を担当」と言う解説がこれに拍車をかけており、カルラの火器全般も全てイングリッドに丸投げして、オルフェは火器以外の戦闘機動や近接格闘戦しか出来ず、独りではまともに戦えないと言う極端な過小評価を行う者すらいる。


しかし、判断材料が多くない中で限られた材料を元にこうした「弱い」イメージを膨らませている視聴者が多いこと、そして多くない判断材料の中には「弱い」イメージに対する反証も多少は存在する点には留意すべきだろう。

例えば、オルフェの担当声優から「オルフェ自身もドラグーンを遠隔操作している」という言及があり、資料の中には「イングリッドは主にジグラードを担当している」と言った文章も確認できるため、カルラの基本操縦=本体の火器管制はオルフェ自身の力量であるとも取れる。


加えて、キラとオルフェの間には圧倒的な戦闘経験の差があるにもかかわらず、少なくとも操縦は確実に自分で行っているオルフェがSEEDを発現させているキラの動きに適切に反応しついていくことができている。

戦士としての才能を鍛えるだけでスキルが伸びていくキラとまともに戦闘が出来る時点で、オルフェの素質そのものは非常に高い事がうかがえる。

アニメイトタイムズでの福田監督のインタビューでは「元々両澤が作ったプロットに、最終的には2対2になって、キラとオルフェの力は互角で、ラクスとイングリットのあり方が勝負を分けるという最終的なゴールまで書かれていたので、それに沿おうとは思っていました」と発言されている。


小説版下巻

オルフェはイングリットにとって“太陽”。生まれた時からずっとオルフェを見ていたイングリット曰く「ずっと変わらず信念を持ち続け、その明るさと強さで、皆を導き励ましてくれた」。そんなオルフェに対して、いつからか特別な想いを抱くようになった。と好意を寄せられるようになった背景が語られた。


著者の後藤リウ氏は『SEED FREEDOMキャラクターアーカイブ』でオルフェのことを「私の中では『女の子(ラクス)と結ばれればすべてがうまくいく』という、逆『白馬の王子シンドローム』をイメージしていました」とコメントしている。

実際、作中で

  • オーブはとうの昔に消えているはずだった。キラ・ヤマトやコンパスの邪魔な連中も、すべて消えているはずだった。ラクス・クラインは自分の隣で微笑み、輝かしい未来を約束してくれているはずだった。それなのに。とオルフェの心理が描かれている。
  • 「どんなときもラクスを想ってきたのに。プラントの放送で歌う彼女を見たときも、デュランダルが倒され、未来が閉ざされたかに見えたときも。彼女さえ手に入れれば、輝かしい未来が待っていると信じて」ともあり、まさに自分が幸せになるために『ラクス・クライン』を手に入れる事が人生の目標になっていたことが伺われる。ただ、そのための努力はしていたようで「彼女の伴侶にふさわしい男になるために鍛錬し、自らを磨いた」というモノローグもある。

初期プロット

福田監督の公式X(旧Twitter)から引用。

両澤の初期オルフェのメモです。ファウンデーションメンバーの設定はだいぶ変更になってますので、違いを見てもらうのも良いかも。

[ファウンデーション/アコード側]

オルフェ・ラム・タオ(アコード/20歳/男)

「僕らは必要だから生れたんです。人類の未来の為に」

「君には彼女を愛する資格も権利も無いでしょう?」

ファウンデーションの宰相。どこがと言われると難しいが、ラクスにとってはキラにそっくりに感じる人物。迷わない、揺るがない、っぽいが強い。高い感応能力を持つ。イングリットという恋人がいるが、真実の相手はラクス。

全ては『世界の為に』その為だけにしか生きられない。アウラを絶対視。キラは宿敵。アウラがラクスの目を覚まさせると信じている。アコード同士は軽い精神感応力を有する。


余談

担当声優の下野紘氏へのインタビュー内容を一部引用。


  • 『役づくりで気をつけた部分は?』(月刊ニュータイプ2024年3月号)
    • オルフェは色々な表情を持ったキャラクターなので、監督からは、例えばラクスに対しては優しく接することで好意をアピールする、を重視して、片やキラには最初から敵意剥き出しのようにと、様々な面を出し分けてほしいと言われていました。また、国を代表する宰相の立場でもあるので、色々な人と会ったり、軍の指揮を執ったりもする。そういう状況では、堂々とした振る舞いをしっかり出すよう意識して演じました。
  • 『逆に想いを寄せられているイングリットに対するスタンスは、どのようなイメージでお芝居されましたか?』(月刊「パッシュ」2024年3月号より)
    • オルフェは彼女に対して特に何の想いも抱いていないので、共に出撃するときも突き放すような物言いをしています。でも、本当にオルフェのことを想っていたのはイングリットだったわけで、最後の最後になってオルフェが少しでもそこに気付けたら良いなと……。なので、ラクスだけを見ていたオルフェがようやくイングリットに気付くようなニュアンスを入れさせていただきました。わずかですけど。

