キングオブモンス
きんぐおぶもんす
「無理するな。お前も強くてかっこいい怪獣が好きなんだろ?町を破壊し、大暴れする怪獣たちが大好きだ……でもそんなこと言ったら笑われるもんな、いい年して怪獣なんか、幼稚な、ダサい、くだらない。くだらなくて悪かったな!今こそ見せてやる、怪獣の本当の凄さを、その恐ろしさを!! 全て壊してやる! こんな世界全てぶち壊すんだ!! 暴れろ、俺の最恐怪獣・キングオブモ――ンス!!!」
データ
データ
別名 | 最強合体獣 |
---|---|
身長 | 83m |
体重 | 8万2千t |
出身地 | 鹿島田浩のブレインワールド |
概要
概要
いじめっ子の鹿島田浩が、何でも願いを叶えてくれる赤い球に願って出現させた怪獣。
元々は浩が粘土で作った王道な二足歩行型の怪獣人形であり、それに子分である中原耕平、小杉亘が作った怪獣人形の「作品コンセプト(by浩)」を取り入れることによって完成した。本来の粘土人形は緑色だが、怪獣化した際の体色はなぜか青を基調としている。
眼は三つ存在するが、額にある中央の眼は自らを生み出した赤い球に限りなく似ており、さながら赤い球自身が怪獣に姿を変えたともいうべき姿である。
鹿島田少年の発言から、その造形には彼の強い怪獣愛が、凶暴性には怪獣オタクとして日々を過ごす中で堆積した負の感情が反映されている事がうかがえる。
口からは破壊光線「クレメイトビーム」を発射し、腹部の「シャークファング」で敵を捕獲する。背中の翼「ボーンウイング」は空を飛ぶだけでなく、フォトンエッジをもはね返す強力なバリア「ボーンシールド」を発生させる器官でもある。大怪獣バトルでは強化版として「ファイナルクレメイトビーム」が登場。
単純な戦闘能力はガイアV2と互角なくらいで格闘戦では押される場面が多かったが最大の特徴として「無限の増殖」を発生させることにより分身となるバジリスとスキューラを誕生させることができる。
ただしバジリスは翼、スキューラは腹と存在が連動しており、それぞれが倒されると対応するパーツが破損し使用できなくなり、急激に弱体化する(バリアも使えなくなる為)。
因みに、浩曰くバジリスとスキューラの「作品コンセプト」は自分自身で作り上げた怪獣をより強力にするための強化パーツとしての意味合いがあるようで、万が一2体が倒されても弱体化しなかった場合、事態はもっと恐ろしい局面、即ち「ウルトラマンが敗北する決定的瞬間」が実現することだろう。
浩が、まるでウルトラマンに変身するかのように赤い球を掲げると同時に怪獣化。浩の鬱屈と同調し、手当たり次第に町を破壊するも、時空移動メカ・アドベンチャーに乗って再び戻ってきた高山我夢と激突。クレメイトビームと尻尾での殴打でアドベンチャーを大破させた後、我夢が脱出・変身したウルトラマンガイアとの戦闘に移る。
新星勉が浩を攻撃し、赤い球のコントロールが浩から平間優に渡ったことで、自分を束縛する“この世界”の破滅と再編を願う優のマイナスエネルギーを吸収してパワーアップ。バジリスとスキューラを生み出し、3体がかりでガイアを苦しめるが、勉が命懸けでキャッチした赤い球に「光」を願ったことで出現したウルトラマンティガとウルトラマンダイナが参戦し、他の2体と分断される。
それでもエネルギーが残り少ない状態にあるガイアを追い詰め、スプリームヴァージョンにヴァージョンアップしたガイアに飛行しながらの止めの特攻を仕掛けるが、ティガとダイナにバジリスとスキューラを倒されたことでボーンウイングとシャークファングが破壊され墜落。最後はフォトンストリームによって倒された。
ちなみに、ティガとダイナが戦った場所は地味にそれぞれの最終回での戦いの舞台となっており、これは後にガイアも踏襲した。
その後の登場
その後の登場
本来はかしまだくんのかんがえたさいきょうのかいじゅうという位置付けにあったが、後続作品では宇宙人が使役したり、野良怪獣として出現する事もある。
