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ナレーション:渡部紗弓


概要

ヴィジョンドライバーを強奪したベロバが、デザイアグランプリのシステムを乗っ取る形で開催したゲーム。

いわばジャマトの為のデザイアグランプリ


ベロバの理想の世界を叶えるには、ニラムが所有するプロデューサー用のヴィジョンドライバーが必要であり、その為の手段としてニラムをラスボスに据えたゲームである。

このこともあり現時点においてはゲームの報酬がゲームマスターの手元に無い、という歪な運営状態にある。


ジャマトがプレイヤー側となるため、プレイヤーと敵キャラの関係が逆転している。


元々ベロバは他人の不幸を楽しむ性格であり、不特定多数の人間に地獄をもたらすこのゲームは、趣味と実益を兼ねた悪趣味なゲームと言える。

おまけに、デザイアグランプリではジャマーエリアの展開やルールを表記することで一般人への情報漏洩を防いでいたが、ニラムを誘き寄せたいジャマト側はそれを無視して暴れ回るため仮面ライダーとジャマトの存在に関する情報が一般にも広まりつつある状況になっている。


ルール

主なルール(エンドカード記載部分)

DGPルールのようにエンドカードとしてルールが公開されるが、ジャマト語と日本語の両方で表記されるのが特徴。

※はデザイアグランプリと共有と思われるルール。


  • Ⅰ:ジャマトグランプリは、ジャマトが理想の世界を叶えるため、人類と戦うゲームである。
    • これまでゲームの駒でしかなかったジャマトが、自らの理想をもって人類に害を成す事を示すルール。
  • Ⅱ:最後まで勝ち残りスコアが一番高いジャマトはジャマ神となり不幸な世界を叶えられる。
    • 後述のゲーム内容を見れば嫌でも分かるが、ジャマ神誕生の過程で多くの人々が不幸になる最悪のゲームであり、その果てに誕生したジャマ神の世界が地獄そのものである事は言うまでもない。要するにジャマトによる世界征服の為のゲームと言える。
  • Ⅲ:ジャマトグランプリにペナルティは存在しない。協力・妨害・裏切りなど、あらゆる行為が認められている。
    • ゲームの為なら何でも許される、正に無法なルール。同時に、『参加者が暴走しても運営は放置する』という宣言でもある。
  • Ⅳ:サポーターがゲームに直接関与してはならない。
    • ルール等あって無い様なジャマトグランプリだが、このルールに抵触する場合、ベロバが直々に排除しにかかる為、サポーター達への牽制目的のルールだろう。
  • Ⅴ:ヴィジョンドライバーを二つ揃えれば、世界を作り変える女神の力が行使可能となる。
    • 創世の女神にアクセスすることが目的で、そのためにニラムの持つヴィジョンドライバーが狙いである。
  • Ⅵ:人間を不幸にするためならあらゆる手段が認められている。
    • 不幸にするためなら破壊活動だけでなく、最も隠したい秘密を暴露するなどその手段を問わない。ベロバの邪悪さが改めてわかるルールである。
  • Ⅶ:ヴィジョンドライバーには、運営に関わるあらゆる記憶が保存されている。
    • ヴィジョンドライバーには、歴代のゲームマスターが見てきたあらゆる記憶が残されている。ベロバ曰く『真実の目』の如き機能を持っており、それには先述の最も隠したい秘密の情報や英寿の母親に関する重要な情報も保存されていた。
  • Ⅷ:犠牲者の幸せは理想の世界を作り変える力に運用される。
    • ゲームによって犠牲になった罪もない者たちの幸せを奪って女神の力に変換し、その力を使いゲームで勝ち上がった者の思い描く理想の世界に作り変える。それこそがデザイアグランプリの真実だった。『犠牲者』というリソース源の確保を前提としているデザイアグランプリと、趣味と実益を兼ねて犠牲者を出すジャマトグランプリ、その本質は大して変わらなかったという訳である。
  • Ⅸ:最後まで生き残ったジャマトはジャマ神となり理想の世界を叶えられる。
    • 最終戦でギーツとゲイザーが消滅しジャマ神になった道長は自身の願いである『全ての仮面ライダーをぶっ潰す力』を叶え、同時にある人物の手で新たなゲームが始まった。

