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声:早見沙織

概要

キリトが出会ったギルド月夜の黒猫団」のメンバーで、紅一点黒髪セミロングで右目の下に泣きほくろがある。

ソロプレイヤーだったキリトを他のメンバーと共にギルドに誘った。

当初ギルド内では両手用長槍を使用していたが、キリトの加入と共に将来的に剣士に転向し、前線での役をこなす事になる。

ギルドメンバーとは学校のクラブ活動のメンバーでもあり、リアルでも知り合いである。

互いの関係も良好で、いつも軽口を叩き合っている。


デスゲームとなってしまったSAOに人一倍恐怖を感じている(当然ではあるが)。しかし、攻略組への参加を目指す仲間たちの手前その恐怖を吐露することもできず、人知れず苦悩していた。

ある夜に街中に脱走し、行方を追っていたキリトに発見され保護された。

その際に初めてその気持ちを全て吐き出した(その時にキリトに一緒に逃げようと言っている)。

死への恐怖から夜も眠れないという日々が続いており、脱走した日の夜はキリトと一緒に寝ることでようやく就寝出来た。

以降、キリトとはさらに親しくなっていった。

キリトも、サチに恐怖心を打ち明けたことで、サチやギルドの仲間達を必ず守るという決意を固めた。しかし・・・。


最期

低層迷宮区の隠しエリアを見つけ、アイテム欲しさに欲をかいた仲間がトラップに引っ掛かってしまいそれに巻き込まれてしまう。

この時、自身の正体(=攻略組)を明かせば制止できていたかもしれないにもかかわらず、それによる関係の崩壊を恐れキリトが躊躇してしまったことが悲劇を引き起こすことになる。

仕掛けられていたトラップは「閉じ込め+結晶無効化+アラーム(モンスター呼び寄せ)」、すなわちHPの瞬時回復を禁止された状態で大量のモンスターを殲滅しない限り離脱できない閉鎖空間という最悪に近しい代物。

本気を出したキリトでも防戦に手一杯という状況でギルドメンバーは次々と戦死してゆき、遂にサチも岩石系エレメンタルの一撃によりその命を落とすこととなる(余談だがこの岩石系エレメンタル、黒猫団を殺害したものの下位種が星なき夜のアリアでも宝箱のトラップ担当としてモブを殺害している)。

彼女は最期の言葉を残すもキリトはそれを聞きとることはできず、キリトの心に癒えない傷を残すこととなった。

サチ


サチのメッセージ

サチが死んで以降、キリトはまるで死に場所を探すかのように無茶な戦いを繰り返していった。

サチの最期の言葉を知るため、蘇生アイテムを手に入れにクリスマスイベントにも参戦。

しかし、手に入れた蘇生アイテムで死者の魂を呼び戻すのは不可能であることが判明、目的は達成出来なかった。


自分の臆病さから長くは生きられない事を悟っていたサチは、死ぬ前にキリトに対して感謝と、生きてほしいとのメッセージを遺していた。

このメッセージは苦しんでいたキリトの心を救い、再び前に歩かせる切っ掛けとなった。

ありがとう さようなら


赤鼻のトナカイ

原作では歌で、アニメではハミングで、サチがメッセージの最後に遺した歌。

アニメ第3話のタイトルでもある。

サチのキリトへの思いが込められており「私みたいな子でもこの場所にいる意味はあるとキリトが言ってくれたから」ということを伝えている。

赤鼻のトナカイ


ゲーム

ホロウ・フラグメントでは

死んだはずの人物でありながら、ホロウ・エリアにてキリトの前に再び姿を現す。

出会った当初は過去の記憶がない。

その正体は、ホロウ・エリアにてプレイヤーIDからコピーして生み出されたAI「ホロウ・データ」の1人。

イベントを進めると、ホロウ・エリア内でのみパーティを組む事ができるようになる。

また最後もこれまた泣ける。


また会えたね


フェイタル・バレット

「雪原の歌姫」にてHF以来の登場(千年の黄昏は公式で番外編扱いかつシナリオでの出番なし)。

姿形はこれまで通りだが、使用銃器はS&WM500IMIネゲヴという儚さとは無縁の2丁。

一方衣装の「ムーンリット・キャット」は青と水色ベースのSAO当時のイメージカラーをそのままに、GGOらしくSF風にアレンジしている。


その正体はザ・シード連結体に記録された残留思念のようなものを元に生成されたクエストNPC。

生前の当人から数えて多分3人目(上述通り千年の黄昏は番外編)。


クエスト用に内部に強固なブラックボックスを埋め込まれ記憶も失われていた。

クエストクリアに伴って消滅する寸前、役目から解放されたことで自身の正体を思い出し、故人はそれが自然であるとして三度電子の海へと消えていった。


…となるかと思われたが、クエストクリア報酬の機能によってデータは保存され、アファシスの素体に移植されることで(作中作設定とはいえ)、まさかのロボ娘として復活することとなった。