下野氏はオルフェというキャラクターについて、『大人っぽく振る舞っていても、本当の彼はものすごく子供ではないか』という見解を持っている。

  • 『オルフェを演じていくなかで、彼のどんなところに魅力を感じましたか?』との質問に対して。
    • 「序盤は特に嫌なヤツだと思うところもありますが、後半になれば、彼自身がものすごく子供なんだと感じられる瞬間がありました。がわがままを言って、自分の周りを顧みない主張をしているだけなんだと思うと、かわいらしいなとも思いますし、彼自身、自分がこの世界をラクスと共に導いていくことも嘘ではない。本当に救世主になるために、ラクスと一緒になり、頑張っていきたい思いがあったんだろうと思います。純粋に自分の思ったことを素直に言うところが、彼の魅力です。大人っぽく振る舞っていても、本当のオルフェは少しなのではないかと思ったり、そんなっぽい部分も魅力ですし、人間くさいところも好きです」
  • 『下野さんの中で印象的なオルフェのセリフはありますか?』とインタビュアーに問われた下野氏は、以下の2つを挙げた。
    • 「イングリットから「もういいのよ、オルフェ」と言われた時の「イングリット」です。とても難しかったし、どのように表現しようかじっくり考えました。最終的に、オルフェが少し大人になった、その一歩を踏み出した台詞です。今までのオルフェの感情とは全く違うものがその台詞に出てきたので、言い方には気をつけました。イングリットの名前を呼ぶだけの一言でも、そこを大切にしないとオルフェはただのワガママ坊やで終わってしまう。今でも『あれで正解だったかな?』と考えるくらい悩んだ台詞です」
    • 「もう一つは、キラとのシーンでの「彼女を追う資格が君にあるのかな?」というセリフです。オルフェとしては序盤のシーンで、僕の中では「ここから入るよ!」というスイッチにもなったので、ワクワクしながら言っています。キラを追い詰めることができるということもあり、心の底からニヤニヤしながら収録しました(笑)。
  • 劇場版パンフレットに収録されているインタビュー記事では『オルフェのシーンで印象的だった場面ありますか?』に対して。
    • 「色々と印象的なシーンがあって迷ってしまいますが、ラクスを諭すシーンとキラを責め立てるシーンですね。とにかく落差がすごいですよね……。ラクスには厳しくもまるで愛を囁くように優しく論すのに対して、キラにはしっかりと敵意を持って、噛みつくように責め立てる。本当に分かりやすいというか、子どもだな〜と思ってしまうシーンですが、個人的には気持ちの切り替えがハッキリしているので演じていてすごく楽しかったです‼︎」
  • 同じくパンフレットのインタビュー記事内で、監督からは「名だたる大先輩方のように素晴らしい演説を」とディレクションを受けて、すごくプレッシャーを感じながら、収録させていただきました。と明かした。監督と下野氏は前例としてギレンシャアなどを意識していたらしいことがうかがえる。
  • キラはオルフェに似てる、オルフェが数ヶ月年上なことを踏まえると、キラの超人的な空間認識能力の由来、あるいはオルフェを作り出した際のデータ、つまりアコード技術がキラに用いられた可能性が考えられる。
    • 後の監督のXで明かされた両澤氏によるアウラの初期プロット情報には「メンデルにおいて、キラの父親の共同研究者だったが、衝突から袂を分かつ。(コーディネイターよりも進んだ人類を造るという目的)キラの父はこの研究者と方法知って、自身も着手。キラはそうして造られた」という記述がある。(ただしあくまで初期プロット。ファウンデーションメンバーの設定はだいぶ変更になってます。特にアウラ。とも語られている為、実際の設定とは異なっている可能性が高いことを留意されたし。)

関連イラスト

オルフェ・ラム・タオFeuer!


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ファウンデーション王国

ブラックナイトスコード アコード オルイン

美形悪役 残念なイケメン ラスボス ヤンデレ男子 毒親の被害者


アスラン・ザライザーク・ジュール:SEEDFREEDOMの登場人物で無印よりのOB達。かつては所属国の影響で地球人に対し差別主義を持ち、それに反するを反逆者と決め付け一度だけ敵対する立場を取ったが、物語の終盤で仲間達と和解し平和のために戦火を治めるというオルフェと違った道を選んだ。


カナード・パルス:外伝作品に登場した「もう一人のキラ」。彼もまた己の出生や運命に縛られていたが、ある人物との出会いによりそれらから解き放たれ、自分の人生を歩めるようになった。そういう意味ではオルフェは「アナザーカナード」であるとも言える。

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