光の使者、キュアホワイト!
CV:ゆかな
概要
プリキュアシリーズ第1作『ふたりはプリキュア』と、その続編『ふたりはプリキュアMaxHeart』に登場するプリキュア。
変身者は雪城ほのか。キュアブラックのパートナーとして共に戦う。
プリキュアオールスターズの世界では歴代2人目のプリキュアとなる。イメージカラーは名前の通り白色。(→白キュア)
敵と対峙したときの決め台詞は相棒のブラックと二人揃っての掛け声となる。
ホワイト「闇の力のしもべたちよ!」
ブラック「とっととおウチに帰りなさい!」
全身真っ白なコスチュームを身に纏っている。
ブラックより直接的なパワーは劣るものの、俊敏さと反射神経は勝っており、戦術眼も高い。そのため、ファンの間からは「力のブラック」に対して「技のホワイト」と称される。
敵との格闘戦では相手の攻撃を全て見切り、素早い手足の動きで受け止めいなし、そしてカウンター攻撃をかますというスタイルが基本となる。
また、パワー不足を補うため、高く跳躍してから空中で回転してパンチやキックをするという戦法も多用する。その時の「ハァーッ!」の叫び声はホワイトの十八番でもある。
色カテゴリとしては白キュアだが、サブカラーとして水色が取り入れられており、ほのかの持つ「知的な美少女」のイメージは後の作品では青キュアの代表的要素として受け継がれた。
変身時や必殺技を使う際には、なぎさとほのかの二人が揃っていなければならないという制約がある。
変身後に人間離れした身体能力が備わるのはブラックと同様だが、ホワイトは筋力や打たれ強さの面で若干の脆さが見られる。その反面、心の芯は強く、精神面で時折弱さを見せるブラックを励まし支える姿が、作中では印象的である。
この、個性の異なる二人(あるいは仲間)が互いを理解し支えあうというモチーフは、後に続くシリーズ作品にも受け継がれている。
代表的な必殺技
前述の通りブラックとホワイトの二人、又はルミナスを含めた三人が揃うことで使用できる。
- プリキュア・マーブル・スクリュー
- ブラックとホワイトが手をつないでから、それぞれがもう一方の手を天にかざして白と黒のイナズマを召喚し、それを二人同時に放つ技。白黒二色の光線が、螺旋を描いて一条の渦となり敵を撃つ。彼女たちが使う必殺技の基礎にして原点。
- プリキュア・レインボー・セラピー
- 無印前半から使用。ブラックとホワイトが手をつないでから、それぞれがもう一方の手を天にかざして白と黒の円状の電波を召喚し、球体のオーラで、ザケンナーに取り付かれた生物から、ザケンナーを取り除く技。マーブル・スクリューが破壊技ならこちらは恐らく浄化技。
- プリキュア・レインボー・ストーム
- 無印後半から使用。ブラックとホワイトが手を繋いだのち、一度マーブルスクリューの発射ポーズと同様の動作を取った後、それぞれ独自の溜めポーズ(ホワイトはレインボーブレスを付けた方の腕を身体の側面に振り下ろし、手を開く動作。)をとり、その後二人同時に拳を突き出し、虹色の光のパワーを放つ技。マーブル・スクリューとは違い虹色の光線で、発射時のポーズも平手ではなく握りこぶしなのが特徴。レインボーブレスがプリズムストーン由来の力であるがゆえか、マーブルスクリューより強力。
- プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス
- MHから使用。ブラックとホワイトが手をつないでから、それぞれがもう一方の手を天にかざして白と黒のイナズマを召喚し、それを二人同時に放つ技。発射される光線は白い光線に黒い電撃が亀裂のようにはしったようなものになった。レインボー・ストームより威力が上。
- エキストリーム・ルミナリオ
- MH前半から使用。ブラックとホワイトとルミナスの三人による技。ハーティエル・バトンから発せられるエネルギーによりブラックとホワイトがハート型の光から爆発ような光線を発射する。マーブル・スクリュー・マックスより威力が上である。
- プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス・スパーク
- MH後半から使用。スパークルブレスを装着したブラックとホワイトがマーブル・スクリュー・マックスを発射した状態で、「スパーク!」という掛け声をかけることで光線が虹色に変化し、相手を飲み込む。エキストリーム・ルミナリオより威力が上である。
- エキストリーム・ルミナリオ・マックス
- MH最終話で使用。ブラックとホワイトと、光の園のクイーンとして覚醒したルミナスとの合体技。宇宙を照らすほどの輝く光で、宇宙の闇そのものであるジャアクキングを撃退した。
気になる中身
一応、設定画には股を見せないという指示とともに、服の下はレオタードという図が添えられている(シャイニールミナス、キュアウィンディも同じような記述がある)。しかしアニメの作画上では、スカートの下にスパッツをはいているようにも見える。
無印のほのかの誕生日をはじめとして、ポイズニーとの決戦時や劇場版第2作、MHの初期には、何かをはいている姿を確認できるが、ストーリーが進むにつれてスカートのガードが鉄壁と化すため、具体的に「中身」が何であるのかは確定されていない。
そのような事情からか、彼女のフィギュアの多くが、下にスパッツではなくパンツをはいているという……。
無印版とMH版の違い
(画像左:無印版、画像右:MH版)
MH版ではホワイトもブラックと同等にデザインが変更されているが、へそを出しているか否かですぐに違いが分るブラックとは違い、ホワイトは目に見えて分る部分が少なく、変化がないと思われがちである。
しかしよく見ると、進化したコミューンキャリーを吊り下げる金具が巨大化している点や、無印版でワンピースだったのが、MH版では丈の長い上着にスカートのツーピースになっている点を始め、色々とデザイン変更がなされている。
Pixivでホワイト単体のイラストを検索すると、どちらも五分程度に描かれている。
ブラック同様、映画「プリキュアオールスターズ」をはじめとするクロスオーバー作品や客演等で登場する時はMH版の姿である。
フォームチェンジ
- スーパープリキュア(キュアホワイト)
映画「ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち」でのパワーアップフォーム。羽の装飾が各所につけられる。
- キュアレインボー(キュアホワイト)
映画「プリキュアオールスターズDX2」でのパワーアップフォーム。
コスチュームは上記のスーパ-プリキュアとほぼ同じだが、背中に黄金色の羽が生える。
「DX3」でも同じフォームが登場する。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『雪城ほのか』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアホワイト』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。