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データ

初登場ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン
タイプくさ
威力150
命中90
PP5
分類とくしゅ
範囲相手一体
直接攻撃×
備考使ったポケモンは次のターン、反動で動けない。
英語名Frenzy Plant

概要

ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』で初登場したわざ

上記データからも分かるようにくさタイプ版「はかいこうせん」。説明には巨大な樹木を叩きつけるとあるが、特殊技に分類されている。

習得できるのは草御三家の最終進化形のみである。


150という威力は魅力的ではあるが、実際の使用率は低い。…と言うのも、草タイプは基本的に補助技を活かしてテクニカルに攻める戦法がメインになる。行動回数が重要になる補助戦法で1ターンの行動ロスは相当痛い。

物理アタッカー寄りのドダイトスブリガロンは特攻が低く活かしきれない。

ジュカインにしても、低耐久での行動ロスは辛すぎる。ジャローダについてはリーフストーム」を連射した方が強いので使われない。

そもそも御三家特攻ワースト1のゴリランダーは言わずもがな。


使えるとしたらやはりメガニウムだろうか。

『ファイアレッド・リーフグリーン』時点では、フシギバナ専用技であり、他のくさタイプのわざとしてあまりいいものがなかったため採用されるケースもあったが『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』でくさタイプ特殊技で命中率が安定する「エナジーボール」が出たのでほぼ使われない。

採用するなら「しんりょく」発動時の最後っ屁として使うと良いだろう。


……と思っていたら、『ポケットモンスター サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』のZワザ「ブルームシャインエクストラ」や、『ポケットモンスター ソード・シールド』のダイマックス技「ダイソウゲン」、フシギバナの「キョダイベンタツ」のベース技として需要が出てきた。

他の技に比べて威力が高くなる上にダイマックスであればそれまで不可能だった連発もできるため、採用率が高まっている。

場合によっては素で使うこともなくはないようだ。


2015年の『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』の前売り券で入手できるアルセウスは「ブラストバーン」と「ハイドロカノン」は覚えているが、なぜかこの技だけは覚えていない。その代わりとして採用されている技は「だいちのちから」である。おそらく映画内の「いましめの壺」の復元精製が「火・水・土により生み出された」とされてくさタイプが入っておらず、じめんタイプが代役となったため。

初代『ポケットモンスター 赤・緑』のイーブイが使える買える進化の石といい、草はハブられる運命にあるのだろうか(現在はちゃんとリーフィアになる)。

ちなみにミュウは『ボケットモンスター スカーレット・バイオレット』まで覚えられなかったが、テラスタルによりこの技を1番使いこなせている。


余談だが、英語名は2つが同じ名前なのに対し、ハードプラントだけは「Frenzy Plant」になっている。


外伝作品での登場

ポケモン不思議のダンジョンシリーズ

『ファイアレッド・リーフグリーン』と同様にフシギバナのみ習得可能だが、かしこさを☆7以上(「マグマがきらい」)にした上でレベル99にならないと習得できないと習得までが非常に困難。一応角抜けではあるが正面1マスしか攻撃できず、1ターンようすみ状態となってしまうのは難点。


草御三家が習得可能となり、かしこさは☆3以上・習得レベルも72まで引き下げられた。


ポケモンGO

スペシャルアタック(ゲージ技)の一つとして登場。


コミュニティ・デイの対象となった草御三家を、イベント期間中に最後まで進化させることで、この技を習得した特殊な個体へと進化することができる。

イベント以前に捕まえておいたポケモンを進化させても習得可能な一方、既存の最終進化ポケモンにわざマシンスペシャルを使ってこの技を習得させることはできないので注意。


2023年5月現在、

に習得のチャンスがあった。

恐らく、今後追加される草御三家の最終進化系も習得できるようになるものと思われるので、今のうちから個体の厳選等を行っておくのが良いだろう。


肝心の性能は、ゲージ消費が1/2であるのに対し、威力は100と1/2ゲージ消費技の中でトップクラスに高く、それでいて技の硬直時間も短めというとんでもないもの(早い話が、シャドーボールマジカルシャインのくさ版と思っていただければ良い)。

ぶっちゃけ原作での不遇っぷりが嘘であったかのような超高性能な技であり、現在では草御三家の最強技としての地位を欲しいがままにしている。


フシギバナの場合

これまでのフシギバナは、通常技では「つるのムチ」による圧倒的な連射性を持ちながら、くさタイプのゲージ技では、威力こそ抜群だが非常に出の遅い「ソーラービーム」か、出は速いもののフルゲージ技としてはいささか威力の低い「はなふぶき」のどちらかしかなかったため、爆発力はあるものの小回りが利きにくいという難点があった。

