「あのー・・・あなた、失恋の相が出てますよ」
「こんな時は魔法に頼ってもダメです..おじいちゃん言ってました 『わしらの魔法は万能じゃない わずかな勇気が本当の魔法だ』って」
プロフィール
生年月日 | 1993年5月2日 |
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星座 | 牡牛座 |
血液型 | AB型 |
好きなもの | お姉ちゃん、アンティーク、ハーブティー、焼き鳥のねぎま串 |
嫌いなもの | お風呂、一人で寝ること |
趣味 | お茶、古道具集め |
得意技 | 風の魔法 |
所属 | 麻帆良学園中等部教育実習生→中等部英語教員 |
アニメ版担当声優 | 佐藤利奈 |
ドラマ版担当俳優 | 柏幸奈 |
概要
本作品の主人公で、9歳(数えで10歳)で麻帆良学園中等部の英語教師になった天才少年(余談だが、現実の日本では、義務教育や労働基準法の関係上、小学生クラスの年齢の子は絶対に先生になれないぞ。ははは。アニメだからね。)。
魔法使いであり、メルディアナ魔法学校でトップの成績を修めた。誕生日は1993年5月2日で、イギリスのウェールズに生まれた。好きなものはネカネお姉ちゃんとハーブティ。そしてアンティークの杖と、名前の洒落なのか、イギリス人なのに焼き鳥のねぎま串まで好きである。嫌いなものは風呂と一人で寝ること。
性格は非常にジェントルマンで心優しい。しかし、それゆえに自分を犠牲にしがちで、このことは指摘されている。中盤以降は10歳とは思えないほど大人びた言動になるが、タイムマシンを手に入れた途端にキラキラと目を輝かせて恐竜時代に行きたがるなど年相応に子供らしい一面を見せることもある。
また、ハーブティーが大好きで、年の近い犬上小太郎とは歳相応の幼っぽさで振舞われる。
親族等
父親はナギ・スプリングフィールドで、サウザンド・マスターと言われた最強の魔法使いであった。ネギが最も尊敬する人でネギは父さんっ子でもある。
母親はアリカ・アナルキア・エンテオフュシアであり、彼女は王女でクーデターで国民を救った人であったが、ネギは魔法世界に来るまで母親の存在を知らなかった。(その為か、初めて知った時ネギは「母さん」ではなく「母」と呼んでいた。ちなみにナギには「父さん」と呼んでいる)
↑ネギの両親。エヴァ曰く、外観は父親に似て中身は母親に似ているらしい。
ご先祖様はオスティアの初代女王・アマテルという大魔法使いで、その血を継ぐものは神代の魔法が宿ると言われている。また、アマテルの父親は、ナギの拉致及びエヴァを吸血鬼にした張本人にして「始まりの魔法使い」こと「造物主(ライフメーカー)」だと言われている。母方の祖父はアリカのクーデターの形でいなくなった。
父方のいとこにネカネ・スプリングフィールドがいて、ネギにはカモミール・アルベールというオコジョの使い魔を従わせている。
また、「ネギの子孫」を自称していて、能力的にどこか似ている超鈴音が存在する。更には、母方の親族だと思われる神楽坂明日菜が主なパートナーとして活躍している。
能力
父親譲りの天才で、生まれながらに凄まじい量の魔力を保有し、元々基礎魔法の応用が得意だったこともあってか大技も使いこなせる。それは、エヴァンジェリンの編み出した凶悪な大魔法である「闇の魔法」をマスターするほど。ネギは主に風と雷の魔法を使い、雷を起こす技「白き雷」「千の雷」や、それらを応用した自己強化技「雷天大壮」、また雷攻撃だけにあらず、風による魔法攻撃もできる。
序盤では遠距離戦を中心とするオーソドックスな魔法使いタイプであったが、大悪魔ヘルマン伯爵との戦い、そして父への憧憬から魔法剣士(実際は魔法拳士だけど)になることを選択。古菲やエヴァとの特訓を経て中国拳法をマスターした。