現在のウルトラシリーズは製作当時以上にパラレルワールド間の関係性が密となった為であろう。
大怪獣バトル
レイオニクス抹殺を企むババルウ星人が使役する怪獣としてバジリスと共に登場。
ババルウ星人がアラドスを使って『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』時点の惑星ボリスにタイムスリップし、覚醒したばかりのレイモンを殺害しようとしたが、主人公達の活躍で計画は破綻した。
後述のコミカライズ『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではババルウ星人が使役する怪獣はバジリス一体だけであり、惑星ボリスでの戦闘シーンではキングオブモンスは召喚していない。
なお、両作に共通してババルウ星人はレイオニクスの資格を有していない。
こんな凶暴で強力な怪獣をどうやって星人は手懐けたのだろうか…。
大怪獣バトルウルトラコロシアム
最初に出会う個体はバトルコロシアムの4つの試練の内の一つとして主人公の前に出現する。
この闘技場の管理者はメフィラス星人であり、彼の口ぶりから察するに999体いる手持ち怪獣の一体とされ、高エネルギー反応を発していた事から並の怪獣の比ではない強さを有すると考えられる。
プレイヤーキャラとなるのはこの個体である。
二度目に出会う個体は怪獣が絶滅したはずの地球にバジリス、スキューラを引き連れて出現し、丁度、休暇に訪れていた主人公が撃破し、消滅した。
なお、発動する技バトラーは応援バトラーを復活させるシーリザーとなっている。
主人公によれば昔、赤い球の力で三体が暴れ回ったと語っているが、そもそもこの作品は大怪獣バトルシリーズの未来を描いた作品(M78スペースの話)なので、何故主人公がそんなパラレルワールドの事を知っているのかは謎である。
ギャラクシークライシスの影響を考慮するにしても、原作では赤い球の影響を受けた人間を除いて事件の記録は一切残っておらず、キングオブモンスによる被害も無かった事になっているのでこの展開には矛盾が多い。
今回もまた赤い球の力が使われたらしい事が示唆されているが…?
大怪獣バトルウルトラアドベンチャーNEO
なぜがガッツ星人が実験場にしていた惑星の鍾乳洞で眠っており、レッドキングとナースの戦闘によって復活。スキューラとバジリスを生み出してレッドキングを追い詰めるが巨大化して加勢に入ったカネゴンによってほかの二体と分断されてしまい、二体が倒されたのちにレッドキングのアースクラッシャーで倒された。
なお、原作となったアーケードのストーリーで同じポジションに位置しているのはガッツ星人の操るグランドキングである(なお、本シリーズではグランドキングは無印編のラスボスという扱いで登場済み)。
ウルトラマンオーブ
ジャグラスジャグラーの所持する怪獣カードの1枚として登場。カードの属性は闇。
なお、怪獣カードは怪獣の怨念をカードに定着させたものという設定があるが、どこで基となるキングオブモンスの怨念を調達したのかは不明(ギャラクシークライシスの影響で出現した並行同位体なのだろうか?)。
超時空のアドベンチャー
「俺達にはまだ、とっておきの切り札がある。その力で、この街を守るんだ!戦え!俺達の最強怪獣!キングオブモーーーンス!」
『超時空の大決戦』の20年後の世界を描いた続編小説『超時空のアドベンチャー』では回想シーンでたびたび登場したほか、街を襲うカイザーギラレス13世の暴虐を止める為に浩、耕平、亘の三人が赤い球に願って出現させた(本来はウルトラマンを呼ぶつもりだったが、赤い球の持ち主である久地俊介が赤い球に願ってウルトラマンを呼べなくしたためキングオブモンスを呼び出した)。
しかしクレメイトビームをシールドで塞がれた上に剣と鉄球の攻撃で次々とダメージを受け、浩たちの声援もむなしくカイザーギラレス13世のビームを受け断末魔の悲鳴を上げ爆散した。
