スパークスヲ･･･ツカマエテ･･･ツレテコイ･･･！
概要
平和になったキノコ王国に、突如として空から現れた正体不明の敵。宇宙を彷彿とさせるローブをまとい、渦巻き状のフードからは赤く鋭い瞳が光る。
スパークスの持つ強力なエネルギーを狙っているが、その目的は･･･
能力
クルサは、どこからか採取した生物のDNAや無機質などを使い、ラビッツのDNAを組み合わせて新しい生物を創る能力を持つ。加えて、睨みつけた生物を意のままに操ることが出来、クリボーやカメックなどのクッパ軍団の一部はクルサの被害を受けてしまう。
生命創造や洗脳によって増やした手駒は「スパークス・ハンター」という軍団として使役し、彼らがスパークスの捕獲と星々の侵略を行っている。
クルサ自身が戦う場合は、ローブの下を触手のように叩きつけたり、巨大な宇宙の手を召喚して相対するものを排除する。
ダークメス
星の侵略において、クルサとその手下は闇の物質「ダークメス」を惑星にバラまく。ダークメスは触手や汚泥のように辺り一帯を呑みこんで拡大を続ける。これに呑まれた機械や建造物などは機能が暴走する。
ダークメスに触れてしまうと、ダークメス次元という固有結界に飛ばされ、そこではダークメスの加護を受けたハンター以外は、本来のスペックを発揮することが出来なくなってしまう。これに対抗できるのは、スパークスの加護を受けた者たちのみ。こうした自身への抵抗力を封じるのもクルサの狙いの一つと思われる。
関連タグ
マリオシリーズ ラビッツ マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル
恐るべき力を持つクルサであるが、クルサは稀にその瞳が青く染まる。それは、マリオがよく知るある人物にそっくりだが･･･
＊＊＊これより先、重大なネタバレあり！＊＊＊
正体
バレンデ台地におけるダフネとの戦いに勝利したマリオらヒーローたち。そこにクルサが襲撃に入るが、クルサは突如として苦しんで爆散、クルサの中からロゼッタが現れた。ロゼッタはマリオ達に、ダークメス次元から脱出するゲートを作り上げたのち、再びダークメスに呑まれてクルサとなってしまった。
脱出後、ヒーロー達はロゼッタが残したクリスタルを調べると、ある情報を知ることになる。
クルサの正体･･･それは、マリオ達がかつて倒したメガバグの欠片が、宇宙ゴミや隕石を吸収して誕生したもの。意思や知性こそあれどその目的は一つ。ただただ強いエネルギーを求めて大きくなるだけである。
誕生したクルサは、ラビッツがほうき星の天文台に来訪した際に、そこでラビッツらと遊んでいたチコ達の強いエネルギーを感知し、ロゼッタに気づかれないように天文台に忍び寄る。間近に迫ったことを知ったロゼッタは、チコやラビッツを護る為に彼らを脱出させ、クルサに憑りつかれしまうのだった。そしてチコとラビッツは、脱出の衝撃の際に融合し、スパークスとなったのである。
取り込んだロゼッタの意志が抵抗を続けていると感じたクルサは、彼女の意志を完全に封じるべく、スパークスを捕獲してエネルギーを吸収する事を画策。これらの効率を上げるために、前述の生命創造や洗脳をもって「スパークス・ハンター」を結成したのである。クルサによってエネルギーを吸収されたスパークスは生気が抜けたように白くなり、瞳は虚無のように黒ずんでしまう。
ハンターを裏切りマリオの仲間となったエッジは、クルサの本質を"生きたブラックホール"と端的に語る。
破滅をもたらす者
バレンデ台地のマンマの開発した「バリア・クラッシャー」でバリアを破壊し、クルサの根城･･･もといほうき星の天文台に向かったヒーロー達。ダークメス次元で待ち構えたクルサは、ヒーローたちと最後の戦いを始める。
マリオ・ピーチ・ラビッツロゼッタを正面に、ルイージ・ラビッツマリオ・ラビッツルイージを左側に、クッパ・ラビッツピーチ・を右側に分離させ、ハンターの召喚やアストラ・ハンドを使って抹殺を図るも、アストラ・ハンドはヒーローたちの攻撃で破壊。クルサ自身もヒーローたちの猛攻の末に、ロゼッタと今まで吸収してきた数多のスパークス達を解放され、怒りと共に真の姿をあらわにする。
クルサの最期
解放されたロゼッタが生み出した幻影のステッキと、ヒーローたちが幻影のステッキに送り込んだパワーから放たれたエネルギー波を食らって吹き飛ばされるも、再びヒーローたちに襲い掛かるクルサ。
その時、吸収されたスパークス達が、自らの命を犠牲に巨大なエネルギー弾となってクルサの顔ともいうべき仮面を貫く。すかさずヒーローたちとロゼッタはブキを構えてトドメの一撃を放ち、宇宙の滅ぼさんとした悪魔を討ち倒すのだった。
真の関連タグ
関連キャラ
カゲの女王：ペーパーマリオRPGのラスボスであり、ヒロインに憑依した繋がり。