また、通常技の出こそ早かったものの、フシギバナ自身の攻撃力はそこまで高くはないため、同じソーラービームを覚えるくさポケモンであるナッシーに比べて火力の面では劣ってしまうのが現状であった。


しかし、この技を習得したことで、フシギバナは圧倒的なゲージ回収能力とゲージ技の驚異的な連射性の2つを同時に手にすることとなり、遂に長年の弱点を完全に克服それまでくさタイプの中で最も攻撃力があると言われていたナッシーとも互角に渡り合えるほどの強キャラへと一気に変貌を遂げたのである。


このため、現在ではジム攻略・防衛の双方およびレイドバトルにおいてもこのハードプラントを習得したフシギバナを多く見かけるようになり、ソーラービームに代わるフシギバナのメインウェポンとして大活躍している。

本編での不遇っぷりが嘘であるかのような大躍進を遂げたと言えるだろう。


メガニウムの場合

コミュニティ・デイの対象に選ばれたことにより、メガニウムにもつるのムチ+ハードプラントという草タイプ最強と言える技の組み合わせが与えられることになったのだが、攻撃種族値がフシギバナ以上に低かったのが難点であった。

ハードプラントを習得しても尚、フシギバナやナッシーといった優秀アタッカーには幾分も劣っているため、実用性を求めずに「コミュニティ・デイに参加した証」程度に考えておくのが良い…とされていた。


しかし、トレーナーバトルの実装後は、メガニウムの耐久性の高さが注目されるようになり、低めの火力もこのハードプラントである程度は補えることもあって、十分に実用性のある技として再評価がなされている。


ジュカインの場合

ジュカインは通常技でむし技「れんぞくぎり」を覚えられる。

一見するとタイプ不一致なので微妙と思われがちだが、この技、単発の威力は低いながらもつるのムチを上回る驚異的な連射性能の高さとゲージ回収能力を誇る技であり、これによってジュカインは他の草御三家よりも短いスピード&スパンでハードプラントを使用できるという強みを持っている。


なお、ジュカインはこれ以外にも威力70の3ゲージ技である「リーフブレード」を持っており、こちらは総合的な威力ではハードプラントには劣るものの、硬直時間が更に短く、より安定した立ち回りができるというメリットもあるため、性能面では一長一短となっている。


2022年12月にはついにメガシンカを獲得カミツルギを凌ぐDPSを出せるようになった


ドダイトスの場合

ドダイトスの通常技の候補はダメージが高い代わりにゲージの貯まる量が少ない「はっぱカッター」「かみつく」である。

他の御三家と異なりゲージ効率に優れた通常技が無いため、ハードプラントを発動できるゲージを貯めるまでに時間がかかってしまい、時間あたりの攻撃力ではフシギバナやジュカインに一歩劣ってしまっている。

が、草御三家の中でも高水準の耐久力や、独特な複合タイプであることに由来する耐性の違いがあるため、他の草御三家との差別化は十分可能である。


ジャローダの場合

耐久がフシギバナよりも高く割いているため、主にジム防衛やトレーナーバトル向きのポケモンになる。

汎用性はあまり高くなく、1/2で攻撃を2段階下げる「グラスミキサー」、ひこうタイプの「つばめがえし」ぐらい。前者は不利対面の相手に後遺症を残すチャンスがあること、後者はくさ・かくとう・むしタイプ相手に弱点を突けることが利点。どちらを選ぶかはプレイヤー次第。

因みに、エアームドデンチュラにはつばめがえしよりハードプラントの方がダメージが入りやすい。威力が2倍近く違う所以である。


ブリガロンの場合

くさ・かくとうという汎用性の広さ故、様々な場面で採用されやすく、マスターリーグにも起用されたこともある

ただ、かくとう技は貧弱「けたぐり」と攻撃・防御ダウンの「ばかぢから」とラインナップがやや微妙で、基本的にくさ技で攻めるのは他の草御三家と変わらない。

ひこうタイプに滅法弱いが、カウンターとして「うちおとす」を覚えさせる手もある。


ジュナイパーの場合

多彩なくさ技を駆使できる器用さこそあるが、いずれも決定打に欠けていたため、ハードプラントの習得は必須であると言えよう。ゴーストタイプで同じ威力100のシャドーボールを使うオーロットとは、対極の存在である。



アニメでは

アニポケでは地面から木の根のようなものを伸ばす技として描写されたが、「めざポケ」編ではドダイトスの甲羅に生えた木の根を伸ばす技として描かれた。


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