CV:鈴木真仁
概要
ゴーストデッキを使用する不気味な風貌の少年。こけた頬と落ち窪んだ目をしており、
名前の通り骸骨を連想させるようなビジュアルをしている
(原作初期に登場している井守はじめと若干特徴が被る部分がある)。
語尾に「~だゾ」「~ゾ」を付けて喋る癖のある不気味なデュエリストで、
ゴースト系カードを中心にした「ゴーストデッキ」の使い手である事から
ゴースト骨塚という(そのまんまな)異名を持つ。
しかし、ホラーが得意というわけではないらしく、王国編では演出の為に配置されている
作り物の骸骨に驚いたりするシーンもあった。
王国編
初登場。キース・ハワードの子分の1人で、
城之内を拉致し、自身の有利な洞窟内の墓場フィールドに引きずり込んで戦うという
作戦に協力し、キース監修の改造ゴーストデッキで勝負を挑んだ。
アンデッドモンスターを復活させる「リビングデッドの呼び声」と
強化効果の「ゴースト王-パンプキング-」のコンボにより城内を追い詰めたが、
アンデッドモンスターは攻撃本能のみで動いているために防御行動が取れない(=守備力0)という
弱点を攻守を一時的に入れ替える「右手に盾を左手に剣を」で突かれ敗北を喫する。
プランBとして用意されていた遊戯ら全員を洞窟に閉じ込めて競技続行不能にする作戦にも
参加したが、その後不甲斐ない勝負ぶりに激昂したキースによりボコボコにされ、
スターチップも全て失った為にリタイアとなった。
バトルシティ編
バトルシティ編でも参加選手の中にその姿があったが、決勝トーナメントの
バトルシップ登場前にバクラにデュエルシーン省略で瞬殺されている姿以外、特に見せ場はなかった。
王国編では言われるがままに行動している小悪党的な印象が強い彼だが、
バトルシティ編では他のデュエリストから恐喝・窃盗を行っているなど、
見た目に似合わずかなり凶悪な一面があるようである。アニメオリジナルパートでは
この様子が追加で描かれており、より凶暴な印象になっている
(竜崎もアニオリで性格が超改悪されているが、骨塚の場合は
原作の時点でこうした悪事を働いているため、これとは事情が異なる)。
バクラからも恐喝をしようとしたが、物理的に返り討ちにあった上にデュエルでも瞬殺され、
闇の罰ゲームを受けて王国編で共に行動していた仲間2名と共に地獄に引きずり込まれるという自業自得の罰を受けた(ペガサスの部下の黒服5人と同じ末路)。これを最後に再登場せず、以後の消息は不明。
ゲーム版におけるゴースト骨塚
特殊なギミックのあるデッキであることや、主力カードが「ゴースト王-パンプキング-」で
他のデュエリストに比べると地味である事からか、ゲーム作品が多数発売されても
ゴースト骨塚だけは出番がない時期が長らく続き、登場したのは8作目にあたる
『遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神』での事だった。
バトルシティ編の後日談となっている本作品では、新生したグールズ「ネオ・グールズ」が
暗躍しており、その一員となったキースの子分として再び働くようにレア・ハンターから
強要されているが、過去の恨みからかこれを拒否。逆に、キースに一泡吹かせる為に
遊戯一行に協力するなど、多少は更生している姿を見せていた。
デュエルリンクスにも登場しており、ゴースト骨塚の撃破報酬とレベルアップ報酬でゴーストリックが入手できる。
キャラ取得時にこのカテゴリについての会話が聞けるが、どうやら公式でもネタにされているようだ。
使用カード
- ゴースト王-パンプキング-
- 鎧武者斬鬼→鎧武者ゾンビ
- 地を這うドラゴン→ドラゴン・ゾンビ
- マーダーサーカス→マーダーサーカス・ゾンビ
- リビングデッドの呼び声
- メデューサの亡霊(アニメ)
- 融合(アニメ)
- 金色の魔象(アニメ)
- 死霊の誘い(アニメ)
- 早すぎた埋葬(アニメ)
- 悪夢の鉄檻(アニメ)