データ
概要
“希望のデジメンタル”のパワーによって進化したアーマー体の幻獣型デジモン。ケンタルモン族の上位種であり、幻の存在であると伝えられている。
古代種のデジモンがデジメンタルの力によって擬似進化したアーマー体であるが、ケンタルモンの中にも突然変異的に(アーマー進化ではなく)進化することもある。
と言うか近年では公式でもアーマー体は通常の進化で成ることが出来ると判明したので必ずしもデジメンタルが必須という訳でもないようだ。
なので育成ギアなどでサジタリモンが完全体相当に据えられる事もある(バイタルブレスなど)。
カードゲームではバクモンにインプモン、テントモン、ベアモンといった意外に多くのデジモンから進化する。成熟期相当として扱われる場合、馬人繋がりでインダラモン、ケンタウロス型のアーチャー繋がりでパジラモンの進化前に据えられる事があり、完全体相当で扱われる場合はこれまた人馬アーチャー繋がりでロイヤルナイツのスレイプモンに進化する事もあった(DM02-117より。後述)。
この形態でいるにはエネルギーを大量に消費してしまうため、短時間で戻ってしまう。
必殺技は超金属クロンデジゾイド製の矢(翼の意匠がある)を放つ『ジャッジメントアロー』。
あまり希望のデジメンタルの要素は反映されておらず(そもそも特別相性の良い組み合わせではない)、フレイドラモンとライドラモンを合わせたような姿をしているが進化元が同じなぐらいで特に関係性は無い(玩具で再現できるわけでもない)。ただ、個性的な姿が多いアーマー体でももっぱらかっこいいとの評判。
作品での活躍
デジモンアドベンチャー02
ドラマCD「未知へのアーマー進化」で登場。
キャッチフレーズは「地上最大の希望」。何故か腕試しとして流鏑馬をした。
奇跡のデジメンタル使用デジモン以外のアーマー体の強さは普通は成熟期以上か同等とされているが、強さは究極体のプクモンに迫るほどで、苦戦らしい苦戦もないまま、ジャッジメントアローの一発で撃破するという中々の好成績を残す。
デジモンフロンティア
山賊行為を働いていたが、エンジェモンに成敗される。何気に希望の紋章繋がりである。
ここからサジタリモンはモブ悪役としての登場が増えて行く。
デジモンクロスウォーズ
キャニオンランドにてグラビモンの配下デジモンとして登場。
デジモンリアライズ
イベント「守護者の目覚め」で登場。
自分の持つ力に恐怖し、人里離れた森林で暮らすようになったギルモンと交流を深める。フロンティアやクロスウォーズのオマージュからか、昔は荒くれ者だった時期があり、力を周囲のために使うようギルモンを諭す。戦闘力も高いため、実はメギドラモンに退化したギルモンの討伐を依頼されていたが、タンクモンの一斉射撃からギルモンをかばって重傷を負うも、守護者の片鱗を見せたメギドラモンの意志を汲み取ったゴッドドラモンの力で死亡は免れた。
名前通り、星座にも詳しく、その口ぶりから射手座の神話を知っているものと思われる。荒くれ者だったという過去や英雄を教え導くというキャラクター付けはケンタウロス族や射手座のモデルになったケイローンに通ずる部分がある。
のちにインダラモンの進化前として本実装された。
進化系統
アーマー進化(02)
ちなみに、「バイタルブレス」ではサジタリモンが完全体に据えられている為、ブイドラモンやエクスブイモンといった成熟期やフレイドラモンやライドラモンといったアーマー体から進化、最終的にアルフォースブイドラモンやマグナモンに進化する。つまり、この作品では三回もアーマー進化している事になる。どんだけアーマー着込んでるんだとか突っ込まないように。
通常進化
スレイプモンルート(カードゲームα)
マグナモンルート(バイタルブレス【エンシェントウォーリアーズ】)
これがそのマグナモンへの進化ルート
こうしてみるとドラマCD出演のサジタリモンを含めば成熟期以降は全て02で進化したブイモンのアーマー体で占められて中々正統派な進化ルートではないだろうか。
デジメンタルを使用せず順当に修練を重ねて至ったマグナモンはこういう進化ルートを辿ったのか、と言った見方もできる。
その他の進化前
その他の進化先
- グラップレオモン(Bo-987)
- サンティラモン(Bo-564)
- インペリアルドラモン(ドラゴンモード/ファイターモード)/アルフォースブイドラモン(バイタルブレス)