ほとんどいいところなしで倒されてしまったことに関しては俊介曰く「小学生の頃から変わらない怪獣愛の浩たちに対し、大人としての怪獣愛を注いだカイザーギラレス13世が負けるはずはない」とのこと。
しかしカイザーギラレス13世はこの世界で最初に誕生したウルトラマンガイアのV1の形態に圧倒されたあげく、V2のガイアに瞬殺されてしまった。
TSUBURAYA CONVENTION 2023
ガイア25th記念を祝し、新規造形のスーツで登場。
根源的破滅招来体の生き残りである根源破滅紳士なる存在が赤い球を用いて召喚、ウルトラマンガイアSSV、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナを相手に激闘を繰り広げる。
プレイヤーキャラとしてのキングオブモンス
プレイヤーキャラとしてのキングオブモンス
大怪獣バトル
アーケード版『EX』第6弾から参戦。
必殺技は原典通りに「クレメイトビーム」だが、なぜか弱点がすごい毒となっている(原典にはそんな描写はないが…)。
その他の技に「モンステールアタック」、「ファイナルクレメイトビーム」、「キングオブクラッシャー」(NEO第7弾で追加)が存在する。
第6弾ではウルトラレアとして収録されており、ゴモラ同様にバランスがよくアタックが若干高めだが4値が全て1000を超えている高性能怪獣。その代わり、リーダー怪獣にすると応援怪獣は一体しか出す事ができないというデメリットもある。
『NEO』以降はこれまでのデメリットを反映し、スタミナ(連続で戦えるステータス)が1と少なく1ターン戦わすと次は戦えないようになった。「クレメイトビーム」は高熱属性となり、TDG三戦士が敵だったことを反映してか、すごい闇属性に耐性があり、弱点がすごい光属性となった…が、弱点がすごい毒となっている点は変更されていない。
派生作品である体感型TVゲーム『Let'sTVプレイ 体感大怪獣バトル あやつれ!ウルトラ大怪獣!』にも先行参戦している。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
レアリティ☆3の力属性の怪獣として登場。弱点は光属性の攻撃。
攻撃を受けると2ターンの間だけ攻撃力と命中率が上がる「破壊衝動」を有する。
このスキルを覚醒させると1回攻撃または必殺を受けるまでの間だけ受けるダメージを大幅ダウンさせたり、自分をリーダーに据えている状態で『速』・『技』属性の怪獣が揃っていると攻撃力をアップさせる事が可能。
要はバジリスとスキューラと組ませることを前提としたスペックをしているというわけである。
イベント「恐嚇の超時空魔神」ではエタルダミーの一体として参戦。
余談
余談
名前の由来はおそらく「king of monster」即ち「怪獣の王」だと思われる。
裏モチーフは「△」で、初期の名称は「キンググロノス」だった。
鳴き声はその後、本作のモキアン、『ウルトラマンコスモス』のバデータ、『鉄人28号(2004年版)』の鉄人27号、『のび太と奇跡の島』のサーベルタイガーの鳴き声、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のティラミーゴの鳴き声、『仮面ライダーガッチャード』のケミーの鳴き声などに流用された。また、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のオベリスクの巨神兵の必殺技「ソウルエナジーMAX!!」が発動する時にも、鳴き声として流用されている。
実写では劇場版1作のみの出演ではあったものの、その王道な容姿とウルトラマンを追い詰める戦闘スタイルから人気は非常に高く、ソフビ『ウルトラ怪獣シリーズ』には定番ラインナップとしてスパークドールズ化されるまでの長きにわたって君臨し続けていた。その後(『ギンガ』放送開始の2013年から数えて)8年後の2021年令和の時代に、『ウルクロZ』での本作の放映に合わせて、以前よりもサイズアップしたDX枠で発売された。そして2023年にガイア25周年のイベントで新規造形で登場した。
