概要
星のカービィシリーズに登場する敵キャラ。『初代星のカービィ』が初登場で、後に『夢の泉の物語』や『星のカービィ2』、『スーパーデラックス』をはじめとした多数の作品に登場している。
クラッコが完全体になる前の形態。クラッコのように大きく丸い一つ目を持ち、周りには雲のような白玉が4つ(作品によっては3つ)回っている。
クラッコより弱いためクラッコの前座として登場したり、中ボス扱いされることもしばしば。なお、クラッコに比べ体力は低めにされている。しかし、高速で移動することが多く、クラッコより苦戦する人も少なくない。
かつてはクラッコJr.からクラッコへと変身するムービーなどもあったが、『トリプルデラックス』など近年の作品ではクラッコJr.としての形態を挟まずそのままクラッコが登場することが多くなってしまったためコクラッコと同様に出番は減ってきている。
亜種として『ウルトラスーパーデラックス』の「大王の逆襲」などに登場したクラッコJr.リベンジがいる。
登場作品
初代星のカービィ
ステージ4「バブリークラウズ」の中ボスとして登場。HPは3。シャッツォが出してくる弾のようなもので攻撃したりワドルドゥを出したりする。左端が安地。
エクストラモードではスピードが上がる。
夢の泉の物語/夢の泉デラックス
クラッコ戦の前の塔を登るエリアに登場。上下に揺れつつ体当たりで攻撃してくる。なお、こちらが攻撃しても一切ダメージを受けることはない。
ある程度の距離まで登ると急上昇し、そのまま最上階にてクラッコとなり立ちはだかる。
カービィのピンボール
クラッコランドのボスを努める。周りの雲を回転させている時はこちらの攻撃が通らない。4回カービィを当てるとクラッコへと変身する。
星のカービィ2
6面「クラウディパーク」のボスとして登場。やはりクラッコの前座としての登場で、星型弾を4発分当てると目玉だけになって転がり、クラッコへと変身する。本作では雲の上で戦うため雲に紛れた攻撃やコクラッコを使用してくる。
なお本作のみ、回っている白玉を投げつける攻撃もしてくる上にその白玉を吸い込む事が出来る。
カービィのブロックボール
こちらでもクラッコの前座として登場。ダメージを与えた時に表情が変化し目を×印にするようになった。
スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス
「はるかぜとともに」の3面「バブリークラウズ」の中ボスとして登場。攻撃方法などはシャッツォが出す弾のような物が出ない以外は初代とほとんど同じ。
『ウルトラスーパーデラックス』では表情の変化と撃破後の演出が追加された。
また、先述の通り「大王の逆襲」3面「クラッシュクラウズ」には、雲の部分が紫色になり、目が細くなったクラッコJr.リベンジが登場。攻撃スピードが上がっているほか、新たに爆弾攻撃を仕掛けてくるようになった。
タッチ!カービィ
ボスゲーム(サブゲーム)「ブロックアタック」のボスとして登場。周りに飛んでいる白い球に当たると弾かれてしまうので注意。こっちではクラッコと別枠で登場することもある。
あつめて!カービィ
サブゲーム「空中探検隊EOS」2面に登場。本作では白い玉が3つになっている。
カービィのビームに当たると逃げるように飛び回る。
カービィのすいこみ大作戦
3D作品初登場。2面ボスとしての登場でリベンジ版もいる。本作を最後にカービィシリーズへの再登場はない。
関連イラスト
余談
名前の「Jr.」で誤解されやすいが、クラッコの息子では無い。クラッコJr.とは、クラッコの不完全な形態のことを指している。
関連タグ
アイクン…よく似た単眼キャラ。