アーティファクトは「千の絆(ミッレ・ヴィンクラ)」。これを使ってほかの人のパクティオーカードをスキャンすると、対象のカードのアーティファクト及びその能力をネギも使うことができる。このアーティファクトは、魔法世界編でテオドラが大会のジャック=ラカン(ナギの仲間の男)戦で一時期仮契約されたもので、大会の後にこのアーティファクトは無くなっている。
アーティファクトの出番はこれだけで二人は拳での戦いを望んでいたが為にすぐに出番が終わったが、原作340話での、雪広あやかによる逆パクティオー未遂でのカードでは、テオドラが主とするカードのイラストが同じ、千の絆を持ったネギのイラストが描かれていた。
その他
- ネギはイギリス人なので、イギリス人の特有である性質(風呂嫌い、紅茶好き)もちゃんと持っている。また、ふるさとであるイギリスは飛び級が存在するので、現地ならこの年で先生になり得ないこともない。
- ネギに中国拳法を学ばせたのは、体術向上に説得力と後ろ盾を持たせ、現実に存在する武術とファンタジックな戦闘術を同時に登場させて、強さのグラデーションを作り、強さが現実離れしないようにするため。
- 没デザインは『A・Iが止まらない!』の男フォーティそっくり。
- 初期案では、ネギの名前は、「ネギ・T・シルバーバーグ」だった。 主人公は食べ物の名前が良いと考えられて、いくつかの候補の中から「ネギ」が選ばれた。
- 上記の通り日本では先生になれないので、実際、物語の序盤では千雨は「労働基準法違反だろ」と突っ込んでいる。風香も「先生は10歳なのに先生だなんて、やっぱり普通じゃないと思います!」と言っているが、その後の鳴滝姉妹がパーティの提案をあげているのでその点はあやふや。また、上司たちも含め小学生クラスの年齢の子が先生をすることにあまり突っ込まない傾向が強い。そもそもネギが子供なのに教師になれたのは、 麻帆良学園が日本政府の上部組織と関係がある特別な存在だから。 上部組織も「魔法」のことを知っているらしい
- ネギの父は、最終回付近では復活していた(助けた方法は不明。また単行本での追加ページや本編最終章での超の言葉、さらに続編の存在と内容から、これが本編に繋がらないパラレルワールドに依る可能性も指摘されている)。また、ネギの母の行方は未だに不明。
- 原作353話・卒業式の日にて、好きな人がいるのが発覚したが、名前は不明で、アスナに教えていたことやその時のやりとり…
- 「まあ逆にね!一周回ってネ!あー…納得かなぁ。いやあ、でも実際つきあうとどうなのかなー。ある意味似た者同士ってとこもあるし…」という言葉から、少なくともアスナではないことが予想される
- 続編単行本12巻の初版限定スペシャルBOXにある赤松先生のインタビューにてネギの好きな人及び結婚相手が判明。ネギま!ファンであれば是非とも購入し気になるその人を確認してみよう。
関連タグ
天然フラグクラッシャー、鈍感:アスナとの初対面では記事冒頭の通り、恋する乙女であるアスナにとっての禁句を言ったり、自分に好意を寄せるヒロイン達の気持ちに気付けない等が理由
春場ねぎ:「ネギま!」と同じくマガジンに連載されたラブコメの作者。ネギがペンネームの由来。
アスネギ:メインヒロインであるアスナとのカップリング。
関連・類似する他作品のキャラ
綾崎ハヤテ:一人称が「僕」で、礼儀正しく紳士要素がある主人公で、「ナギ」という名の人物と縁があり、女装がとても似合うという共通点がある。ただし、こちらの父親は更生が絶望的なクズ人間である。
ジーニアス・セイジ:『ネギま!』の連載がスタートした同じ年に発売されたRPG『テイルズオブシンフォニア』に登場するキャラクター。一人称が僕で頭が良く、戦闘では攻撃魔法を扱う魔法使い、姉がいる。と言った共通点があるが、相手に対して小生意気になる所がある(強いて言えば犬上小太郎に近い)、『接近戦が不得意で、物理攻撃に滅法弱い』といった相違点もある。