エイジ君GJである。

ホロウ・データの彼女のように消滅せずに存在を確立したため、今後もしかしたら21巻以降の彼女のように機械の体で、現実へと帰還できる日も来るかもしれない。


添い寝イベントではホロウの自分に嫉妬してみたりと甘々な展開を見せることもあれば、生前に抱えていたなんらかの願いを今のために秘めておくいじらしい姿を見せる。

なんでも、一度口にすれば自分とキリトの幸せが壊れる類らしく、詳細はプレイヤーにも明かされない。

原作トナカイを読んでいればなんとなく察してしまうのがかえって辛い。


ゲーム上の性能はデバフのスペシャリスト。

新実装のウィルス弾に加え各種ブレイク弾も揃っている。武器はデフォルトでサプレッションとポイズンの状態異常がつき、クリティカルこそ望めないが安定して高めの攻撃力も保持。

そしてデバファー定番の電磁スタントラップも有している。

イツキ銃士Xと組めばアタック勲章がモリモリ貯まるだろう。回復やバフ系を持ってるキャラと組ませると高難易度マップもあっさり攻略出来てしまう為、拘りがないなら"メンバー選出に迷ったらとりあえず入れとけ"レベル。

強いて欠点を挙げるなら、その高性能故かゲームのコマとしてはクリア後のおまけ、または初心者救済用であること。それとLUKが低い為、ドロップアイテム収集の際は他のキャラや装備で補う必要がある。

通常モードでは他のDLC組同様ゲーム開始直後から使用できるが、DLCモードで使用できるのは雪原の歌姫メインストーリーのクリア後となる。


千年の黄昏

サチALO.Ver

初回封入特典および有料DLCでプレイアブル化。

キャラクターのみの登場であり、ストーリー上には一切登場しない。

一応、解禁時に味方版七王同様のダミーアバターという設定が解説される。

今回の彼女はALO仕様のプーカ族という、ファン感涙のどうしてこうならなかった仕様となっている。

主な武器は変わらず両手槍。

髪や目の色、衣装のメインカラーなど外見はほぼ変わらないが、新たにリボン付きの帽子をかぶり服はノースリーブとなっている。


関連イラスト

赤鼻のトナカイ赤鼻のトナカイ

幸ソードアートオンライン落書き

ソードアート・オンライン ぺたん娘ラバー サチサチ(SAO)


関連タグ

悲劇のヒロイン ソードアート・オンライン SAO 第3話の悲劇

百瀬小姫:物語開始前に消滅したヒロイン。後の作品にデータとして封印されていることも繋がっており、何れも悲運な最期を遂げている。

ユリン・ルシェル中の人・主人公の心に深い傷を残した悲劇のヒロイン繋がり。この繋がりで生きるのって難しいねのタグもよく一緒に付けられている。ちなみにサチと同じメンバーでもあるケイタとダッカーの声優は同作において主人公その息子を演じた。

電撃文庫FIGHTINGCLIMAXキリト魔法科高校の劣等生司波深雪のバトル前トークにて、キリトが「君みたいに魔法が使えたら、大勢の人が死なずに済んだのに」と言う、サチとの一件を思わせるやり取りがある。ちなみに、こちらも中の人繋がりである。

胡蝶しのぶ:中の人繋がりで、キリトと中の人が同じ二刀流使いの剣士と関わりがある、最終的にの手にかかって命を落とすと言う共通点がある。因みに彼女の姉の中の人はSAOでアリス・シンセシス・サーティを演じている。

リュー・リオン:こちらも中の人繋がりで、かつキリトと声が同じ二刀流の少年深い関わりを持つ。彼女の場合、『手練れの戦士』、『単独行動が主』、『かつてはあるチームに所属していた』『そのチームメンバー全員を見殺しにしてしまった』など、立場としてはキリトと重なる点が多い。


サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。

ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。

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