「無理するな。お前も強くてかっこいい怪獣が好きなんだろ?町を破壊し、大暴れする怪獣たちが大好きだ……でもそんなこと言ったら笑われるもんな、いい年して怪獣なんか、幼稚な、ダサい、くだらない。くだらなくて悪かったな!今こそ見せてやる、怪獣の本当の凄さを、その恐ろしさを!! 全て壊してやる! こんな世界全てぶち壊すんだ!! 暴れろ、俺の最恐怪獣・キングオブモ――ンス!!!」
データ
データ
別名 | 最強合体獣 |
---|---|
身長 | 83m |
体重 | 8万2千t |
出身地 | 鹿島田浩のブレインワールド |
概要
概要
いじめっ子の鹿島田浩が、何でも願いを叶えてくれる赤い球に願って出現させた怪獣。
元々は浩が粘土で作った王道な二足歩行型の怪獣人形であり、それに子分である中原耕平、小杉亘が作った怪獣人形の「作品コンセプト(by浩)」を取り入れることによって完成した。本来の粘土人形は緑色だが、怪獣化した際の体色はなぜか青を基調としている。
眼は三つ存在するが、額にある中央の眼は自らを生み出した赤い球に限りなく似ており、さながら赤い球自身が怪獣に姿を変えたともいうべき姿である。
鹿島田少年の発言から、その造形には彼の強い怪獣愛が、凶暴性には怪獣オタクとして日々を過ごす中で堆積した負の感情が反映されている事がうかがえる。
口からは破壊光線「クレメイトビーム」を発射し、腹部の「シャークファング」で敵を捕獲する。背中の翼「ボーンウイング」は空を飛ぶだけでなく、フォトンエッジをもはね返す強力なバリア「ボーンシールド」を発生させる器官でもある。大怪獣バトルでは強化版として「ファイナルクレメイトビーム」が登場。
単純な戦闘能力はガイアV2と互角なくらいで格闘戦では押される場面が多かったが最大の特徴として「無限の増殖」を発生させることにより分身となるバジリスとスキューラを誕生させることができる。
ただしバジリスは翼、スキューラは腹と存在が連動しており、それぞれが倒されると対応するパーツが破損し使用できなくなり、急激に弱体化する(バリアも使えなくなる為)。
因みに、浩曰くバジリスとスキューラの「作品コンセプト」は自分自身で作り上げた怪獣をより強力にするための強化パーツとしての意味合いがあるようで、万が一2体が倒されても弱体化しなかった場合、事態はもっと恐ろしい局面、即ち「ウルトラマンが敗北する決定的瞬間」が実現することだろう。
浩が、まるでウルトラマンに変身するかのように赤い球を掲げると同時に怪獣化。浩の鬱屈と同調し、手当たり次第に町を破壊するも、時空移動メカ・アドベンチャーに乗って再び戻ってきた高山我夢と激突。クレメイトビームと尻尾での殴打でアドベンチャーを大破させた後、我夢が脱出・変身したウルトラマンガイアとの戦闘に移る。
新星勉が浩を攻撃し、赤い球のコントロールが浩から平間優に渡ったことで、自分を束縛する“この世界”の破滅と再編を願う優のマイナスエネルギーを吸収してパワーアップ。バジリスとスキューラを生み出し、3体がかりでガイアを苦しめるが、勉が命懸けでキャッチした赤い球に「光」を願ったことで出現したウルトラマンティガとウルトラマンダイナが参戦し、他の2体と分断される。
それでもエネルギーが残り少ない状態にあるガイアを追い詰め、スプリームヴァージョンにヴァージョンアップしたガイアに飛行しながらの止めの特攻を仕掛けるが、ティガとダイナにバジリスとスキューラを倒されたことでボーンウイングとシャークファングが破壊され墜落。最後はフォトンストリームによって倒された。
ちなみに、ティガとダイナが戦った場所は地味にそれぞれの最終回での戦いの舞台となっており、これは後にガイアも踏襲した。
その後の登場
その後の登場
本来はかしまだくんのかんがえたさいきょうのかいじゅうという位置付けにあったが、後続作品では宇宙人が使役したり、野良怪獣として出現する事もある。
