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ジェネレーションギャップ

じぇねれーしょんぎゃっぷ

ジェネレーションギャップ(Generation gap)とは、世代毎に文化・価値観・思想などのズレが生ずる現象のことである。
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概要

ジェネレーションギャップの発生は、一言で言えば当人の過ごした環境の違いによるものが大きい。ただ単に知らなかった、だけではなく共通の言葉や問いかけに対し物事を捉え違う場合にもジェネレーションギャップは発生する。


たとえば「ゲーム機といえば」という問いに対し、現在の世代ならNintendo SwitchPlayStation 5。だが、最近のゲームに疎い者はファミリーコンピュータで知識が止まっていたり、新しくても初代PlayStationだったりするのである。


このようにジェネレーションギャップは流行の移り変わり、技術の進歩など状況の変化によるものが大きい。


特に生じやすいもの

世間一般

  • 価値観(過労・残業上等⇨定時退社、車はステータスだ!⇨車って必要なくね?、軽口⇨ハラスメント、アニヲタとかww⇨今じゃアニメにハマるのは当たり前)
  • ファッション流行
  • 好きな歌手アイドル
  • 昔と今で本業やイメージが違う人物(例:片岡鶴太郎芸人俳優画家)
  • 該当するものは今でもあるが、いわゆる「死語」となった用語(例:「トルコ風呂⇒ソープランド」「とっくりタートルネック」「チョッキベスト」など)
  • 進化スピードがあまりにも速かった製品(例:携帯電話ゲーム機などのデジタルものやインターネットサービス)
  • ある時期を境に大きく状況が変わってしまったもの(例:自動車のトレンドなど)
  • お笑いネタやキャッチコピーなど、ある一定期間にメディア露出したがすぐに姿を消したもの :そのネタがオンエアされていた世代の多くは知っているが、ブームが終わると何のことか知る機会すらなくなる。⇒新語・流行語大賞も参照。
  • 似たような名前の著名人や団体や創作物などで、「かつては『○○』といえば『△△』だったが、今では『○○』といえば『□□』だ」などと立場が完全に入れ替わってしまったもの(例:(2021年度後半の朝ドラを見ながら)孫:「安子役の人って、君の名は。』でヒロインだったんだよ」祖母:「へぇー、で、春樹役は誰だったんだい?」)
  • テレビ番組の放送時間(木曜に放送されていたポケモン、金曜に放送されていたドラえもんなど視聴者間で共通認識が定着していたが、後に時間帯が変更されると後続世代と話が噛み合わなくなる。相変わらずサザエさんは日曜夕方で通じるが、かつて火曜日にも再放送があったことに関すると齟齬が生じてくる。)
  • 企業・スポーツチーム等の団体名(例:父「今日の試合は巨人大洋か」子「お父さん、大洋ってどこ?祖父「そういえば今国鉄の料金っていくらだったかのう?」孫「おじいちゃん、国鉄って?
  • 上記に関連してかつて存在した企業や団体等をそれらが合併・倒産等で消滅した後に生まれた世代が知らない。(例:父「あのオジサン近鉄の帽子かぶってる!」子「近鉄?電車じゃなくてアレ牛の帽子じゃん!」
  • スポーツチームの本拠地移転や企業が過去に行っていた事業。(例:父「ホークスって昔大阪の球団で日ハムって昔東京の球団で、しかも巨人と一緒に東京ドームをつかってたんだぜ!」子「ウッソだ~!」母「エスビー食品の5/8チップスって今でも売ってるかしら?子「なにそれ?エスビーは調味料とかカレーのメーカーでしょ?お菓子作ってないじゃん!」)

