概要
遊☆戯☆王デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨、通称「DM3」は2000年7月13日にコナミから発売されたゲームボーイカラー専用の遊戯王のゲームである。
DMシリーズは5と6以外は全てOCGとは全く異なるルールであったが、このDM3では後にも先にもない極めて特殊なシステムが採用されている。
コンストラクションは、試合終了後に入手出来るカードパーツ(上半身と下半身)を組み合わせてモンスターを作るモード。完成したモンスターはデッキに入れることができる。
組み合わせ総数は9800種類にも及ぶ。基本的に正規の組み合わせが設定されているが、正規以外の組み合わせでも非常に強いカード作り出せる。
攻撃力、守備力は共に100区切りの2000まで存在し、種族、レベルは3〜6、召喚魔族がパーツの組み合わせでランダムに組み合わされており、当時のソフトには存在したコスト(デッキに入れられる限界値であり、デッキに入れた合計値がプレイヤーの数値を下回らないとデッキを作れない)も存在し、こちらもランダムに20〜40までで設定される。
この仕様により、コスト20で攻守共に2000のレベル4以下のモンスターは軽く強く出しやすい為重宝されていた。
ある意味では融合モンスターと言えなくもない。
OCGではスフィラスレディ1枚が長らくコンストラクション唯一のOCG化カードであったが、後にライトローミディアムが20年以上の時を経て登場した。
さらに、12期にも2体のコンストラクションがOCG化している。こちらは共通して新種族「幻想魔族」であり、有翼幻獣キマイラに関する効果を持たされている。また、名前は上半身と下半身で分かれるように間を空けている。
コンストラクション一覧
「スフィラス」と「レディ」で完成する。
「ライトロー」と「ミディアム」で完成する。
「ミラー」と「ソードナイト」で完成する。
「コーンフィールド」と「コアトル」で完成する。