現在のウルトラシリーズは製作当時以上にパラレルワールド間の関係性が密となった為であろう。
大怪獣バトル
レイオニクス抹殺を企むババルウ星人が使役する怪獣としてバジリスと共に登場。
ババルウ星人がアラドスを使って『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』時点の惑星ボリスにタイムスリップし、覚醒したばかりのレイモンを殺害しようとしたが、主人公達の活躍で計画は破綻した。
後述のコミカライズ『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではババルウ星人が使役する怪獣はバジリス一体だけであり、惑星ボリスでの戦闘シーンではキングオブモンスは召喚していない。
なお、両作に共通してババルウ星人はレイオニクスの資格を有していない。
こんな凶暴で強力な怪獣をどうやって星人は手懐けたのだろうか…。
大怪獣バトルウルトラコロシアム
最初に出会う個体はバトルコロシアムの4つの試練の内の一つとして主人公の前に出現する。
この闘技場の管理者はメフィラス星人であり、彼の口ぶりから察するに999体いる手持ち怪獣の一体とされ、高エネルギー反応を発していた事から並の怪獣の比ではない強さを有すると考えられる。
プレイヤーキャラとなるのはこの個体である。
二度目に出会う個体は怪獣が絶滅したはずの地球にバジリス、スキューラを引き連れて出現し、丁度、休暇に訪れていた主人公が撃破し、消滅した。
なお、発動する技バトラーは応援バトラーを復活させるシーリザーとなっている。
主人公によれば昔、赤い球の力で三体が暴れ回ったと語っているが、そもそもこの作品は大怪獣バトルシリーズの未来を描いた作品(M78スペースの話)なので、何故主人公がそんなパラレルワールドの事を知っているのかは謎である。
ギャラクシークライシスの影響を考慮するにしても、原作では赤い球の影響を受けた人間を除いて事件の記録は一切残っておらず、キングオブモンスによる被害も無かった事になっているのでこの展開には矛盾が多い。
今回もまた赤い球の力が使われたらしい事が示唆されているが…?
大怪獣バトルウルトラアドベンチャーNEO
なぜがガッツ星人が実験場にしていた惑星の鍾乳洞で眠っており、レッドキングとナースの戦闘によって復活。スキューラとバジリスを生み出してレッドキングを追い詰めるが巨大化して加勢に入ったカネゴンによってほかの二体と分断されてしまい、二体が倒されたのちにレッドキングのアースクラッシャーで倒された。
なお、原作となったアーケードのストーリーで同じポジションに位置しているのはガッツ星人の操るグランドキングである(なお、本シリーズではグランドキングは無印編のラスボスという扱いで登場済み)。
ウルトラマンオーブ
ジャグラスジャグラーの所持する怪獣カードの1枚として登場。カードの属性は闇。
なお、怪獣カードは怪獣の怨念をカードに定着させたものという設定があるが、どこで基となるキングオブモンスの怨念を調達したのかは不明(ギャラクシークライシスの影響で出現した並行同位体なのだろうか?)。
超時空のアドベンチャー
「俺達にはまだ、とっておきの切り札がある。その力で、この街を守るんだ!戦え!俺達の最強怪獣!キングオブモーーーンス!」
『超時空の大決戦』の20年後の世界を描いた続編小説『超時空のアドベンチャー』では回想シーンでたびたび登場したほか、街を襲うカイザーギラレス13世の暴虐を止める為に浩、耕平、亘の三人が赤い球に願って出現させた(本来はウルトラマンを呼ぶつもりだったが、赤い球の持ち主である久地俊介が赤い球に願ってウルトラマンを呼べなくしたためキングオブモンスを呼び出した)。
しかしクレメイトビームをシールドで塞がれた上に剣と鉄球の攻撃で次々とダメージを受け、浩たちの声援もむなしくカイザーギラレス13世のビームを受け断末魔の悲鳴を上げ爆散した。
