剣崎「俺の身体が……ボロボロに!?」
データ
身長 | 231cm |
---|---|
体重 | 115kg |
カテゴリー | カテゴリー6 |
スート | スペード |
特色/力 | 断崖を駆け上る脚力、角から放つ電撃、2振りの七支刀 |
CV | 大村亨(おおはしとおる) |
登場話 | 第3話「彼らの秘密…」 第17話「邪悪なベルト」~第19話「暗黒を征す者」 第38話「運命を掴む者」 第41話「強くなりたい」 |
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.15、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
『仮面ライダー剣』第3話「彼らの秘密…」に初登場する怪人。スペードのカテゴリー6に分類されるヘラジカの祖たる不死生物。
カテゴリー6で唯一劇中に登場するアンデッド。
断崖絶壁の急斜面を軽々と跳躍する驚異的な脚力を持っており、足場の不安定な山腹などに獲物を誘い込んで扇状に伸びた角から雷撃を浴びせて攻撃する戦法を得意としている。また、2本の七肢刀(途中で失ってからは手刀)で相手と斬り結ぶ格闘戦にも長けており、接近戦遠距離戦両方に対応可能である。
劇中ではダムを襲って人間を次々と犠牲にした後、“アンデッドサーチャー”に感知されギャレンと交戦する。いささか分が悪いので得意の山岳へと逃れてギャレンを誘い込む。この雪山での再戦では地形の有利さを生かしてギャレンを苦しめ、続いて駆けつけたブレイドとも交戦する。最後はブレイラウザーで片方の角を切り落とされ電撃攻撃を封じられた所へ「ローカストキック」を受け封印された。
その後、第17話においてスパイダーアンデッドに意識を支配されたレンゲルによりリモートでローカストアンデッドとジャガーアンデッドと共に再解放され、先に解放されていたボアアンデッドと共に操られ街中で人々を襲うが、19話で再びブレイドに再封印される。
ラウズカード
封印されたラウズカードはスペードの6「サンダーディアー」。
ブレイラウザーにラウズすることで、電撃を自在に操る「ディアーサンダー」を放つ。劇中ではモスアンデッド戦やライオンアンデッド戦に使用された。消費ポイントは、通常時で1200MPで、ギルドラウズカード時は1400MP。
「スラッシュリザード」とのカードコンボで、刃に稲妻を宿したブレイラウザーによる一撃を放つ「ライトニングスラッシュ」を放つ。
「キックローカスト」と共にラウズすることで、高くジャンプして稲妻を宿した足で蹴りを放つコンボ技「ライトニングブラスト」、またそれに加え「マッハジャガー」をラウズすることで、それに加速を付けた状態で足に稲妻を宿ったジャンプキックを放つ必殺技「ライトニングソニック」発動可能。
またブレイラウザーでハートの6「トルネードホーク」・ダイヤの6「ファイアフライ」・クラブの6「ブリザードポーラー」とラウズすることで「エクストリームショット」というコンボ技を発動することが出来るのだが、劇中未使用。
またブルースペイダーにラウズすることで、ブルースペイダーが稲妻を纏いながら突進する「サンダースペイダー」を発動できる。
ブレイドがキングフォームに変身すると、ギルドラウズカードに変化する。
同じくギルドラウズカードとなった「スラッシュリザード」「ビートライオン」「タックルボア」「キックローカスト」と共にキングラウザーでラウズすることで、アンデッドの能力を乗せたブレイラウザーとの二刀流による強力な斬撃を放つ「ストレートフラッシュ」を発動できる。
ハートの6「トルネードホーク」、ダイヤの6「ファイアフライ」、クラブの6「ブリザードポーラー」、そしてギルドラウズカードのスペードのK「エボリューションコーカサス」とのラウズで、キングラウザーに雷、竜巻、炎、冷気の属性が付与された強力な斬撃「フォーカード」を発動する。
仮面ライダーディケイド
第30話「ライダー大戦・序章」に登場。
当初はブレイド/剣立カズマと共に「キバの世界」の者達と敵対していたが、それは芝居に過ぎず既に大ショッカーと通じており、リ・マジネーションアポロガイストの命により本性を現し、ソーンファンガイアの率いるファンガイアと共にライダーたちに襲いかかる。
最後はディエンドの『ディメンションシュート』を受け他のアンデッドやファンガイア諸共爆散した。
下級アンデッドの知能程度及び、♠6「ディアーサンダー」がブレイドの必殺技に欠かせないものであることから、一時的に仮面ライダーレンゲルによって解放されたとも考えられるが、詳細は不明である。
余談
アンデッドのデザインは造形作家、キャラクターデザイナーの韮沢靖氏によっておこなわれたが、ヘラジカの怪人化に難航したため(可愛い動物をモチーフに描けないから)、多くの東映作品に参加している篠原保氏がデザインした。そのため他のアンデッドとは異なり左右非対称デザインではない。
篠原にとって韮沢風にすることは可能であったが、韮沢に完走してほしかった想いから、あえて違ったコンセプトにして手を引いたと語る。
雷に見立てたシカのツノ、人面にシカの骨格を乗せたようなマスク、黒レザーに鋲、シカの尻のような質感を前後に割りつつ肩にむき出しで見せるデザインをしている。
(『UNDEAD GREEN BLOOD』p.119、『完全超悪』pp.55,146-147)。
同様に他デザイナー(飯田浩司氏)が担当したアンデッドとしてゼブラアンデッドがいる。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー6
オデノカラダハボドボドダ ウゾダドンドコドーン! ドンドコ山
ローカストアンデッド(5) → ディアーアンデッド(6) → トリロバイトアンデッド(7)