概要
CV:津田健次郎
ギルド「四つ首の番犬(クワトロケルベロス)」に所属する魔道士。別名「酔いの鷹」。目の周りの独特な化粧と中華風の髪型、瓢箪型のピアスが特徴。
酒と女が大好きな軽薄な男で、酒を樽で飲むカナに飲み比べで勝つほどの超絶酒豪。四つ首の番犬の中でもトップクラスの実力を有し、第1部時点ではあのエルザが一度も勝てなかった(負けもしなかったが)という凄まじい強さを誇る。
というか、作劇的な面における四つ首の番犬の存在意義の殆どは「バッカスがいる」である。
大魔闘演武編にて先駆けて勝手に妖精の尻尾の酒場に登場し、カナを呑み比べで潰すとブラジャーを分捕って放置するという暴挙に出て去っていった(ワカバ曰く「やめろー命が惜しくねーのかギルダーツに殺されるぞ」)。
本戦では2日目から本格参戦。体力勝負の「チャリオット」にて最初からベロ酔いにも拘らず1位を取り、続くバトル枠で(国王トーマ・E・フィオーレの手違いにより)妖精の尻尾のエルフマン・ストラウスと対決。「勝ったらお前の姉と妹を一晩よこせ」と無茶な要求を突きつけてしまいエルフマンを激昂させ、激戦の末に敗北を喫した。
以降も一夜に逆転負けするわ、完全な不意打ちとはいえスティングに倒されるわとあまり目立った活躍は無かった。
七竜襲撃の際には竜からの攻撃を受け瀕死の重傷を負ってしまうが、ウルティア・ミルコビッチが命を賭けて時間を戻したため復活し、無事に攻撃をかわし事なきを得た。
その後はカナとも仲直りしたようで、良い飲み友達としてバカをやっているようである。
魔法
掌底を打ち込むと同時に魔力を放つ劈掛掌を使用するため、格闘戦における戦闘力は極めて高い(エルザやエルフマンといった近接系の魔導士とも全く遜色ないほど)。おまけに酔えば酔うほど強くなる酔拳と合わせた予測不能の動きを有するため、見切って躱すのも困難である。