概要
初登場は『流星のロックマン3』。モチーフはトランプのスペード。
科学部のロケット制御を担当する科学部部長「木野マナブ」のウィザード「マグネッツ」が、ディーラーの「スペードの称号」が刻まれたノイズドカードを与えられて暴走した姿。
ロケットの制御を担当するウィザードであった事もあり、体をロケット状に変形させる能力を持ち、近接戦では両腕の剣で敵を切り裂く。
戦闘では白と黒のミサイル『グラビティロケット』を放ち、黒いミサイルに触れたり、残留した電磁場に触れると移動不可能(グラビティ状態)になってしまう。体をロケットに変形させて突進する『アクシスジェット』はブレイク性能があるだけでなく、画面から消滅後、ロックマンの足下から上昇してくるのが特徴。体の周囲から磁場を放ってロックマンを動けなくした後に両腕の剣で切り裂く『マグネットソード(NSソード)』も他の技同様にロックマンを移動不可能にする一方で、ガードは可能である。
序盤のボスなのでHPは比較的低めではあるが、序盤は木属性のバトルカードがあまり揃わない事もあり、それなりに苦戦を強いられる。
裏シナリオ版の「スペード・マグネッツR」もR(リビルド)ボスの中ではHPが低い方だが、攻撃速度がとても早くクリアしたてのロックマンでは苦戦必至であろう。
なお、本作ではストーリーのボスでも高バスティングレベルで撃破すればバトルカードが手に入る使用である為、過去作を知る者ほど彼を撃破したらカードが手に入って驚いたかもしれない。
バトルカード
スペードマグネッツ
見ての通り電気属性とソード性能を持つ。
敵1体の前に移動し、上記のソード攻撃を2回行う。
ギャラクシーアドバンスの組み合わせは「フラッシュスピア1+フラッシュスピア2+フラッシュスピア3」。
フラッシュスピア1を落とす電波ウイルス「スピアード」が彼と同じくロケットの電脳に出現する為、気付きやすい組み合わせかもしれない。
アクシスジェット
イリーガルカード。電気属性でロケット本体のみブレイク性能を持つ。
アクシスジェットに変形し、同じ列に突進攻撃を行う。なお、残りの2マスからは白ミサイルと黒ミサイルがそれぞれ出現し、黒ミサイルはボス時と同じくグラビティ効果を持つ。
ギャラクシーアドバンスの組み合わせは「ドリルアーム1+ドリルアーム1+ドリルアーム1」と序盤からでも発動させやすい。
関連タグ
マグネットマン:磁石とミサイルを使うことから、おそらくオマージュ元。
ジェミニ・スパーク:おそらくもう1体のセルフオマージュ元とされるボスで、電気属性で白と黒に関連、ソード系の攻撃を使う等の点が共通。また、再戦時にも似たような状況に陥っている。