シークレットミッション

ラウンド内容報酬達成者
第1回戦至近距離からライダーに攻撃をヒットさせるコマンドツインバックル吾妻道長

ゲーム内容

人間の大切なものを壊すことで以下のようにスコアが追加される。ラスボス撃破時点で最もスコアの高いプレイヤーがジャマ神となる。

内容点数
人生+1000pt
+500pt
+300pt
健康+200pt
仮面ライダー+10000pt

慟哭編(第25〜32話)

第1回戦(第25〜26話):「かみなりジャマト祭り」

ミッションかみなりジャマト祭りによって町を滅ぼせ!
参加者6人
英寿/仮面ライダーギーツ、景和/仮面ライダータイクーン、祢音/仮面ライダーナーゴ、ジーン/仮面ライダージーン(第2ターンのみ)
ゲーム結果第3ターンで新たな力を得たギーツによって5つの櫓が破壊されたことで失敗。ギーツに敗れたナイトが消滅。

  • 人間達を苦しめることで5つの櫓を完成させ、雷を落とすことで町を滅ぼすゲーム。

第2回戦(第27〜28話):「戦国ゲーム」

ミッション敵陣に攻め込む大将を討ち取り、家宝「ヴィジョンドライバー」を手に入れろ!
参加者5人
英寿(浪人)/仮面ライダーギーツ、景和(忍者)/仮面ライダータイクーン、祢音(女剣士)/仮面ライダーナーゴ、ニラム(大将)、ジーン/仮面ライダージーン(ゲーム外)
ゲーム結果ジーンによってまたしても新たな力を得たギーツに敗北し失敗。2体のジャマトライダーもギーツに敗れ消滅。

  • 敵キャラは強制的に衣装が変更される。
  • ジャマト側の戦力として忍者ジャマトが出現。

第3回戦(第29〜30話):「闘牛ゲーム」

ミッションタイクーン・ナーゴ・ギーツとルーク・ビショップ・バッファがそれぞれ1vs1で決闘!負け越した方は全員脱落!
参加者3人+妨害役
景和/仮面ライダータイクーン(第1戦)、英寿/仮面ライダーギーツ(第2戦)、祢音/仮面ライダーナーゴ、キューン/仮面ライダーキューン(最終戦)
ゲーム結果第1回戦はルークが勝利。第2回戦はギーツが勝利。最終戦は引き分け。ギーツに敗れたビショップが消滅。

  • ベロバからヴィジョンドライバーを奪った道長が、自ら提案し開催したゲーム。
  • ライダーを闘技場へ誘導する役割を担うマタドールジャマトが出現。
  • 妨害役はゲーム内容の生ぬるさに不満を持ったベロバが無断で追加している。
    • また、第3回戦では第2回戦においてベロバが勝手に行った暴露と言う卑劣な作戦に怒った道長が出場を辞退した事でルールが「公開処刑」(祢音の抹殺)に変更されていたため、祢音が一度変身解除した後もベロバが試合をストップさせなかった(第1回戦では景和が変身解除した時点で敗北と判定されていた)。

最終戦(第31話〜第32話):「天国と地獄ゲーム」

ミッション空中に浮遊した街を舞台に、最後の一人まで生き残れ!人々は安全地帯の円陣に避難することでジャマトからの攻撃を防げるが、邪神が選んだ色の円陣には穴が空き、墜落して消滅する!
参加者ジャマーエリア内の人間とジャマト全員(一般人含む)
-
ゲーム結果2回目の審判にてルークとタイクーンが消滅。最後の審判でゲイザーとギーツが消滅し、ヴィジョンドライバーを2本とも手に入れたバッファが勝者・ジャマ神となった。
実現した世界全ての仮面ライダーをぶっ潰す力 / 吾妻道長

  • ジャマト側の戦力として天使ジャマトが出現。人々を円陣に誘導する役割を担う。
  • 祢音/仮面ライダーナーゴは第3回戦にて戦線離脱となり、事実上の不参加となっている。