ほとんどいいところなしで倒されてしまったことに関しては俊介曰く「小学生の頃から変わらない怪獣愛の浩たちに対し、大人としての怪獣愛を注いだカイザーギラレス13世が負けるはずはない」とのこと。
しかしカイザーギラレス13世はこの世界で最初に誕生したウルトラマンガイアのV1の形態に圧倒されたあげく、V2のガイアに瞬殺されてしまった。
プレイヤーキャラとしてのキングオブモンス
プレイヤーキャラとしてのキングオブモンス
大怪獣バトル
アーケード版『EX』第6弾から参戦。
必殺技は原典通りに「クレメイトビーム」だが、なぜか弱点がすごい毒となっている(原典にはそんな描写はないが…)。
その他の技に「モンステールアタック」、「ファイナルクレメイトビーム」、「キングオブクラッシャー」(NEO第7弾で追加)が存在する。
第6弾ではウルトラレアとして収録されており、ゴモラ同様にバランスがよくアタックが若干高めだが4値が全て1000を超えている高性能怪獣。その代わり、リーダー怪獣にすると応援怪獣は一体しか出す事ができないというデメリットもある。
『NEO』以降はこれまでのデメリットを反映し、スタミナ(連続で戦えるステータス)が1と少なく1ターン戦わすと次は戦えないようになった。「クレメイトビーム」は高熱属性となり、TDG三戦士が敵だったことを反映してか、すごい闇属性に耐性があり、弱点がすごい光属性となった…が、弱点がすごい毒となっている点は変更されていない。
派生作品である体感型TVゲーム『Let'sTVプレイ 体感大怪獣バトル あやつれ!ウルトラ大怪獣!』にも先行参戦している。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
レアリティ☆3の力属性の怪獣として登場。弱点は光属性の攻撃。
攻撃を受けると2ターンの間だけ攻撃力と命中率が上がる「破壊衝動」を有する。
このスキルを覚醒させると1回攻撃または必殺を受けるまでの間だけ受けるダメージを大幅ダウンさせたり、自分をリーダーに据えている状態で『速』・『技』属性の怪獣が揃っていると攻撃力をアップさせる事が可能。
要はバジリスとスキューラと組ませることを前提としたスペックをしているというわけである。
イベント「恐嚇の超時空魔神」ではエタルダミーの一体として参戦。
余談
余談
名前の由来はおそらく「king of monster」即ち「怪獣の王」だと思われる。
裏モチーフは「△」で、初期の名称は「キンググロノス」だった。
鳴き声はその後、本作のモキアン、『ウルトラマンコスモス』のバデータ、『鉄人28号(2004年版)』の鉄人27号、『のび太と奇跡の島』のサーベルタイガーの鳴き声、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のティラミーゴの鳴き声、『仮面ライダーガッチャード』のケミーの鳴き声などに流用された。また、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のオベリスクの巨神兵の必殺技「ソウルエナジーMAX!!」が発動する時にも、鳴き声として流用されている。
実写では劇場版1作のみの出演ではあったものの、その王道な容姿とウルトラマンを追い詰める戦闘スタイルから人気は非常に高く、ソフビ『ウルトラ怪獣シリーズ』には定番ラインナップとしてスパークドールズ化されるまでの長きにわたって君臨し続けていた。その後(『ギンガ』放送開始の2013年から数えて)8年後の2021年令和の時代に、『ウルクロZ』での本作の放映に合わせて、以前よりもサイズアップしたDX枠で発売された。そして2023年にガイア25周年のイベントで新規造形で登場した。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 俺は怪獣王だ!~パラレルワールドへ・続~
第1話 新たな異世界!新たなウルトラレディ!