アニメやゲームなど

  • ドラマゲーム映画漫画など長年続いているシリーズもの(例:「何!? スーパー戦隊って黄色はカレー好きじゃないのか!?」「え? 大山のぶ代って誰!?」「セーラームーンって昔ハマってたよねー(あー北川景子が出てた…)え、?ミサトさんの人が出てたやつでしょ?」)
  • カバー曲の歌手(亜麻色の髪の乙女:ヴィレッジ・シンガーズ⇒島谷ひとみ、銀河鉄道999:ゴダイゴEXILE夏祭り:JITTERIN'JINN⇒Whiteberry)
  • ゲームシステム(例えばポケモンのタイプ相性。様々なタイプの追加でタイプ相性が変わったりするという事が多々あり、むしタイプどくタイプに有利だったり、あくタイプはがねタイプに半減された時代もあった)。
  • キャラクターの総数(例えばポケモンの総数はアニポケのEDでもある通り初代は151匹であったが、次第にキャラクターが追加されて151匹ではなくなった)。
  • 当初は一界隈におけるニッチな概念だったものが一般に浸透してしまった例(「リア充」のようなネットスラングなど)。
  • メディアミックス(例えばとあるゲーム作品が一時期アニメ化されていて、人気だった事を後の世代が知らないなど)
  • 昔では考えられなかったが、今では当たり前になっていること(例えばウルトラマンとライダーは何度か放送が途切れ途切れになっていた時期があり、毎年やるのが当たり前になっている世代にとっては考えられない事である。ちびまる子ちゃんのアニメにも中断期間があり、一時期別のアニメに変わっていたことを知る世代も今となっては少なくなってきている。)
  • ニチアサの女児向けアニメといえば?(男児向けコンテンツ以上に世代によってはっきりしている話題である。『夢のクレヨン王国』や『おジャ魔女どれみ』世代が取り沙汰されるが、今では『プリキュア』世代が多数派になりつつある。さらにこれらを放送している日曜8:30枠がかつては藤子アニメや少年誌原作作品を放送していたことを知る世代も今となっては減ってきている。)
  • 旧作品の認知度。リバイバルブームなどでマイナー気味だった初代作品が取り上げられると、リアタイ世代以外の人物の目に触れる機会が多くなり、後続の作品の認知度を食ってしまう事がある。(例:「初代ロックマン」や「初代ポケモン」などがそれ。自分より年下の人物が「初代」を知っていて驚いたという体験をした人も多いのでは?)

シャレにならないケース

センシティブな作品

↑元ネタ:「スーパーJOCKEY」熱湯コマーシャル (ダチョウ倶楽部押すなよ!絶対に押すなよ!」)

同コーナーを知らない世代がガチで押すなと言っているのに、知っている世代がネタだと勘違いして押してしまい熱湯風呂に落とされると言う案件。


艦娘達の日常日和 Part12 ルクッタ(艦母空航国帝本)日大

日大アメフト部悪質タックル事件


これはマジでシャレにならない

監督は『相手のQBを潰せ』と指示した。指示を聞いた選手はそれを真に受けてしまい、審判の怠慢もあって、最低最悪なレイトタックルなど3度の悪質な反則で相手のQBを大怪我させてしまった。

後の会見で監督は『潰せ=思いっきり当たれ』の意味と釈明するも、もはや後の祭り

(1980年代まで格闘技アメフト等ではこういう物騒な表現は珍しくなかった。尤も、3回やっても止めなかった時点で信じてもらえなくても仕方がないが…)


この様にジェネレーションギャップとは「世代を越えた共通認識の崩壊」であるため、場合によっては不謹慎だとして炎上騒動になりかねない。


その他

ウルトラセブン

スカパー!などで昔のテレビ番組などを見ると、番組開始の前に『○○という言葉は、不適切な言葉であると思われます』と表示される事もある。

(その後に、『しかし、当時の時代背景および制作者の意図を尊重し、オリジナルのまま放送します』と出る。)


当時その番組を見ていた人は『えっ?』と思ったりすることもあるはず。

逆に今の世代の人はそれを見てどう思うか…


例・インディアン恋は盲目キチガイメクラオールドミス等等…


余談


  • なりそうでならないケースもある。『ゾンビランドサガ』は生まれた時代の違う女性がゾンビとなって現代によみがえり、アイドルユニットを組むアニメ。この中で昭和生まれの紺野純子はジェネレーションギャップネタが多数なのに、ゆうぎり明治以前なので古すぎてギャップ(ズレ)が起こらない

じぇねれーしょんぎゃっぷSAGA

純子:液晶テレビ?ブラウン管じゃないの?

ゆうぎり:そもそもテレビとは何でありんす?


関連動画

日本で有名な栄養ドリンクのCMにて、伝統のお約束が不発に終わってしまい、最後に一言。


関連タグ

年齢 年齢差 歳の差

路線変更

コナン 田村亮 勇気100% EZ_DO_DANCE ナウなヤングにバカウケ

カルチャーショック パラダイムシフト モラトリアム サザエさん時空

ポケモンジェネレーションギャップ ハクション大魔王2020

ウサミン世代 ウサミン式多段階墓穴掘削法

マルゼン世代 走るジェネレーションギャップ


藤田まこと片岡鶴太郎長渕剛田村亮と違い同一人物だが、時代によってかなり芸風が変わっている。

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