概要
早乙女博士の最後の遺産であるゲッターロボアークの形態の一つ。
アークは大日如来を意味する。
アーク号を中心に合体した形態であり、ゲッター1と同じくバランスに優れている。
メインパイロットは流拓馬だが、パイロットが3人揃うまではカムイ・ショウが一人で操縦していた。
ウイングが従来のマント型や翼では無く、骨を思わせるような九本の鋭い針状のものが並んでいる形状となっているのが特徴。
デザインは漫画版とアニメ版で微妙に異なり、漫画版は筋肉質であり、耳のデビルマンから影響を受けた蝙蝠の羽のような部分が黒色である。
そのため、リボルテックヤマグチで商品化された際は耳の配色が黒だった。
ただし、原作の表紙では赤で統一されている場合もあるため、やや曖昧であるが、アニメ版のBlu-rayの永井豪氏が描いたアークのデザインはこの耳が黒いデザインが適用されている。
アニメ版のデザインでは筋肉質なデザインではなく、従来のOVA版ゲッターのような曲線で構成されたがっしりとした体型である。
武装・技
ゲッター1系列共通の標準装備。ゲッタードラゴンと同様に額から放つ。
- ダブルトマホーク
連結可能な2本のゲッタートマホーク。
アニメオリジナル技として、高速回転しながら緑色の竜巻を纏って切り刻む「トマホークハリケーン」を披露した。
- バトルショットカッター
両腕に巻き付くように装備されている四対の刃。展開した後、さらに引き伸ばす事も可能で、作中ではアークの身の丈以上にもなっていた。原作では銀色だが、アニメ版では金色となっている。
- ゲッタークラッシュ
口に該当する部分に牙を備えた開口部があり、噛みつき攻撃が可能 。
- ゲッタークロー(仮称)
両手の鋭い爪。
- サンダーボンバー
背中に装備された九本の針状のウイングを展開し、周囲に電撃を全身から一気に放出、周りの敵を一掃する。指向性を持たせる事も可能らしく、原作ではトマホークや拳から直線上に放出したこともあった。
名前から察するにモチーフは仏などが背負う後光(後背)だと思われる。
- アークシャインボンバー
ゲッターロボGのシャインスパーク相当の技。
シャインスパーク同様に「ゲッターシャイン!」の掛け声と共にゲッター線が増幅されて、黄金の光を纏って体当たりを仕掛ける。
(スパロボDDにて技名が判明し、アニメ最終話にて実際に技名を叫んだ)。
アニメでは3人揃った状態で使われなかったので揃ったときの破壊力がどれほどかは不明である。
ロボットガールズZオンライン
アークちゃんとして登場
関連イラスト
関連タグ
偽書ゲッターロボダークネス:作中に登場するゲッター1がゲッターアークと同様に鋭い牙を備えている。
デビルマン:頭部の羽がこちらと似ている。