レトロスキーさんより許可をいただき、ウルトラレディ達との新たな物語を始めました。 彼女達の設定については、こちら(https://www.pixiv.net/artworks/47636506)をご覧ください。 また、この小説では細かい内容はそれ程書かず、主にバトルやヒロピンをメインにさせてもらいます。そして場合によってはオリジナルの設定や登場などがあります(レトロスキーさんから許可済みです)!それでもいいと言う方は楽しんで読んでください。 感想と評価をお待ちしております。 最強合体獣キングオブモンス、宇宙恐竜ゼットン 登場5,102文字pixiv小説作品 - 俺は怪獣王だ!~パラレルワールドへ~
第1話 異世界への旅立ち
多くの人が新生活を始める中、こちらでも新たな物語が始まります。 怪獣王クロウとユキノさんのウルトラウーマン達とのクロス小説を書かせていただきました。 ユキノさん、許可をいただきありがとうございます。楽しく読んでください。 感想と評価をお待ちしております。 最強合体獣キングオブモンス、宇宙怪獣ベムラー、ビブロス星人 登場6,502文字pixiv小説作品 - 大怪獣バトル ~俺は怪獣王になる~
第0話 プロローグ
ある神のせいで死に、別世界に転生することになった特撮ファンの青年。だが何故か神ではなく冥王から力を授かってレイオニクスとなり、己の野望のため怪獣達や仲間と協力して王を目指す!! 自分の特撮好きから生まれた小説です。 基本原作沿いにしていきますが、オリジナルも結構多い感じです。 またウルトラ怪獣だけでなく、ゴジラ怪獣も出てきます。まぁ、細かい設定は気にせずに長い目で見守ってください!2,246文字pixiv小説作品 - ウルトラマンオーブ×怪獣娘 セカンドシーズン
怪獣娘feat.ウルトラマンオーブ セカンドシーズン 第8話
アンケートに協力してくれた方々には感謝します! 今回はマグマ星人との最終決戦、結果は本編をみてください! そしてあの光の巨人が登場!? 前回のサブタイトルは、帰ってきたウルトラマン第5話「二大怪獣 東京を襲撃」です!9,409文字pixiv小説作品 - 大怪獣バトル ~俺は怪獣王になる~
第1話 惑星ボリス
お待たせしました。 今回から激しい怪獣同士のバトルが繰り広げられます。そして今回登場する怪獣は私のお気に入りの怪獣達です! お楽しみに~~!! 最強合体獣キングオブモンス、超古代怪獣ゴルザ、超古代竜メルバ 宇宙超怪獣キングギドラ 登場3,264文字pixiv小説作品 - 俺は怪獣王だ!~パラレルワールドへ~
第9話 四次元の脅威!迫る怪獣軍団
皆様、お待たせしました。 今回はオリジナル話です。また今回のメイン怪獣の能力でいろんな怪獣が登場します!そしていよいよゾフィーとクロウが対面します。2人がどんな風になるのか見物です。 感想と評価をお待ちしております。 四次元怪獣ブルトン、冷凍怪獣ペギラ、地底怪獣テレスドン、変身怪獣ザラガス 両刀怪獣カマキラス、強足怪獣ジラ 登場12,585文字pixiv小説作品 - 俺は怪獣王だ!~パラレルワールドへ・続~
第2話 ウルトラレディを助けろ!?
レトロスキーさんより許可をいただき、ウルトラレディ達との新たな物語・第2話です。 彼女達の設定については、こちら(https://www.pixiv.net/artworks/47636506)をご覧ください。 また、この小説では細かい内容はそれ程書かず、主にバトルやヒロピン等をメインにさせてもらいます。そして場合によってはオリジナルの設定や登場などがあります(レトロスキーさんから許可済みです)!それでもいいと言う方は楽しんで読んでください。 感想と評価をお待ちしております。 最強合体獣キングオブモンス、双頭怪獣パンドン 登場4,109文字pixiv小説作品 - 俺は怪獣王だ!~パラレルワールドへ~
第2話 侵略者を撃て!
