概要
2006年に放送されたサンライズのオリジナルロボットアニメ・『コードギアス 反逆のルルーシュ』を皮切りに様々な媒体で派生作品が展開されているメディアミックス作品の総称。
なお、「ギアスと呼ばれる超能力を中心とした異能もの」としての側面もあるため、シリアスでロボットが出ない作品も存在する。
漫画『漆黒の蓮夜』(谷口悟朗監督原案)では異能“ナイトメア”が登場したように、『Genesic_Re;CODE』のスタッフインタビューでは「KMFが登場しなかったとしても、「コードギアス」という物語は成立するんだということを提示した」「谷口監督がよく仰られていたのが「ナイトメアというのはギアスに対抗できる手段なんだ」ということで、『ギアジェネ』にはロボットではない形で、いろいろなナイトメアが出てくる」と語られており、本来コードギアスシリーズはロボットに限らない想定だったとのこと。
谷口悟朗監督は「(R2はああいう終わり方になってしまったが)『コードギアス』については、企画当初からシリーズ化したいという話が出ていて、本来ならその後に他の人が話を続けられるように作るべきだった」「『スター・ウォーズ』や『ガンダム』シリーズだって、いろいろな人が監督をすることで、新しい可能性が生まれた」と述べており、様々なスタッフの手でシリーズ展開がなされている。
シリーズ作品
アニメ
スピンオフ漫画・小説
基本的にアニメ版と同じ世界観。
- 漫画
- コードギアス 漆黒の蓮夜
- コードギアス 双貌のオズ
- コードギアス 双貌のオズO2
- コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 外伝 白の騎士 紅の夜叉
- コードギアス 反逆のルルーシュ Re;(漫画:小笠原智史 シナリオ:谷口廣次朗(サンライズ))
- コードギアス 復活のルルーシュ(漫画:小笠原智史 シナリオ:谷口廣次朗(サンライズ))
- 小説(フォトストーリー)
- コードギアス 双貌のオズ
- コードギアス 双貌のオズO2
- コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 外伝 白の騎士 紅の夜叉
- コードギアス 新潔のアルマリア
- OVA
- コードギアス 反逆のルルーシュ ナナリーinワンダーランド…夢の中でのお祭り作品。
漫画
漫画媒体の作品は全て、角川書店系列の雑誌での連載である。
- コードギアス 反逆のルルーシュ(作:マジコ!)
- コードギアス 反攻のスザク
- コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー
- 幕末異聞録 コードギアス 反逆のルルーシュ
- コードブラック 速弾きのルルーシュ
- バーコードギアス 販売のルルーシュ
- 家庭教師のルルーシュさん
小説
- 岩佐まもる版『コードギアス 反逆のルルーシュ』
- 岩佐まもる版『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
- 反逆のルルーシュ 生徒会事件簿
- コードギアス 霧京のアーサー case file:beginning
- コードギアス断章 モザイクの欠片
ゲーム
ソーシャルゲーム
- コードギアス 戦渦の天秤(ライブラ) ※GREE版 配信停止
- コードギアス 反逆のルルーシュ ※モバゲー版
- コードギアス Genesic Re;CODE
- コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ
- パチンコ コードギアス 反逆のルルーシュ
- パチスロ コードギアス 反逆のルルーシュ
アプリ
- バンダイコレクション コードギアス 反逆のルルーシュ
舞台
- コードギアス 反逆のルルーシュ 騒乱前夜祭(イヴ)
- ミュージカル 反逆のルルーシュ 魔人に捧げるプレリュード
- ミュージカル コードギアス 反逆のルルーシュ A-LIVE FANTASTIC DREAM SHOW
関連作品
アーサー王:本作の発想の原点その一 メカや人物名にその名残がある
スカルマン:石ノ森章太郎原作のピカレスクヒーロー漫画で、本作の発想の原点その二。ギアスのヒットに触発され、映像化にゴーサインが出たとの噂もある。
機動戦士ガンダムSEED:谷口悟朗監督が、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の制作にあたって、同じ時期に大ヒットした本作を研究した。また復活のルルーシュと同様、終了後から数年後に続編の劇場版が制作される点も共通している
機動戦士ガンダム00:同時期に放送されたアニメ作品で「武装組織が変革を目指して国と敵対していく」など内容が通じる点がある。またR2の次番組が『00』の2ndシーズンであったり、2008年には合同でライブイベントが開かれたりするなど近い関係性にあり、『スーパーロボット大戦』でも同じ初参戦の『第2次Z』や『DD』で世界観を共有するなど、度々クロスオーバーされている。
太陽の牙ダグラム、装甲騎兵ボトムズ、機甲界ガリアン、蒼き流星SPTレイズナー、ガサラキ:谷口監督の師匠筋にあたる高橋良輔監督によるリアルロボットアニメ。本作にはこれらの作品のオマージュともいうべき要素が数多く反映されており、中でも『ガサラキ』には谷口監督も助監督として参加している。そのため、「『コードギアス』は『ガサラキ』の弔い合戦」でもあったという。
パズル&ドラゴンズ:2024年7月19日~8月5日までコラボした。しかし本コラボでは使用されている一部イラストが『サモンズボード』からの提供となっており(一応公式からの声明はあった)、他のコラボと比べると少々扱いが悪い。