田中ぷにえ…中の人と魔法が使えることが共通している。しかし性格や信念は正反対どころかある意味、ネギというか、ネギまという作品そのものを真っ向から全否定するアンチテーゼと言えるキャラクターである。
※ 以下、ネタバレ注意 |
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「UQ HOLDER!」でのネギ
実質上の続編(のちにパラレル続編と判明)である『UQ_HOLDER!』において、同作の初期より主人公である近衛刀太の祖父として言及されている。
ただし、刀太は実験でネギほか複数の人間(実はその中にはアスナの遺伝子も含まれている)の遺伝子を用いて合成された特殊な遺伝子を元に培養された存在(自然な生殖を用いず、科学と魔法によって人工的に造られた合成人間、すなわちクローン人間)であるため、通常の家族や血縁的な祖父孫関係とは言い難い。とはいえ刀太はネギの「闇の魔法」とアスナの「魔法無効化」を同時に受け継いだ、まさに両者の孫と言うにふさわしい能力を持っている。(詳細は近衛刀太の項目を参照)
本作(および『ネギま!』を含めた世界観上のシリーズ)における最悪最凶のラスボスにして父であるナギのカタキでもある、「始まりの魔法使い」にして「造物主」なる全ての元凶そして幼きネギの元に魔族たちを送り込んだ張本人でもあるヨルダ・バォトを、自らの存在を賭けて屠り父の仇を討ち世界を救った「偉大なる魔法使い」として人々の間では認知されている。だが、その代償に自らも死亡してしまったとされる。
ただし、実際のところヨルダの本質は「自らを倒した敵に憑依して乗っ取る」力である「報復型憑依能力」を備えた精神生命体であり、ナギもまたネギが成長する間、自らの肉体の主導権を争う精神戦の最中にいた。ネギの村に魔族を送り込んだのも、実はヨルダに憑依されたナギがやってしまった事で、その一件の結果として、ヨルダの憑依から一時的に主導権を取り戻したナギがネギを救った、という構図をもたらしている。
結論としてヨルダに対して情報が不足していたネギは、ナギもろともにヨルダを倒してしまい、自らも父と同じくヨルダに憑依され終わりなき精神戦への道を歩む事になる。そして精神生命体として一日の長があるヨルダを相手にネギはナギ同様に防戦一方を強いられ精神力を削られ続けていく事となってしまう。
そして最終的に力尽きたネギはヨルダに精神の主導権すらも奪われ、刀太の前に「始まりの魔法使い・ネギ=ヨルダ」として立ちふさがる事になってしまう。
しかしネギもまた、ただ精神力を削られていたわけではなく「自らの後に続く者」(すなわち孫である刀太)のために、ヨルダ打倒のための「道標」を遺し、刀太に対してそれを追うようにメッセージを残した。
その後紆余曲折あり刀太たちの活躍でヨルダは打倒、ネギたちおよび彼を保つべく共に吸収されたヒロインたちも無事解放された。
長年ヨルダの中で一緒にいたからか、余生はそのメンバーでずっと一緒に過ごしていたという刀太の言によれば「家族みたいなもの」。
なおKC28巻(最終巻)の裏表紙ではヒロインたちそっくりの姿の子供を連れている姿が描かれており、いわゆるハーレムエンドになった模様。(しかもよく見ると木乃香と刹那の子供だけ二組ずついるため、あちらもあちらで別に結ばれていたらしい)
「UQ」ネギファミリーの面々
- 神楽坂明日菜…センターで子供をネギと二人で手を引いており、当初のメインヒロインの面目躍如といった扱い。
- 近衛木乃香
- 桜咲刹那
- 宮崎のどか
- 綾瀬夕映
- 長谷川千雨
- 絡繰茶々丸…ロボットのためか彼女の子供はいない。
- フェイト・アーウェルンクス…流石にこちらの子供はいない。
関連タグ
ジョナサン・ジョースター:一人称が僕の主人公で、『イギリス生まれなのもあって礼儀正しく紳士の要素がある』及びラスボスに肉体を乗っ取られてしまったという共通点もある。