ふたりの魔法!キュアマジカル!!
CV:堀江由衣
概要
本作品のもう一人の主人公である魔法つかいのリコ(十六夜リコ)が変身する魔法つかいプリキュアの1人。プリキュアオールスターズでは通算43人目のプリキュアとなる。
イメージカラーはカラフルスタイルによって複数所持しているのだが、各種メディアでアイコン的に扱われている「ダイヤスタイル」の姿では紫色の衣装を纏う。(→紫キュア)
イメージシンボルは星。
キャラクターとして
魔法界の住人であるが、ナシマホウ界(人間界)で朝日奈みらい/キュアミラクルと出会ったことをきっかけに、みらいとともに伝説の魔法使い「プリキュア」に選ばれた。そして二つの世界を行き来する冒険の日々が始まることになる。
プリキュアに変身する時はモフルン、リンクルストーンの守りの石、そして相方の朝日奈みらいが揃っている必要がある。つまり一人だけで変身できないタイプのプリキュア。
変身前のリコは何処となく幼児体型なデザインがされているのだが、キュアマジカルへ変身すると胴体や手足がスラリと長くなり大人びた雰囲気になる。頭身も長くなっているので身長自体が少し大きくなっているようだ。これはキュアミラクルと同様の変化である。
変身すると胸が少し大きくなっているのだが、キュアマジカルの衣装はどのカラフルスタイルも胸を強調させないデザインなのでキュアミラクルほどには変化が目立たない。
髪色も紫からやや明るめの紫に変化する。
戦闘においては、ミラクルとセットで描かれることが多い。
←before after→
カラフルスタイル
キュアマジカルは変身時に使用するリンクルストーンの種類によって、4種類の全く別の姿のプリキュアに変身する。そしてどの姿に変身したかによってプリキュアとしての戦闘能力が大きく変わる。この変身システムをカラフルスタイルと呼ぶ。
変身後に二段変身するタイプのフォームチェンジとは異なり、変身時にどのスタイルになるかを選択する必要がある。
また、キュアミラクルとキュアマジカルは変身時に同じリンクルストーンを使う必要があるため、必ず同じ種類のカラフルスタイルに変身することになる。
各形態の特性は単独記事に掲載。
- ダイヤスタイル(キュアマジカル)
魔法戦闘が可能なベーシックタイプで、紫を基調とした衣装を纏う。各種メディアでの作品紹介ではキュアマジカルは基本的にこの姿で描かれている。
比較的ぴっちりした手袋やコウモリをモチーフにした髪型など、少しトゲトゲしい印象の意匠が随所に散りばめられているが、追加戦士枠ではない初期メンバーのプリキュアにこう言う尖ったデザインを施すのは珍しい。スカートの中がドロワーズとなっている設定はミラクルと変わらないが、マジカルの方が丈が短いという細かなデザインの違いがある。
余談だが紫キュアとしては、初の単独変身ができないプリキュアであり、作中時系列において第1話で初めて変身したプリキュアでもある。
- ルビースタイル(キュアマジカル)
怪力自慢のパワータイプで、赤を基調とした衣装を纏う。
星型とリボンの意匠と髪型がツインテールに変わるのが特徴。歴代のプリキュアでも太股部分にガーターベルトが入るのは今回が初めてのケース。
また、足元は足首までのニーハイソックスに低いヒールを履いている。
- サファイアスタイル(キュアマジカル)
飛行可能なスピードタイプで、青を基調とした衣装を纏う。
キュアミラクル同様のオリエンタルなデザインとなっており、グラディエーターサンダルとストールが特徴。
スタッフのインタビューによると夜の海をモチーフにしたとの事。
- トパーズスタイル(キュアマジカル)
道具を自在に錬成するトリッキータイプで、黄色を基調とした衣装を纏う。
カチューシャの飾りのプリンやスカート、靴、手袋のホイップクリームの飾りなどお菓子をイメージさせるデザインが特徴。
フォームチェンジ
上記いずれかのカラフルスタイルに変身した後、さらに特定のリンクルストーンを使うことで強化フォームにフォームチェンジすることができる。(いわゆるスーパープリキュア化)
- アレキサンドライトスタイル(キュアマジカル)
第31話より登場した強化フォーム。ダイヤスタイルをベースに、翼状のマントが背中に装着され、頭には大きなとんがり帽子を被る。
また、フリルなどの装飾がダイヤスタイルの時より増量しており、スカートがバルーンスカート風味になっている。
- ハートフルスタイル(キュアマジカル)
『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』登場する劇場版限定フォーム。アレキサンドライトスタイルの細部のデザインをリファインしたもので、実質的な役割や能力はアレキサンドライトスタイルと全く同じ。