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データ

全高/46.0m

重量/2200t

スピード/350km/h

出力/1000万馬力

世界/キカイトピア

概要

第22カイ!から登場。

第14カイ!にて破壊されたバトルシーザーロボの2号機にして、前機の得たデータを元に計画の調整を行なったイジルデがアップグレード・再建造した強化型暗黒巨大ロボ。

頭部に王冠を思わせる形状のパーツ『シーザーホーン』を増設された他に外観の違いはないが、初代の戦闘データを基にした改良により性能が大幅に向上し、頭部のシーザーホーンで大気中のエネルギーを集める事で半永久的な稼働が可能で、長時間の戦闘にも対応している。

更に肩口等へビーム砲を増設、ソードシーザーも刃部分が上下に開く事でビーム銃砲として扱える。そして暗黒剣の切っ先を円状に動かす動作から放つ『シーザー暗黒剣唐竹割り』や、ソードシーザーも含めた全ビーム銃砲からの一斉射撃『シーザー暗黒雷冥撃』といった必殺技も新たに追加された。

しかし再設計の段階で、イジルデが本機の仮想敵をゼンカイオーツーカイオーのままという希望的観測を前提にした上で、開発期間を掛け過ぎた結果、総合的なスペックは機界モードになったスーパーゼンカイザーに迫る反面、敵の新戦力であるゼンカイジュウギアの力をあまり考慮していない仕上がりとなった。

それでも操縦するステイシー/ステイシーザーの操縦センスと覚悟により、第21カイ!で破格の戦闘力を見せつけたゼンカイジュウオーと互角に戦うも、決め手に欠けた上に、上記の長時間の戦闘を可能にした仕様が逆に仇となっていたずらに戦闘を長引かせてしまった結果、ステイシー自身の消耗を招いた末に、機界モードを解除されて仕切り直しに持ち込まれた。

続く第23カイ!では、機界モードのスーパーゼンカイザーを覚悟と気迫を乗せた波状攻撃で攻め立てるも、スーパーゼンカイザーがゼンカイジュランと合体してスーパーゼンカイオージュランとなり、飛行しつつゼンカイミサイルの弾幕で反撃された事で優勢を破られる。

直ぐにイジルデが独断で送った、援軍のクダイテストが相手を捕まえた隙に体勢を立て直すも、直後に乱入したスーパーツーカイオーにクダイテストが倒された事で再び優勢が崩され、その流れから再合体したゼンカイジュウオーと真正面からの必殺技の撃ち合いに持ち込まれる。

そして、ステイシー自身の全ての覚悟と気迫を込めたシーザー暗黒雷冥撃で、カイジュウマックスブラスターと真っ向から押し合うも、対する介人も同等の覚悟と気迫を込めて対抗した結果、真正面からの押し合いに後一歩及ばすに押し負けてしまい爆散・完全破壊された。

この結果に対して、イジルデは「あいつの力などこんな物か」と無責任な評価を冷淡に下すだけだった。しかし深手を負いつつも何とか一命を取り留めていたステイシーは、ゲゲに回収されてイジルデの元へと運ばれていき、とある人物の協力も受けて治療される事になる。

ちなみにイジルデは、バトルシーザーロボ2世の敗因はステイシーのせいだと勝手に決めつけていたが、前述した通りバトルシーザーロボ2世は元々仮想敵がゼンカイオー、ツーカイオーのままで開発された機体であり、むしろそんな機体で機界モードのスーパーゼンカイザー、スーパーゼンカイオージュランと連戦した上で、ゼンカイジュウオーと真っ向から張り合うという大立ち回りができたのは、操縦者であるステイシー自身の高い操縦センスと覚悟に他ならない

むしろイジルデがステイシーの実力不足と一方的に断じ、自分の判断ミスを棚上げして操縦者の重要性を軽んじた事が、次のゼンカイオーブラックジュラガオーンの開発とその失敗に繋がる事となった。

余談

頭部の角が3本になっている事や必殺技前のアクションから、ダイデンジンもモチーフに加わったと思われる。

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