概要
CV:阪口周平
自身の出世を目論み「妖精の尻尾」を解散に追い込むためのネタを探すため、ギルドメンバーの記憶を操作し侵入、メスト・グライダーという偽名を用いてウェンディをパートナーにしてS級試験に紛れ込み、天狼島を嗅ぎまわろうとしていた。
メストを名乗る際に「ミストガンの元弟子」と名乗り騙そうとしたが、「隠密行動を続けていたミストガンが弟子をとることはしない」と考えたリリーに看破された。
その後、本部へと報告しようとするも、ラハールがエーテリオン投下の可能性を示唆したことにより、情が揺らいだため報告を後回しにし「妖精の尻尾」を味方する立ち回りをする。しかしナツ達からは介入を断られ、アクノロギアが来ると知った後は、ただ評議員の部隊を安全圏に退避させることしかできなかった。
7年後の時点でも評議院に属しているが、ナツ達に何も出来なかったことを悔やみ続けている。
特にS級試験でペアを組んでいたウェンディには感情移入が強く、アニメでもその部分は強調されている。竜との戦いではジェラールの指示で「六魔将軍」のコブラを一時脱獄させ、終結後は王室がゼレフ書の魔法に関与していたことを世間に隠すため、ラハールを含めた事件の関係者の記憶を改ざんした。ジェラールを捕らえようとしているものの、大魔闘演武で彼を目撃してもヤジマに免じて逃がしたり、エクリプスの事件後に「魔女の罪」メンバーに情報を提供したりと、妖精の尻尾に味方をするような描写がある。
「冥府の門」のジャッカルによって襲撃され、オーグによって命からがらその場を抜け出し、コブラに「冥府の門」について話すよう恐喝して六魔を開放する条件で情報を聞き出した。
アニメのオリジナルストーリー「星空の鍵編」では、一時評議院から離れ「メスト」の名を用いて自堕落な生活を送っていたことが明かされていた。評議院に戻るつもりは無かったが、ラハールを介して出会ったカーチャをウェンディと重ね合わせ「新生六魔将軍」のレーサーから守ろうとし、無限時計の影響から人々を守る活動をして再び評議院に戻る要因となった。また、この時点では天狼組が帰ってきた事を知らされていなかった。
冥府の門編ではフェイスの自爆に巻き込まれそうになったウェンディとシャルルを間一髪のところで助け出した。
余談
作中でウェンディとの絡みが多いため、とにかくロリコンというのが周囲からの印象である。
太陽の村編で子供に戻ってしまったエルザなんか「『子供に興味は無いんだ…』と言って去っていくジェラールの傍ら妙にうれしそうにしているメスト」などという初見腹筋崩壊不可避な妄想をしているくらいである。
勿論彼はあくまで 子 供 好 き なだけであり、決してイヤラシい目つきでウェンディを見ているわけではない! 本当だって!!