兄さん!そんなに俺が憎ければ、斬るがいい!それで憎しみが消えるなら、俺は…。
俺の幸せは、バンドーラを倒し、自分のこの手で、兄さんを救う事だ!
プロフィール
概要
恐竜戦隊ジュウレンジャーに登場するヤマト族プリンスでティラノレンジャーに変身する。
人物像
優れた剣術と真っ直ぐな性格の持ち主であり、正義に燃える熱血漢のリーダー。
神である守護獣を慕ってはいるが、一方で理不尽な命令に対しては反論すると同時に自分の正義も訴える等、芯の強さも見せる。「ゲキ」という名前はそれを意する「激」から来ている。
本編序盤ではドーラスフィンクスを挑発して『なぞなぞ』という形で自分の弱点を喋らせたり、大人には姿が見えないドーラゴブリンを騙して、靴を左右逆に履き替えさせて姿をさらさせたり、策士な面を見せていたが、後半になるにつれて猪突の勢いが出てきた。
第19話では大怪我をした少年に「これには不思議な力があって、すぐに良くなる」と言いダイノメダル(これを持っていないとティラノレンジャーに変身できなくなる)を渡し自分の事よりも子どもの事を優先した。
生い立ち
元々はヤマト王族の黒騎士の次男で、1歳の時に養子としてヤマト国王に引き取られたが、本人はその事実を兄であるブライの登場まで知らなかった。その養父母と10歳になる妹を1億7千万年前のバンドーラとの戦いで失っていることもあって、実の兄のブライを慕う気持ちは強い(恐らく妹は養父母の実子であり、ゲキとは血がつながっていないと思われる)その事もあってか兄が絡むと冷静さを失いがちになる。
兄との戦い
ブライが敵となっていた頃は兄への情ゆえに戦意が鈍ってしまいチームワークを乱し大獣神を倒される事態にまで発展してしまった。自らの甘さが招いた事態を痛感して、ブライを討つことを決意。一騎打ちを果たし最終的に勝利を果たす。そして大獣神の命令に逆らいブライに止めを刺す事を出来ずその場を離れた隙にブライが斬り掛かろうとするが「俺の命で、兄さんの復讐が終わるのなら構わない」とブライに自身の命を預け、その行動から彼を改心させ、兄との和解を果たした。
和解そして…
しかし第31話にてブライの寿命を知ったことでさらに苦悩し、そこをバンドーラにつけこまれ、またもやチームワークを乱してしまうが、「俺の幸せは、悪を倒し、自分の手で兄さんを救うことだ」と新たに決意するが、ついにブライを喪ってしまう。その際にブライから獣奏剣、ドラゴンアーマー、レンジャーアームレットを継承しアームドティラノレンジャーへと強化された。
そして悲しみを乗り越えると共に兄の遺志と力を受け継ぎ、戦士として大きく成長した。
戦いが終わり
バンドーラとの戦いに勝利した後、雲に乗って神の国へ帰って行った(ゲキは兄と再会したのか不明)形で終了したがその後「諸国を漫遊していた」らしい(2014年ハイパーホビー2月号インタビューより)
本編以外での活躍
スーパー戦隊ワールドには声のみで出演。
恐竜大決戦!さらば永遠の友よには本人が出演。伯亜凌駕/アバレッドと揃ってボルドス軍に捕らえられ、洗脳されてしまう。
やや太ましくなっていたりキーアイテムである獣電池の使い方も理解していたのはご愛嬌。
桐生ダンテツにもその存在を知られていた。
関連イラスト
関連タグ
関連する他作品のキャラクター・人物
- リョウマ/ギンガレッド 同じく赤の戦士で6人目の戦士の兄がいる。因みに兄の(番外戦士になるまでの)衣装はゲキの衣装を流用したものである。
- ラッキー/シシレッド:同じ戦隊レッドで王子様繋がり
- ギラ/クワガタオージャー:王族のレッドの後輩で、兄もいる。しかし、幼少期に王家に養子に貰われ育てられたというゲキに対し、幼少期に王家から出され孤児院で育ったという真逆の生い立ちを持つ。
- J1/ネオジェットマン:役者繋がり
- 瀬川耕司/仮面ライダーJ:役者繋がり
同じ恐竜モチーフの後輩たち