長い間お待たせしました。 ウルトラウーマンとのクロス小説、第2話です。新生活がとても忙しいため、時間が取れませんよ本当に。それでもコツコツと書いて完成させました。 また、今回からこちらの小説も『大怪獣バトル』と同じように原作に沿って話を進めていきたいと思います。 そして今回登場する者は、ウルトラシリーズの中で一番有名な宇宙人です。 感想と評価をお待ちしております。 最強合体獣キングオブモンス、宇宙超怪獣キングギドラ、宇宙忍者バルタン星人 登場7,921文字pixiv小説作品 - 大怪獣バトル ~俺は怪獣王になる~
第25話 激突!怪獣王・暴龍・空の大怪獣VSベリアル融合獣!!
皆様、お久しぶりです。 今日は私の誕生日!今年も無事に年を迎えることができました。それを祝して、皆大好きな大怪獣バトルを贈ります。 今回から再び原作に突入します。クロウ達と合流したレイとヒュウガ達。そんな彼らに異次元から迷い込んだ怪獣と因縁を持つ宇宙人達が襲撃する。 感想と評価をお待ちしております。 最強合体獣キングオブモンス、怪獣王ゴジラ、暴竜アンギラス、空の大怪獣ラドン 古代怪獣ゴモラ(レイオニックバースト) 怪獣酋長ジェロニモン、宇宙超獣トロンガー、地底ロボット・ユートム 幻惑宇宙人メトロン星人(RB)、一角超獣バキシム、暴君怪獣タイラント ベリアル融合獣スカルゴモラ、戦闘円盤ギガ・ロボフォー 登場9,352文字pixiv小説作品 - 大怪獣バトル ~俺は怪獣王になる~
番外編 怪獣王VS赤い通り魔
お待たせしました。今回は惑星ハマーの前に起きた番外編です。 ボガールと同じで、怪獣に仇なす存在のあの鬼畜ヒーローとの対決です。さらに!今回は自分なりに考えたクロウの怪人形態も登場します。かなり激しい戦いになって、恐ろしい決着になる!?是非楽しんで読んでください! 感想と評価をお待ちしております。 怪獣王クロウ(怪人形態)最強合体獣キングオブモンス、磁力怪獣アントラー 砂地獄怪獣サイゴ、透明怪獣ゴルバゴス、噴煙怪獣ボルケラー 甲殻怪地底獣ゾンネル、岩石怪獣サドラ、地底怪獣バラゴン、レッド星人レッドマン 登場6,273文字pixiv小説作品 - 世界が変わる日
世界が変わる日 14話
14話です 怪獣娘が終わったことで怪獣娘ロスが激しいのですが、この作品をかいてなんとか補っています 今回はゴモラの過去に触れたお話となっております いつも明るいゴモラの隠された悩みとは?珍しく今回はアイスがカッコイイです12,320文字pixiv小説作品 - GLEE~ULTIMATE UNKNOWN~
第38話 最後の贈り物
怪獣達については、出番は少ないのですが一応タグ付けしておきました。そしてグリー、来週でいよいよ最終回となります!8,736文字pixiv小説作品 - 大怪獣バトル ~俺は怪獣王になる~
第22話 別世界より彷徨う者
皆様、遅れながらも新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。 今回は大怪獣バトルの方を投稿しました。久しぶりにクロウに新しい仲間ができます。登場するのはウルトラマンオーブと対決した怪獣達です。あとちゃんとレイオニクスも出ますよ。 是非楽しんで読んでください!感想と評価をお待ちしております。 最強合体怪獣キングオブモンス、宇宙超怪獣キングギドラ 超合体怪獣グランドキング(スーパーグランドキング・スペクター) 奇機械怪獣デアボリック、宇宙恐竜ハイパーゼットンデスサイス 侵略怪獣ザタンシルバー、変身宇宙人ザタン星人(RB) 登場6,702文字pixiv小説作品