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ディックス・ペルディクス

でぃっくすぺるでぃくす

ディックス・ペルディクスとは、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の登場キャラクター。
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概要

CV:浪川大輔


イケロス・ファミリア】団長を務めるヒューマンの男性。33歳。ステイタスはLv.5の第一級冒険者。

二つ名は【暴蛮者(ヘイザー)】

迷宮(ダンジョン)の「深層」に到達したのとしての実績を持つが、異端児(ゼノス)達への拷問や虐殺で愉悦に浸っている上にそれを怪物趣味の貴族へ密輸していた最悪な密猟者(ハンター)であり、上記の二つ名もその異常な虐殺行為から付けられたもの。


『ダイダロス通り』の名前の由来となり、『人造迷宮クノッソス』の完成を悲願とした奇人ダイダロスの子孫


人物像

煙水晶(スモーキークォーツ)のゴーグルを掛けた、赤い瞳も持つ屈強な男性。


性格は残虐非道で常軌を逸した快楽主義者そのもので、人間性は完全に破綻している。欲望の赴くままに行動する

異端児を利用し、拷問や虐殺、密輸といった非道な行いを自らの「生き甲斐」として繰り返しており、本人曰く「彼らを甚振ることは金にも薬にも変えられない程の快楽」らしい。


また性格に似合わず慎重に行動し頭も切れる狡猾な人物であり、【ヘルメス・ファミリア】やギルド達の捜査からも長い間切り抜けてきた。


第一級冒険者なだけあり実力は確かで、呪剣(カースウェポン)の槍と大型のバトルナイフを使用する他、超短文詠唱による幻惑と錯乱の呪詛(カース)を使用する。


主神のイケロスにも全くの敬意を払っておらず、目的の為に顎でこき使っている(ただし、本人は自らの娯楽の為に容認している)。闇派閥(イヴィルス)に所属するバルカ・ペルディクスとは異父兄弟で、彼との関係は基本的に険悪。しかし、彼が今も建造を続けているクノッソスへの利用価値から、利害の一致として闇派閥に協力する事もあり、自らが武器として用いる槍も彼の制作した呪道具(カースウェポン)である。また、ダイダロスの血を引いている事から、左目にはクノッソスの扉を開く機能を持った特殊な呪印が施されている。


自身の家系を「先祖の狂気に取りつかれ呪われた一族」と失笑を隠さずにいるが、同時に自身もその一族の一人という自覚を持っており、かつてモンスターをひたすら殺し続けていたのも、その血の呪縛を心底から憎んでいた事への逆恨みによる憂さ晴らしからである。


動向

クノッソス完成を目指す一族が攫ってきた女の腹から迷宮内で生まれた。数年の間は冒険者業をこなし迷宮完成に貢献してきたが、兄のバルカと違い抗えない血の呪縛を心底嫌い、腹の底では先祖を「イカレている」と唾棄し、また呪縛に抗えない自分にも苛立つ陰湿とした日々を送り、憂さ晴らしとして迷宮でモンスターを残虐に殺し続ける日々を送っていた。


しかし15年前、当時最強だった【ゼウス・ファミリア】、【ヘラ・ファミリア】が三大冒険者依頼(クエスト)の一つである『隻眼の黒竜』との戦いに敗北した時期に、知性や会話能力、感情を持った異端児を発見。彼等を辱め絶望させ甚振る事で自身の欲望が満たされた結果、「薬にも金にも代えられない最高の快楽」だと実感し、「深層」への到達後は冒険者としての活動を実質的に廃業。一族の呪縛に勝る快感を得た事で、ダイダロスとは異なる意味での狂人と化していった。

ダイダロス通りの孤児院の地下でベル・クラネルが出会ったバーバリアンの異端児を捕獲していたのも彼等。


初登場は外伝7巻で、のクノッソスに侵入した【ロキ・ファミリア】を始末するためバルカに協力を仰がれ闇派閥に変装しベートの部隊と交戦。呪詛で団員たちを狂乱状態にするが、唯一Lv.6であるベートには躱され逆に窮地に立たされ悪態をつきながら撤退する。


その後は本編にて、【イケロス・ファミリア】の団長として異端児編で登場。

異端児の隠れ里を探しており、異端児の巣の移動を捕捉した際、ラーニェを始めとする異端児を数体惨殺し、美しい容貌をしていたウィーネフィアを連れ去った。

その後はクノッソス内に潜伏し、捕らえたウィーネ達を囮に残る異端児達を誘い込むのだが、ウラノスの命を受けたフェルズと共に救出にきた【ヘスティア・ファミリア】のベルが、リュー・リオンに託されたアイテムの一つとしてクノッソスの扉を開ける『ダイダロス・オーブ』を持っていた事から、クノッソスへの侵入を許してしまう。


異端児達に平然と残忍な行いを繰り返す自身に怒りを見せたベルと交戦し、呪詛の代償により能力値が下がった状態でもベルを圧倒。「怪物でも人でも関係なく助けたい」と願う彼を『偽善者』と嘲笑いながら罵るが、彼の声によって呪詛の影響により暴走していたリドが正気を取り戻してしまい、最終的にはベルとリドの連携の前に倒される。

しかし、最後の悪あがきでウィーネから額の宝石を抜き取る形で暴走させ、更には呪詛を掛け街に誘導させた後、自身は撤退する。


その後、重傷を負わされてベルへの恨み言を吐きながらクノッソス内部を彷徨っていたが、そこに異端児最強のアステリオスと遭遇してしまう。

狩られるだけの存在だと思っていた異端児の中でも、圧倒的な力と存在感を放つ未知の脅威であった彼を目の前にして絶叫するが、一対一で呪詛も使えない状況に陥った事で、最後は抵抗一つも出来ず斧で惨殺されるという自業自得の末路を迎えた。

漫画版「ソード・オラトリア」ではその後、アステリオスに殺された後の無残な死体となった描写が描かれている。


呪詛

フォベートール・ダイダロス

詠唱式:【迷い込め、果てなき悪夢(げんそう)】


超短文詠唱の呪詛。広範囲に紅の波状を周囲に放出し、それを浴びた者を狂乱状態にする。人数を絞ることで幻覚をみせる事も可能。同士討ちへと持ち込む為に、周囲に複数の標的がいてこそ効果を最大限に発揮され、呪詛の性質上、防ぐ方法が限られることもあり、初見殺しとも呼べる非常に厄介な効果を有する。


代償として、ステイタスがダウンするという欠点がある。作中では攻撃を受ける直前に呪詛を解除することで本来のステイタスでダメージを軽減する、という使い方を見せた。


※フォべートールとはイケロスの別名「ポベートール」という神の名称から。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか イケロス・ファミリア


ダイダロス・・・系譜の元ネタ。ギリシャ神話にて実際に登場する名工。

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