  • 道長が所持していたヴィジョンドライバーは一度英寿に奪われてしまったが、ニラムが所持していた物と一緒に取り返している。
  • 道長の願いが受理されたと同時にジャマト達が復活している。

関係者

プレイヤー

仮面ライダーベロバの必殺技によって大多数が消し飛んだ中生き残ったジャマトや、ジャマトになりかけている人物が参加者となっている。

本来はアルキメデルの補佐を務めるべく運営に黙って育成していた精鋭たちであるため、ボスキャラ以上の実力と知能を持つ。また、一部の個体は自分が望む「不幸の世界」を叶えようという明確な意思を持ってゲームに参加している。


人間ではあるがジャマトフォームへの変身の影響で体がジャマト化しており、ベロバからエントリー権を与えられる。願いは変わらず「仮面ライダーをぶっ潰す力」。

不幸な世界についても仮面ライダーを潰せるならと割り切っているが、人間は襲わずに器物の破壊や仮面ライダーへの攻撃に限定するなど妙なところで律儀な部分も健在。


とある人物への擬態能力を得た個体。他のジャマトと比べて自我がはっきりとしており、「仮面ライダーが不幸になる世界」という願いを抱いている。

第1回戦で消滅。


謀略編と乖離編に登場した豪徳寺武の姿に擬態する個体と同一かは不明。

最終戦で消滅。


アルキメデルが新たに育成したと思われる個体。逃げ惑う人間の姿を見て不気味に笑うなど陰湿な動きを見せる。

第3回戦で消滅。


2体がジャマトライダーとして参加。ジャマトバックル以外のレイズバックルを使いこなす実力と知能を持つ。

第2回戦で2体とも消滅。


第3回戦にて妨害役で投入され、ナーゴ戦で本格参加したジャマト。ナーゴ戦にて右腕を失うも、アルキメデルによって復活し、最終戦にも参加する。


運営

  • ベロバ

ジャマトグランプリのゲームマスター


ベロバの大暴挙により多くのジャマトを失ってしまったが、代わりに実質上のジャマグラ運営権を得た。

そして最終的には


道長とは違いジャマト化していないため、参加権限を持たない。


  • ジャマト

一部のポーンジャマトは運営スタッフのように動いていたり、プレイヤーの行動をサポートするような所謂「お助けキャラ」としてゲームに参加している。


敵側

  • ニラム

ジャマトグランプリのラスボス創世の女神へのアクセスには彼のドライバーが必要な為、最大の標的として設定されている。


  • 仮面ライダー

ジャマトの障害となるデザグラ参加者や、サポーターが変身する仮面ライダー達。同時にスコアの対象でもある。


余談

  • ナレーションを担当する渡部氏は今作が仮面ライダーシリーズ、ひいては特撮初出演となった。さらなる余談として本家デザイアグランプリの「ゾンビサバイバルゲーム」でプレイヤーが違反した際の警告アナウンスが渡部氏のものと似ているため、警告アナウンスも渡部氏が担当している可能性が高い。

  • デザイアグランプリに参加してるだけでは分からなかっただろう事実(運営にとっては不都合な真実)が、ジャマトグランプリが開催されたことによりガンガン開示されている点が、ストーリーの作りとして良いと評価されている。

  • このゲーム中に道長が手に入れたあるバックルジャマトグランプリでのアイテムであったため、グランドエンドでの消失を免れていた。

関連タグ

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ ジャマト


デザイアロワイヤル:ルール書き換えによる派生ゲームの前例。創世の女神へのアクセスのセキュリティ強化の切っ掛けであることが示唆されており、ジャマトグランプリ開催の原因となった可能性がある。


仮面ライダークロニクル:倒すべき敵キャラが主役になっているゲーム&脚本家繋がり。こちらも狙いは世界征服であり、その為には一般人を巻き込むことも厭わない悪質なゲーム。


10月計画:元祖である初代仮面ライダーの漫画版において敵組織が計画した日本征服計画。元々は日本政府が計画していたものを略奪して利用したと言う点は、未来人による自作自演のゲームである事が判明しているデザイアグランプリを奪って開催するジャマトグランプリと同じと言える。

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