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ベラルーシ共和国

べらるーしきょうわこく

ベラルーシ共和国とは、東ヨーロッパにあるかつてソ連を構成していた国の一つである。
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概要

ベラルーシ共和国(BY:Рэспубліка-Беларусь)とは、東欧国家

1991年ソビエト連邦から独立した。首都ミンスク

東はロシア、南はウクライナ、西はポーランド、北はリトアニアラトビアと国境を接する。

1985年のチェルノブイリ原発事故の影響をモロに受けており、放射線が原因のがんの患者も多い。

この事故によって耕地の5分の1が汚染された。


国名は「白のルーシ」を意味する。

この白は、ベラルーシがタタール人やリトアニアの支配から自由であったことを意味するという説や、雪や毛髪の色だとする説などがあるが、定説はない。

ソ連時代まではロシア語の「ベロルシア」の名で呼ばれ、日本でも部分的に翻訳された「白ロシア」の名前で呼ばれていた。


初代大統領であるルカシェンコが「ソ連の復活」を目指した強権的な政策を敷き、強引な手段で選挙を6連続も当選、2022年時点においても大統領の座に居座り続けているため「ソ連の遺物」「欧州北朝鮮」「ヨーロッパ最後の独裁国家とも呼ばれている。


ロシアとは国家連合を組んでおり関係が深いが、主導権を巡る対立から国家統合の実現には至っていない。

また、ヨーロッパの国で唯一死刑がある国であり、EUへの加盟は不可能かと思われる。


歴史

現代ベラルーシにあたる地域はキエフ・モスクワを中心としたロシア側からも、キリスト教世界の側からも「辺境の地」であった。

比較的長い間キエフ・ルーシの影響下にあったこの地域は、12~13世紀ごろから西方に勃興したリトアニア大公国の支配下となり、さらに同君連合を組んだポーランド王国の影響を色濃く受けていくが、地方全体は「ルテニア」(ルーシの意)と呼ばれ続けていた。


18世紀末、ポーランド・リトアニア連合は周辺諸国に分割され、ロシア帝国領となる。

現代ポーランド領となる地域が「ポーランド会議王国」として一応の自治をのちに与えられたのに対し、ベラルーシ側はロシアの一部として扱われた。

ロシア革命の中でベラルーシはソビエト連邦の一構成共和国となる。

国土は第2次大戦後のポーランド領西方移動に伴い西に拡大し、その後のソビエト崩壊に伴う独立後も引き継がれた。


関連項目

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